9月19日にこれを投稿し始めてから早1年。未だにカセキホリダーの小説は案すら出ないですが、この小説は末永く愛していただければ幸いです。
さてさてご挨拶はそれぐらいにして、今回は中盤をラジオ形式でお送りしていきます(もはや隠さない)。
内容は前回と似たような……と言うかまあほとんど同じなんですけど、今回は霊夜×影狼コンビで進めていきます。あと割とメタ話あるかと思います。てかあります。
という訳で、本番行きまーす!……あ、まだ早い?
ではどうぞ。
朝、いつも通りの時間に目が覚めた。欠伸と共に起き上がり、大きく伸びをする。
「おはよっ、霊夜!」
隣にはフランが居た。吸血鬼にとっては昼が夜で夜が昼な為、頑張って起きたのだろう。帽子越しによしよしと頭を撫で、寝間着から普段着に着替える。ある意味いつも通りの朝だ。フランもたまに起こしてくれる事がある為、そこまで不思議ではない。
「ふぁ……今日は何しようか……」
「あっ、そうだ!お姉様が霊夜の事呼んでたよ?」
「……えぇ?俺だけ名指しで呼ぶとか嫌な予感しかしないんだが」
事実である。この前はそれでラジオに出演させられた。今回もきっと、それに似た類のものだろう。
「分かった、朝食食べたら行くよ。ありがとなフラン」
「えへへ~♪」
何故かは分からないが、フランは俺に対してかなり甘えたがる。何故かはほんとに分からない。ネタ抜きで分からない。
―*―*―*―*―*―*―*
霊「……で、ほんとにラジオやるのな。あれってそんなに好評だったのか?」
影「う、うーん……私にはちょっと分からないかな……」
霊「……まあいっか。そんじゃ、始めるとしますかねぇ……こんちわ、最近名字が忘れられそうになってる新月霊夜です」
影「え、そうなの?……い、今泉影狼です、よろしくお願いします」
霊「はいお願いしますよっと。今回は……今回も質問のお便りが来てるんで、それに答えて行きたいなと思ってる訳なんだ」
影「なんか……私達の日常が他人に見られてると思うと照れるね」
霊「ン゙ン゙ッ……まず最初のお便り、……えーと、鴉羅雲さんから。『気のせいでなければ、紅霧異変の時より丸くなりました?』……俺そんなにツンツンしてた?」
影「してた……って言うより、霊夜人見知りさんだからギクシャクしてたよね。あの後『やり過ぎたかな』って言ってたって大ちゃんから聞い──」
霊「わ、わーっ!わーっ!……あー、やっぱ大妖精には敵わないな……そんじゃ次、影狼選んで」
影「はいはい、えーと……これっ。えー、東京都……?にお住まいのアザミンさんから。『能力って何なんですか?』」
霊「あぇぇ?幻想郷縁起に載ってなかったっけ……?まぁいいや、俺の能力は『月の満ち欠けで力が変わる程度の能力』だよ。新月に近付けば魔力やら妖力が上がり、満月に近付けば下がってくんだ」
影「不思議だよねー、でも妖怪の特性上満月に近付けば妖力が増すから……今は変動無し?」
霊「そそ。だからメリットが無くなった代わりにデメリットも無くなったんだ」
影「だ、そうです。という訳で次の質問、霊夜ー」
霊「はいよ。……えー、……なんて読むんだこれ、大……あ、大阪府?にお住まいの……こ、黒隴さん?すげぇ名前だな……『ゆっくりしないんですか?めちゃめちゃアクティブに動いてますが、これじゃタイトル詐欺じゃないですか?』……そう言われても、俺が異変起こしてる訳じゃないしなぁ……」
影「かと言って、巻き込まれ体質でもないよね?となると……えーと、紅霧異変が起こした側、春雪異変が頼まれて解決に向かって、宴会……は単に興味持って挑んで、永夜異変は他の妖怪の為に行って……。ほとんどに介入してるね」
霊「うぐっ……で、でも花の異変での一件は完全に巻き込まれてたから……散歩が元だし」
