=事務所=
P「裕子をユニット組ませたい?」
鎌田P「そうっす、企画書も作ってきたっす」
ちひろ「お茶入れましたよー」
P「ありがとう........で、ふーんセクシーギルティねぇ、でメンバーは?」ズズズー
鎌田P「うちの堀裕子」
P「うんうん」
鎌田P「早苗さん」
P「........まあ、セクシーギルティって名前なら早苗さん1人でもできそうだからなぁ」ゴクゴク
鎌田P「グラビア課から及川雫ちゃんっす」
P「ブッフゥ」
鎌田P「大丈夫っすか!」
P「........ゲホッゲホッ........お前マジか......!?」
鎌田P「え?ダメっすか?」
P「いや、まあ、悪くは無い........ただ......部所とか違うし常務に掛け合ってみる、引き抜くかそれともユニットはユニットで部所同士の協力体制になるのか、含めて聞いてくる、だからこの企画書じゃまだ説得力が足りないから、手直しをしてこい」
鎌田P「え?OKっすか?」
P「出来ると思う......ただね.........もしかしたら早苗さんのアイドルとしては最後の仕事になるだろうし、企画書見る限りだとライブと言うよりテレビ受け考えられて良いとキャラ付けだと思うよ、上手くすれば5分番組や深夜番組の一コマに入るぐらいにはなるかもな」
鎌田P「やっぱりゴールデンは難しいっすかね?」
P「人気が出るでないじゃない、お色気系はBPOがうるさいからなんだよ、NJやKBYDはなるべく色気無しで売ってるからゴールデンタイムに出やすい.......衣装もそういうのでまとめてるし.....あああああ放送倫理がなんだよ....見る側はいちいちそんなの気にしねぇっての」
鎌田P「そうっすかね?」
P「あとは、特撮撮ってる制作会社に企画を売り込むか.....映画なら映倫だしBPOより緩いからなー」
鎌田P「そうなんすねぇ」
P「このユニット、キャラ付けが上手いからショートドラマみたいなのはできそう......ただなぁ、正直グラビアアイドルの及川雫の人気におんぶに抱っこになるだろうなぁ、それが出来るのが346の強みなんだけど」
鎌田P「どういうことっすか?」
P「数年前の戦隊ヒーローの右から2番目にいた俳優を覚えてるか?って話よ、確実に言えるのが一枚目役が雫、二枚目が適当なイケメン敵キャラ、三枚目が裕子、四枚目が早苗になるだろう」
鎌田P「????」
P「.......わかってねぇな、歌舞伎の世界の用語なんだけどさ、一枚目は物語の主人公、ここに及川雫!二枚目は優男、イケメン枠、適当なイケメン俳優やらイケメンアイドルが適役として登場するか一般人として出てきて主人公との恋愛に発展!、三枚目は道化役!ボケ担当でアイドルの仕事じゃねぇけどここに堀裕子が来ちまう、四枚目は中堅まとめ役!!早苗さんがピッタリ!!」
鎌田P「なる......ほど?」
P「新人アイドル売り込むにはいいかもなー事務所のゴリ押しって言われないようにうまーく売り込むかー..........取り敢えず企画書完成させてこい、自分は配給会社の人に軽く話してみる」
鎌田P「ありがとうございます!頑張ります、では失礼するっす!!」ダダダダダダ
ちひろ「いつになくやる気ですね」(⚭-⚭ )
P「いつもと同じだろ?」
ちひろ「...........バスト105をうちに引き抜くためじゃないんですか?」
P「.....な、何を言うのかね、ラブリーマイエンジェルちひろたん」
ちひろ「本当ですかー?映画もKカップの揺れを楽しむために動きの多い特撮選んでませんか?」
P「いやいやいや、キャラ付けにあったシナリオを考えたら特撮監督に頼むしかないと思ってね.....」
ちひろ「.......ふーん..........そうですか......では、あとは任せますね」
P「え........?」
友紀「........Pさん.....私って色気ないのかな.....」
P「そりゃあったら困るだろ、というかセクシー路線自体アイドルにとっては最後の切り札だし、可愛いってチヤホヤされてるうちがアイドルの花だぞ、歌って踊れるアイドルが路線変更してセクシー路線で売ったらアイドルとしてはそろそろ賞味期限切れ、グラビア→イメージ→AV転落のパターンが存在するし.......途中引退もあるけど、お金とかの関係で辞められなくなって耐えられず首吊った子もいる.........だからまだ大丈夫.....そうならないための部所だし」
