Fate/Grand Order【The arms dealer】 作:放仮ごdz
今回は第二のチェイサーが登場。一度バイオ4に戻ってあのクリーチャーが参戦、ついでにリベレからも彼が参戦と新キャラ祭りになっています。そしてある意味平和な回。楽しんでいただけたら幸いです。
立香達の訪れた島に存在する巨大地下迷宮にて。三メートルもの巨体を持つバーサーカーと、その肩に乗った小さなアーチャーが命からがら正体不明のサーヴァントから逃走していた。
「迷宮の主が逆に追い込まれてどうするの!急ぎなさい、こっちよ!」
「うう…おまえ、だけでも、にげて…」
「馬鹿!貴方がいないと私はすぐに死んでしまうのよ!…とにかくこの柱の陰で休みなさい。貴方頑丈なんだから、じっとしていれば死なないわよ。死なないわよね…?」
「…ん」
「それにしても、まさか結界で閉じる前からあんな化物が侵入していたなんて…あの変態、とんでもないのを送り込んでくれたわ…」
足に傷を負ったバーサーカーの足取りは重く、追い付かれるのは必至。それでも守られるだけの女神であるアーチャーは、立香達が以前形ある島にて出会ったステンノと瓜二つの容姿を持つ彼女、エウリュアレはバーサーカー…アステリオスを諦めるつもりは無かった。彼を休ませている間に、弓を持ち構えるエウリュアレ。自分に何かできるとは思えないが、それでも一人で逃げるよりはマシだった。
「来るなら来なさい…きゃあ!?」
「・・・」
すると天井の岩盤が細長い槍の様な物に貫かれて吹き飛び、トンッ、と軽い音と共に着地し姿を現したのは、漆黒の人型の異形。唯一白い頭部の上半分と、オレンジ色の光を放つ目以外は黒い蟲の様な形状の硬質な筋肉質の肉体を持つそれ…「追跡者」のクラス、チェイサーのサーヴァントは、無言で己の有するサソリの如き鋭く細い尻尾を動かし、アステリオスの胸部を狙う。何もできず、ただ手を伸ばすしかできないエウリュアレが思わず目を瞑った…瞬間。
「!?」
突如、爆発がチェイサーを襲い、尻尾を引っ込め爆発物…ロケット弾頭が飛んで来た方向に向けてキシャーッと威嚇の咆哮を上げる異形を尻目に、エウリュアレとアステリオスが迷宮の通路に視線を向ける。
「その二人から離れなさい、化物!」
そこには大盾を携えた少女と何故か水着でメイドな格好で銃とモップを構えた少女、ピストルを二丁構えた女海賊と青い炎を傍に浮かべてロケランを構えている黒衣の男を傍に控えさせた、オレンジ色の髪をショートヘアに纏めた少女が立っていて。
「…そいつはヤバい、さっさとあの二人を回収して逃げるぞストレンジャー」
「ええ!?」
男、ディーラーの言葉に本気で驚く少女、藤丸立香に張りつめていた空気が緩んだ気がしたエウリュアレであった。
この島に訪れたはいいものの、ゴールデンハインドだけでなくヘリまで出れなくなった上にカルデアとの通信も途絶えるという謎事象が発生。
オルガマリー達は船に残り、立香とそのサーヴァント達が原因を突き止めにサーヴァント反応があった迷宮にドレイクと共に訪れ、特性から怪物ミノタウロスの地下迷宮だと看破しその主を捜していた直後、悲鳴と怒号が聞こえて転々と続く血の跡を見付けた立香の一声で救援に駆け付けた立香達。
立香の命令で正体不明のサーヴァントにロケランを叩き込んだディーラーではあったがその正体を知って悟った。勝てる訳がない、と。何故ならば、かつてレオンをして強敵だと言わしめた存在だったのだから。
「速い…!?」
