紅魔館に拾われた少年はゆっくり暮らしたい   作:ユキノス

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こんにちは、年度末という事で予定が詰まりに詰まっているユキノスです。
でも書く、ここは重要です。外しません。
さて本編の話に移りますが、今回で永夜抄本編は終わりです。それより何よりEXですよ。未だに何やろうか決まってないんです。今の案が、
・慧音の手伝い
・妹紅と手合わせ
の2つなんですが……他に何かやってほしい事とかありますか?
ではどうぞ。


永き夜の終わり

「……さて、傍観といきますか」

「なあ、輝夜と何話してたんだ?」

「んー?内緒」

まさか、妖怪の分際で(元々人間だったが)人間の可能性の話をしていた、なんて言えない。

でも、妖夢なら、魔理沙なら、咲夜なら。必ず、輝夜に勝てる。

証拠は無い。でも、確信はある。不変すら打ち破れる、可能性の力。

「あ、ほら。魔理沙達色々やってるぞ」

「露骨に話逸らしやがって……って、何だありゃ。瓶?」

「……だな。何に……って、ありゃ火炎瓶だ!」

思った通り空中では割れず、床に落ちてくるそれを慌てて掴み、どうにか火事は避ける。……にしても、どこに火炎瓶なんか入れてたんだろ?

「あっぶないなあ……」

「物作りは得意そうだけど……ありゃ使う場所を弁えないタイプだな」

全くもってその通り……だと思う。魔理沙があのゴチャゴチャした家―未だに掃除には行けていない―で何をしているのかは不明なので、作るのが得意かどうかは分からない。

ただ、アリスも居るのでどうにかなりはしそう、なのだが……その真偽やいかに。

「彗星『ブレイジングスター』!」

「あら危ない。怖いわねぇ」

クスクス笑っている間にも、咲夜のナイフやレミィのグングニル、妖夢の刀に幽々子の弾幕、更にはアリスの人形達が続々と攻撃を仕掛けている。しかし、輝夜の余裕は消えない。

――まあ、能力で瞬間移動すれば余裕で躱せるんだろうけど。

「でも使わないんだろうな、輝夜の事だし」

「お前もそう思うか?」

「うん、楽しんではいるけど……ある意味、面白がってるみたいな……」

「上から目線で人を見下し、いつでも我儘なのが蓬莱山輝夜だ。ありゃあ一生変わんないよ」

うーん、もこ姉が言うと説得力がある……にしても暇だなぁ……ついでに眠いなぁ……。

「ふぁ……ん~、眠い……」

「終わったら起こすから寝てな。動きっぱなしで疲れたろ」

チョイチョイと手招きし、胡座を掻いた膝の上を指差すもこ姉に、ふらふらと歩み寄って――

「っとと。……もう寝たのか、早いな……」

 

―*―*―*―*―*―*―*

 

「人符『現世斬』!」

「っ!……あーらら、負けちゃった。貴女達の答え、確かに届いたわ」

「さあ、月を戻しなさい!」

「そうね、じゃあ――」

桜色の唇が、薄く笑みを作った。座っている私に対し輝夜は浮いているが、それでもはっきりと見えた。

「――このスペルカードを耐え切ったら、ね」

――『永夜返し』

「……ったく、終わったんだか終わってないんだか分かんないじゃないか……なあ霊夜」

赤の混じった銀髪を撫で、眠っている筈の霊夜(弟分)に向けて呟く。……うん?前より赤が減ったか?

「でもま、あいつらなら終わらせられるか……夜明けは近いな」

その言葉が小さく響いてから、およそ5分弱。腹を抱えて大笑いする輝夜に呆れつつも、日の光が窓から射し込んで、吸血鬼を除いて解決した者達を照らしている光景は、とても綺麗だった。




永夜異変、完ッ!
この後は、宴会やって、EXやって、日常挟んで花映塚ですね。
えーきっきは背が高いんですよ!小町が(色々)異様にデカイだけですよ!
ではまた次回(笑)。
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