友紀「........うーん........なんか釈然としない...」
P「今回の仕事は早苗さんがアイドルとして売り出すのは最後の仕事になるかもしれないから本気でやらないとな.....今後は元アイドルのタレントとして活動することになるだろうし」
友紀「え........?」
P「セクシー路線で売り込むのにグラドルの雫ちゃんなら問題ないけど、アイドルの早苗がセクシー路線の映画に出るのは大変だろうし、あの中で唯一成人してるからサービスシーンは多めになるだろうし........いわゆるさっきのパターンのグラビアとイメージの間ぐらい...........映画だと下手すりゃ胸ぐらい出せって言われてもおかしくない.....そこまで行くとうちの事務所の管轄じゃなくなるから止めるけど」
友紀「.........偉く詳しいね」
ちひろ「......それはですね......Pさんそういう子が好きになるんですよ」
友紀「......え........?」
P「ちょっ」
ちひろ「映画やドラマをよく見るPさんは作中で可愛い子を見つけると名前を覚えて、業界のコネ使って出演作品を全部チェックし、引退作品まで全部見るんですよ......そりゃグラビアからAVまで全部......」
友紀「.......えぇ........」
P「反面教師てきなアレだから、そんなんじゃないから!」
ちひろ「昔可愛い子いましたねー、何ちゃんでしたっけー?」
P「......たしかユキちゃんでしたねぇ」
友紀「...........えぇ............」
ちひろ「最初は特撮で1回だけ出てきただけでしたよねぇ」
P「そうでしたねぇ.....某最近あまりバイクに乗らなくなったバイク乗りヒーロー番組でしたねぇ」
ちひろ「その後どうなりましたらっけー?」
P「そうですねー、売れなくてですねー、邦画で濡れ場やり切った作品を最後に行方不明になりましたねぇ、借金抱えてたらしいんですけどねえ、ほんまもんの行方不明でしたねぇ、その後完済されてたらしいですねぇ、不思議ですねぇ」
ちひろ「どの業界も下手な失敗すると地獄見ますからね.....」
友紀「.......怖っ......」
P「346プロにだけは喧嘩を売るなよ.......プロデューサーの俺に喧嘩売っても部所変えで何とかなるかもだけど、346に喧嘩売ったらこの業界では働けないと思え....」
友紀「.............あれ?......そう言えばみくちゃんはセクシー、セクシー言ってるけど......」
P「あいつの場合は15っていう年齢がそれを可能にしてる.......李衣菜が18になったら、セクシーのセの字も言えないように教育する.....ユニットだからな、李衣菜にまでセクシーのイメージ付かれると困るし....」
友紀「プロデューサーって大変なんだね」
P「..........ま、お前にも5年後ぐらいにキレッキレのグラビア1本ぐらいに撮ってもらって、アイドル引退→タレント転身して数年に1本写真集出すぐらいに落ち着いてもらうけどなー」
友紀「....えっ.....マジ.......?」
P「5年後、25になった時、アイドルとグラビアと女優とタレントと引退....まだ他にもあるけど......どれが良いよ」
友紀「タレント」
P「だっしょー、そりゃタレントだよなぁアイドル続けてたらスタイル維持のためにビール腹になりやすい体質だから禁酒だろうし、グラビアも同じくアウト、女優として食べていくほどのキャリア積んでないからアイドルとして活動してきた土壌も使えるタレントに落ち着くわけよ......だからな.......お願いだから5年後引退した後に適当なタイミングで適当な雑誌に男とホテルに入る写真撮られてくれー.....不倫じゃなけりゃいい...取り敢えず相手が結婚しても問題ないやつ頼むよー、準備できたら言ってくれよ、情報流して写真撮らせるから」