此方の様子を警戒するチェイサーに、先制攻撃とばかりにセクエンスによる弾丸を放つメイドオルタであったが、見てから回避し、床を一撃で叩き割って地中に潜ったチェイサーに驚愕、死角である頭上から突き出された鋭い尻尾をモップで弾き飛ばし、二丁のマグナムを構えたディーラーと背中合わせで構えた。その間に立香とマシュ、ドレイクがエウリュアレとアステリオスの回収に向かい、二人で時間稼ぎをするという作戦だったのだが、あまりのスピードに翻弄されていた。
「おい、奴の事を知っているならさっさと教えろ商人」
「奴はヴェルデューゴ。ラモン・サラザールの右腕で、俺と同じプラーガに寄生されているタイプだ。奴は、プラーガを使ったB.O.W.の中でも別格の存在だ。恐らくサドラーよりも強敵だ…奴の弱点も存在していない此処じゃ勝ち目は万に一つも存在しない!」
「その弱点とはなんだ?」
「液体窒素。とにかく温度の変化に弱い。炎でも効くっちゃ効くが最も効果があるのは冷凍だろうな」
「…無理だな」
「ああ無理だ。俺の宝具なら間違いなく勝てるがこんなところで残機を減らすのは惜しい。ストレンジャー!まだか!?」
メイドオルタの前に着地したかと思えば一撃浴びせてから反撃を浴びる事無く天井に戻り、今度はディーラーの頭上から襲ってばらけさせてから二人の真ん中に着地。尻尾による薙ぎ払いで二人を下がらせると、二人の一斉射撃を物ともせずにメイドオルタに直進。強烈な左アッパーで胸部に大きな切り傷を作ると再び地下に潜るというチェイサーの動きに全くついて行けない二人。ディーラーの方は殺さずに無力化できると悟ったのか全く攻撃していないところから知性の高さも窺えた。
「救急スプレーで処置は終わったよ!」
「先に出口に急ぎます!お二人もお早く!」
エウリュアレを肩に乗せたアステリオスの案内で地上への出口に急ぐ立香達を尻目に、目の前に立ち挑発してくるチェイサー相手にマグナム二丁を手に機を窺うディーラーはメイドオルタに視線で先に行けと促した。ここは正念場だ、自分が殿をするしかない。
「…ここは任せたが、死んだらマスターが怒るぞ」
「何時もの事だがお手柔らかに頼みたいものだな。急げ、ストレンジャーは任せた!」
メイドオルタも立香達に続き、それを追おうとしたチェイサーの行く手に焼夷手榴弾をありったけ投げ付けて炎で道を断ったディーラーはここぞとばかりにありったけのマグナムを撃ち込み、チェイサーの興味を自らに釘付けにした。
「行かせないぜ右腕さんよ」
天井か地下に逃げられたらアウトであったが、まずかつて己を倒した男と似た声を持つディーラーから仕留める事を決めたのか高速で接近してくるチェイサーに、ディーラーは目の前をナイフで切り裂いた。
「スピードが速い奴は、突っ込む所に攻撃を叩き込め…だったかレオン?」
「!」
それに当たりに行ったチェイサーは怯み、咆哮を上げて左腕の鉤爪を突き出すもディーラーはそれを避けてナイフで頭部を斬り裂き、怯んだところにセミオートショットガンを乱射。吹き飛びはしなかったものの動きが止まり、弾込めした中折れ式マグナムを顔面に突きつけて連射。チェイサーはふらふらと後退し、その間にディーラーは弾込めして再びマグナムを突きつけるも、その瞬間にはディーラーの命は絶たれていた。
「…地面を伝って背後から尻尾で攻撃、か。サドラーの馬鹿より頭が回るな…だが騙し合いならこっちが上だ」
「!?」
執念でその言葉を述べて崩れ落ちたディーラーの体から転がり落ちた複数の焼夷手榴弾が、力尽きたディーラーの手に触れて発火。立て続けに連鎖した炎が大きく膨れ上がってディーラーの死体ごと飲み込まれ、炎に撒かれて苦しみ悶えるチェイサーであった。
「と、そんな具合に離脱して来たぜ」