影「ほんとかなー、その割には文さんに異変の事聞いてたみたいだけど」
霊「すいません嘘吐きました。申し訳ありません今度(出来る限り)何でもします」
影「ふふ、楽しみだなぁ……さてさて、次の質問はー?」
霊「……俺弄って楽しんでないか?」
影「気のせい気のせい。……
霊「いや、あのー……絶対に満足してもらえる答えはまず出せない。だってそもそも俺が聞きたいし。……信じられるか?これ12年前から着てるんだぜ。洗ってるけど」
影「じゅっ……ええ!?色落ちも解れも無いし……謎が増えちゃった」
霊「まあいずれ分かると信じよう。んで次、は……えー、太陽の畑在住、藍里さんから。『今度、尻尾を触らせてもらえませんか?』……なんかこれ系の質問多いんだけど、なんで?」
影「私的には『今度』っていうのが気になるんだけど……太陽の畑って時点で嫌な予感しかしないよ」
霊「んーとだな……藍里はこの前、俺が太陽の畑行った時に会ったんだ。全体的に青い女の子だったから印象に残ってるよ」
影「へぇ~……会えたら会ってみたいなぁ」
霊「でもたまに居ないからなぁ……まあアレだ、会えたらその時は呼ぶよ」
影「うんっ、楽しみに待ってるから。……で、次の質問は……」
霊「(答えてなかったんだけど……進んじゃったしとりあえずいいか)」
影「はいっ!……あれ、どこに住んでるのか書いてない。えと……QUEST=SIRIUSさん?本名、かな……?」
霊「んな訳あるかい。流石にペンネームだろ」
影「だよね。えー、『フラワーマスターや小さな百鬼夜行と遊ぶ(意味深)するのはいつ頃になりますか?』……え?」
霊「………は?マジで?弾幕ごっこ?正気か?やらないぞ!?いや萃香は前に殴り合い(半強制)したけど、風見幽香はマジでヤバい!怒らせたらもう……死ぬ」
影「ひぇっ……ってその口ぶり、怒らせた事あるみたいな言い方なんだけど……」
霊「さ、さあ次に行こうか!この話割と物騒なの多かったし!」
影「あっ、後で説明してよね!」
霊「……あ、そろそろ時間?これで最後?うん、うん、……はいはい、分かってますよ。……だそうだ。この質問に答えるのが最後だってさ」
影「そっかー……これ思ったより短いんだね」
霊「まあ、質問が無かったか書く気が無いかのどっちかって人が多いんだろ。……あれ、最後も名無し?えー…………って、これ呪文じゃねーか!誰だこんなの混ぜたの!」
影「え、えぇ……最後までイマイチ締まらなかったね」
霊「前回もこんな感じだよ……」
影「あはは……でもまあ、こんな感じが1番なのかな?」
霊「だなー。のんびりやって、たまに笑える。そんな生活がしたいもんだ」
影「あちこち動くのも良いけど、休むのも大事だよ?」
霊「はーい、分かってまーす。という訳で、新月霊夜でした」
影「今泉影狼でしたー」
―*―*―*―*―*―*―*
「……あー、終わった終わったぁ……」
今俺が居るのはヴワル魔法図書館……の、ソファ。いつも使っているロッキングチェアより、ふかふかなソファにぼふんと……行ったらパチェの喘息が悪化するので、座って脱力するだけにしておく。
「お疲れ様、今日はあの狼女が相手だったのね」
「あーうん、前回の魔理沙より断然やりやすかったよ……でもめっちゃ疲れた、なんかパンドラの箱開けたみたいな感じした」
「……貴方、たまに訳分からない事言うわよね」
「え、そう?」
因みに今回のラジオ形式内で出たいくつかの名前は、実際にフォロワーさんだったり絡みがあったりという人です。書く上でもお世話になってたりします。
そんな訳で、この小説も早1周年となりまして。80話も越えまして。UAも37000を突破しました。
これからも、この小説をよろしくお願いします!
ではまた次回。