友紀「............なんが.............大人って汚いね......」
P「お前に吐かれててダメになったスーツと車の買い替え代とクリーニング代は稼いでもらうから」
友紀「.............はい.......頑張ります....」
P「.......というわけで今日の座学のお酒はコレだ.....インドビールの国内品『青鬼』、めちゃくちゃ苦いから一応インドカレーの缶詰も付けとくから明日感想をノートに書いて持ってくるように」
友紀「えー、これ苦くて嫌い」
P「香辛料効いた料理と食べるもんだから......わかりやすくインド料理と一緒に食えば意外といけるんだ、騙されたと思って持って帰れ、これ資料な」
友紀「.....うぅ...わかった.....」
P「追加で酒とか買って帰るなよー」
友紀「はーい.......」
P「さて.....そろそろ休憩.......」
ちひろ「Pさーん、次も来てますよー」
P「....はぁ...次は誰ー」
みく「みくがセクシーキャット路線で売れなくなるってどういうことにゃ!!」
P「あー、もう....何ぃ??セクシー路線で売りたいなら少しは色気を覚えろってんだ!同室の李衣菜を見習え!あいつ普通に年相応の色気を使いこなしてるぞ」
みく「にゃああああああ、李衣菜ちゃんより色気が無いってどういうことにゃー!」
P「まず、そのにゃあにゃあ言うを止めろ!イメクラじゃねぇんだよだほが!」
みく「にゃにおおお!!猫はみくのアイデンティティにゃ!ミクは自分を曲げないよ!!」
P「んで持ってもっとスタイル良くしろ!最近たるんでるんじゃねぇのか?ああ?」
みく「なんですってぇ!、これでも最近痩せたわ!」
P「ああん?セクシー路線で体重減らすのが良いって考え方がお子ちゃまなんだよ!!ほっせぇ体しやがって、セクシー路線で売るならもう少し胸とケツに肉つけてこいってんだ!」
みく「ガルルルルルルキシャアアアアアアアアアアアアア」
P「グルルルルルルルルルルルルルルルルルル」
ちひろ「みくちゃんはスタイル向上を目指して、まずは好き嫌いを無くしましょう......」
P「今度漁港でのグルメロケ入れとくから美味い魚の美味い食い方学んでこい」
みく「にぁああああああああああPさんなんか嫌いにゃああああああああああああああああ」ダダダダダダ
P「...........はぁ.....」
ちひろ「みくちゃん、頑張ってますねぇ」
P「.......そろそろ休憩........」
卯月「..........プロデューサーさん.........」
P「はい.....プロデューサーさんですよー」
卯月「......私の長所ってなんだと思いますか.....?」
P「......それってアイドルとしての強みってこと?」
卯月「.......最近、新人さんも増えて私も先輩になったんですけど、新人の子達ってみんな個性的でダンスも上手くて.......私......お尻が大きい以外何もないなって....考えてたら.....なんか最近寝て次の日が来るのが怖くなっちゃって.........ないよぉ、なんもないよぉ..........」
P「.......じゃあさ.......お前が現役のうちに尻がでかいことの価値が下がる未来が来ると思うか?」
卯月「.....え......?」
P「土偶とかでも分かるんだけどさ、胸とケツがでかいことの価値は太古の昔から常にあり続けるんだ、その価値観は変わってねぇし、今後も変わんねぇ。アイドルとして体は資本だ、そのものが価値なんだよ、だから寝不足にならないようにカフェインの摂りすぎには気をつけて。ホットミルク飲んで寝なさい」
卯月「..........はい......」
P「.......そろそろ、昼......」
秋月「Pさん、昨日の領収書ありますか?」
P「あー、秋月さん、出来てるから持ってってー」
秋月「ありがとうございます」
P「はーい、ありがとうねー...」
P「......そろそろ..........」
まゆ「......うふふふふ....Pさーん」
P「おう、まゆ、どうした?」
まゆ「最近輝子ちゃんと乃々ちゃんが私が居なくても外出できるようになったんですよー」