「だから自分の死を前提にした戦法を考えないでってば!」
「うう…?」
脱出途中で傍に現れて並走しているディーラーに怒鳴り散らす立香の様子に目を丸くするアステリオス。理解できずに唸りながらも走っている彼にマシュが問いかける。
「あの、ミノタウロス…いえ、ここは真名でお呼びします。アステリオスさん、我々の船がこの島から出られなくなった理由は貴方の宝具だと思われるこの迷宮の影響ですね?」
「ええ、そうよ。でも貴方達を閉じ込めたんじゃ無くて、外から入ってくる
「あんな怖いの召喚した記憶は………三角頭ならあるけど知りません」
「そう。ああ、アステリオス。傷は大丈夫?無理しなくていいわよ、そこの男の言う事が本当なら当分は安心だし少し休みましょう?」
「うう、もう、だいじょうぶ」
心配するエウリュアレににぱっと笑って答えるアステリオスに逸話通りの怪物らしさを感じられない一行であったが害が無いなら問題ないと考え直す。今はあの怪物が追いかけて来ない内にこの島から出る事が先決だ。
「あの、敵を防ぐための物だという事は分かりましたが解除していただかないとこちらも立ち往生で…」
「まあ仕方ないわね」
「おや、意外にあっさり納得したね」
「単純な足し引きの問題よ。どっちにしても残していた所でアレにアステリオスが殺されて私が連れ去られるだけだし。貴方達が外に出るにはアステリオスが死ぬか結界を解除するしかない。なら解除して一緒に行った方がマシよ。一人になるよりは遥かにね」
「なるほど。いいね、うん、気に入った。でもアンタ達結界を張ってまであんなのを遠ざけようとするぐらいだ、かなり切羽詰まっているんだろう?ここから脱出したとしても当てはあるのかい?」
「そんなの、あなたに関係ないでしょ」
「ある!アタシはね、面白いモノが好きなんだよ。世界一周とか、冒険とか、地下迷宮とか、怪物とか…ああ、あんなヤバすぎる奴等はごめんだけどね。それを差し引いても世の中には面白いモノばかりだ!」
「…は?」
ドレイクの言い分に呆けるエウリュアレ。立香達は改めて悟る、この女性の英雄足りえる由縁を。
「なんでか面白いモンほど金目の物になるってのが世の常。で、アンタからは金目の物の匂いがする。だからウチの船に回収する。カルデアの方も戦力が増えて、アンタも守りが増えて、一石三鳥だろう?」
「ちょ、何勝手に決めてるのよ!船に乗る!?ふざけないで!私は!
「分かってるよ」
「え…?」
「自分を守ってくれた誰かを置いて行くのは嫌だもんね。安心して、私も、ドレイク船長もアステリオスを置いて行くつもりはないよ。そうですよね?」
そう信頼の籠った目を向ける立香に大きく頷くドレイク。思惑は違えど、考える事は一緒であった。
「そうとも。連れていくのはそっちのアステリオスもさ。あんな怪物相手でもアンタを守り切る根性があって体力あって、よく見りゃいい男だ!こんな人材を逃したらそれこそ笑いものになっちまう!アンタ、アタシの船の用心棒にならないかい?カルデアのサーヴァント?とやらだけでも過剰だけど戦力は多ければ多い程いいからね。嫌だってんなら仕方ないけどね。地下迷宮に籠ってないと死ぬのかい?」
「別にそういう訳では、ないけれど。…いいの?」
「いいともさ。給金もはずむ。あ、でも福利厚生は期待しないでおくれ」
「そういう問題ではなく。ううん、あなたたちが構わないと言うのなら。…アステリオス、あなた、どうする?」
「うう…でも、おれ、ここにのこって、あいつを、あしどめする」
「…本当にそれでいいの?」
予想外の返答をしてきたアステリオスにエウリュアレの表情が固まる。怖い顔のエウリュアレにビビりながらもアステリオスは言葉を続けた。
「ほんとう、は、いく、って、いいたい。おまえ、が、いく、なら、ついていく。ひとりは、さびしい。けど、おまえ、が、しぬ、のは、もっと、いや、だ」
「馬鹿な事言わないで、あなたが一人でここに残る理由は無いわ。私が死ぬのが嫌ならずっとついてこればいいのよ。分かった?」
「…うん。わかった」
「そう。…なら、いいわよ。船に乗ってあげる。あ、ただし私用に個室を用意してちょうだい。下世話な船員たちに顔を晒す気はないのよ、私。当然浴室はあるわよね?ああ、それから―――」
「先輩、先輩。私達が口を挟めなかったところに一言入れたのはさすがですが、話がとんとんと進みました」
「終わりよければすべてよし。アステリオスの逸話とか気にしない気にしない。あんないい子が悪い奴な訳ないもん」
マシュの言葉に笑みを浮かべて後ろを走るアステリオスとその肩に載るエウリュアレを見やる立香。しかしその表情が驚愕に変わる。凄まじい速度でこちらに迫り来る黒い異形が見えたのだ。
「みんな、急いで!アレが来た!」
「ちっ、さすがに速いな!だが落盤まではどうしようもないだろう!肩を借りるぞアステリオス!
立香の声を聴くなりエウリュアレとは反対側のアステリオスの肩に飛び乗り、無限ロケランを立て続けに発射して天井を破壊し、落盤でチェイサーの行く手を阻むディーラーの活躍もあり、彼等は無事に地下迷宮を脱出した。
「デュフ!デュフフッ!デュフフフフッ!まだかなまだかなー、ヴェルデューゴ氏は何時になったらエウリュアレ氏を連れてお戻りになるかなー。デュフフフフッ」
迷宮の島より少し離れた海域で浮かぶ海賊船にて、一人の男が気持ち悪い笑みを浮かべて仲間の帰還を待っていた。見た目こそ異形なれど文句ひとつ言わず(元より喋らないが)命令を聞いてくれる頼もしいサーヴァント。もう一人召喚した男のサーヴァントも十分に強いが、エクストラクラスで召喚されたあちらの方がよっぽど役に立つので、完全な信頼を以て男は、変な妄想で顔を赤らめながら帰還を心待ちにしていた。
「…いつも思うのだけどさ。生きていて恥ずかしくないのかな」
「もう、メアリー。駄目ですよ、そういうことを言っては。ミミズだってゴキブリだってペスト菌を保有したネズミだって、生きているのよ?このサーヴァントだって、生きていていいのです。私は許します」
「うふぉぉうw これはキツキツのポイズントークでおじゃりますなwwwひっふひっふwアン氏は何時もソフトに締めてくるでござるwww拙者ナイーヴだからして、そんなことを言われた日には二人をチョメチョメしちゃうですよ?(なんちて)」
「…やっぱり殺そうよ、アン。アイツ、この世に居ちゃいけない奴だよ」
「だ・め・よ。遠くから見ている分には有害で不快で臭いだけで済むでしょう?そんなに黒髭の男が嫌いならば、もうお三方のお髭を見て癒さればいいのです」
そう言った色々大きい女性の言葉に色々小さな少女が視線を向ければ、クルーと混じる明らかに異質な髭の三人が。
「ウガァアアアアッ!」
「オジサンを見てもなにも出ないよ?これホント」
「はあ…船長。アンタはもう少し真面目にしていればちょっとは好かれると思うんだがなぁ俺は?」
「ダマラッシャイ!イケオジのパーカー氏は黙ってちょ!デュフフフッ、これは黒髭たる拙者の在り方故、そう簡単にはやめられないですぞー!」
「…船長がいいならそれでいいんだよ。まったく…」
血斧王が咆哮を上げ、トロイアの英雄がめんどくさそうに視線を逸らし、そして無名なれど確かな実力を持つ潜水スーツを着た男の言葉に吠える男、改め黒髭ことエドワード・ティーチ。