P「まじか、赤飯炊かな」
まゆ「......そんなにですか....?」
P「よかったよかった、お前も馴染めてるようで」
まゆ「......最近は新しい自分に会えたと思います....後輩が出来てやりがいが生まれました.....」
P「そうか.....やりがいがあったか.......」
まゆ「最初は不安が多かったですけど、少しづつ打ち解けられたのが良かったです....」
P「よかったよかった、今後も見守りを頼むよ....アイドル業も順調だし......」
まゆ「はい.....今日は報告に来ただけなので、失礼します....レッスン行ってきます.....」
P「おう、行ってらっしゃい」
ちひろ「まゆちゃん、変わりましたね」
P「ああ、なんかな。綺麗になったよ。着る服も変わったし。ファンレターにも最近笑顔が自然になったってのがあったし、ファンレターへの返信も始めたらしい」
ちひろ「これまで見向きもしてませんでしたよね?」
P「......いや、これまでが異常だったからね?」
ちひろ「Pさん以外から貰ったものなんで必要ないって言ってましたし、最初は屋上で焼こうとしてましたからね」
P「あれは......俺が確認する前のやつ見ちゃっただけだから.....」
ちひろ「......まだ、その手の人がいるんですね.....」
P「仕方ねぇよ、ファンだけが見てる訳でもないし、ファンが安全とも限らんし.....企業の力で護ってやらんと.....」
ちひろ「そうですねぇ」
P「さて、そろそろ昼飯なんだけど」
ちひろ「忙しそうだったんで、さっき適当に買ってきましたよ」
P「サンキューマイラブリーエンジェゥちひろたん」
ちひろ「ふっふっふっ、もっと褒めてもいいんですよ」
P「きゃー!すてきー!」
ちひろ「もっともっと!」
P「天使!女神!ちひろ様!」
ちひろ「ありがとー」
P「俺の嫁が担当アイドルより可愛くて困るなうっと」
ちひろ「うふふふふふふ」
凛「あのさー、二人とも惚気けるのもいいけど回りみよ?」
P「おう、担当アイドルの渋谷凛略してシブリンどうした?」
凛「あ、ご飯食べながらで大丈夫だよ」
P「悪ぃな」
凛「アイドル業やってたらさ、学校行けなくなる日もあるわけじゃない?」
P「そうだな」モグモグ
凛「そしたらさ、勉強遅れちゃって」
P「把握した....教科はなんだ?」モグモグ
凛「..........全部」
P「あ?何だって?」
凛「.......全部」
P「聞こえねぇはっきりいえ」
凛「全部だよ!」
P「前川ァ!!!!」テレフォン
みく『なんにゃぁああああ』!!!
P「今日のレッスン全キャンセルと漁港へのグルメロケ無しにするから一旦家に帰って勉強道具全教科分持って事務所こい!!事務所のシャワー使っていいし着替え用意しとくから全力でだ!」
みく『!?わかったにゃぁああああああ!!!じゃ!李衣菜ちゃんあとは任せたにゃ!いいいまいくにゃあああああああああ!!』
P「夕飯はハンバーグだああああああああぁぁぁ」
みく『うぉぉおおおおおおおお!!はんばああああああああああああああああああっぐ!!』
P「よし、凛、お前は休憩室で試験範囲のノートのコピー貰ってるだろうからそれの整理と教科書のチェックしてなさい」
凛「.......はい....いや、実は......」
P「なんだ....」
未央「私も......」
P「.......まあ.......ええよ.........卯月は大丈夫何だろうか.......」
未央「しまむーは頑張ってるから....」
P「毎回テスト前になるとこんな感じで勉強やってないやつが生まれるんだよなぁ、隣Pも大変って言ってたぜ.....取り敢えず休憩室で待ってろ」
未央「はーい」
P「......疲れた.....」
ちひろ「コーヒーか紅茶どちらが良いですか?」
P「砂糖なしミルクティーで」
ちひろ「はーい」
P「...........ふう.........」
P「あれ.....年かな......前より疲れてる.......」
胸と尻こと書くの筆が進みすぎて楽だからみんな書こう!!
あと、この作品はフィクションです、実在する個人、団体とは関係ありませんよ