彼等は黒髭海賊団。主に船長の趣味でエウリュアレとおまけで(というか本命の)ドレイクの持つ聖杯を付け狙う愉快な集団である。愉快ではあるが戦力はガチの面子である。
「失敬失敬。せっかくヴェルデューゴ氏と一緒に何も言わずに仲間になってくれたパーカー氏に免じて真面目モード………インッ、でござる!ふひょぉぉぉぉぉぉぉ!と言う訳で我が
「おいおい。そっちがメインだろ船長」
「うふふ。まったくパーカーさんの言う通りですわ、バカ船長」
「駄目だ、エウリュアレの事しか頭に無いよ。しょうがない、気は進まないけど僕達で気を付けよう」
「ドゥフフフフゥ!いいよね、エウリュアレ氏!僕は大好きだなあ!さあメアリー・リード氏!アン・ボニー氏!エイリーク血斧王氏!パーカー・ルチアーニ氏!そして僕達の先生ヘクトール氏!トロイア戦争の大英雄である貴方様がいれば百人力つまり百馬力!早速ヴェルデューゴ氏と合流しますぞ!」
「あー…アンタがべた褒めするのはいいけどオジサン、見ての通り負け犬だからね。まだそちらのパーカーさんを頼った方がいいからね。これホント」
「まあ背中は俺に任せておきな。きっちり守ってやるからよ」
「…じゃあよろしく頼んますよ」
何故か一触即発の雰囲気を出して睨み合うパーカーとヘクトールに首をかしげるアン&メアリー。それを余所に黒髭は一人不気味に気持ち悪く笑っていた。
「デュフフフフ。お二人共!喧嘩する程仲がいいのは結構でおじゃるが、おにゃのこ同士じゃないと面白くも何もありませんな!腐女子歓喜ですぞ!」
「…なあ。本当にこの船長で大丈夫なのか?」
「…オブライエンと同じタイプだと信じたい」
「ノーコメントでお願い。アンの青筋が切れる五秒前」
「ですわーっ!」
「ちょっ、待ってアン氏。それは死ぬ死ぬwマジで殺す気ですなーwデュフフフフッw」
「!」
「オカエリィイイイイッ!」
ひょっこり海から飛び出して帰還したところを出迎えたエイリークを余所に飛び交う弾丸をひょこひょこ動きながら避ける黒髭に、無言で視線を向けながら赤いローブ姿になって律儀に待機するチェイサーことヴェルデューゴ。……今日も黒髭海賊団は平和であった。
第三特異点はアビス系がメインだと言ったな。ラスボスの都合上プラーガも出るよ!
そんな訳で黒髭海賊団のクルーとして登場、ヴェルデューゴとパーカーさん。前者は皆のトラウマクリーチャー、後者は頼れる相棒キャラ。どちらも大好きです。いきなりの参戦ですが共に今後の展開上いなければならない存在なのでここで出しました。
ちなみにヴェルデューゴは元々ロンドンで登場予定でしたがプロットが酷い事になったので繰り上げました。
自らの宝具の中で追い詰められる羽目になったアステリオスとエウリュアレも登場。前回までのクイーン・ディードだったらアステリオスは完全に終わりでしたがやられた相手がプラーガ系のヴェルデューゴなので問題ないです。原作と違って主人公たちと戦わずに済んだ上にダメージも救急スプレーで全回復。アステリオスの健気さが少しでも出せてればと思います。
今章きってのギャグ要員として颯爽登場、黒髭。書きやすそうでそうではない彼のキャラは難しい…ちなみにエイリークは立香達と邂逅していません。マイクのおかげで海図いらずのカルデアです。
次回はVS黒髭海賊団の大乱戦。黒髭の魔の手が迫る…?次回もお楽しみに!よければ評価や感想などをいただけたら嬉しいです。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。