「さぁて…やろうか」
「ぐっ……だがまだまだこちらにも数はいる!対応しきれぬほどに、出してやれば…いいだけだ!!」
悪魔龍、その力は強力ながらも越魔を覚える前は体が悪魔になっていたことで仕えていた。越魔を覚えた後は越魔がバランスを保ってくれていた。
越魔がなくなり人間の体である今、そのバランスは取れなくなっている。それをどう解消するか?諸事情が色々重なりながらも、マルクは錬金術を覚え、体内から取り出すと言った方法で対処できるようになった。
「いいねぇ、ようやく本調子…いやまだ越魔抜けてるから本調子とは言い難いんだけど…」
「け、けど……やっと、戻れたね…!」
「まぁかなり煮え湯飲まされたよ……」
「そんな力程度で…!」
周りから溢れるは大量に作られたワール達。その実力は生前のものと大差がないだろう。だが、その実力で引くほどマルク達はいい意味で冷静ではないのだ。
「まだ全部は見せてないからな…残り全部見せるついでで暴れ回ってやんよ…!」
「行くよ…!」
「それでも貴様らの弱点は…とうに見つけている!!!」
ワールは錬金術だけではなく魔法も使える。1年前の戦争時では、自ら作った兵隊にその魔法を使わせていたが…今の人体錬成で生み出された彼は、その魔法を自分のように扱える。
それは見ただけで相手の弱点を看破し、相手の弱点を使うことができるようになる魔法である。
「マルク・スーリア!貴様の弱点は魔法以外は喰らえない事だ!故に魔法を使わない霊術や呪法、さらに肉弾戦を主とした弱点兵を作り上げる!
マホーグ・オロシ!貴様の弱点はその強制行使される未来視の目だ!故に大量の『未来』を見させてやれば魔力は尽きる!!」
「み、未来視…で、魔力ッ…が尽き、た……こ、ことなんて……あれ、なんかあったような……?」
「まぁいいさ、ここで倒してやるんだから」
「愚劣也!人体錬成とはいえ実力は寸分違わず当時と変わらないのだ!」
「なら勝ってくれよ…
はっきりと言えば、弱点を突く兵の弱点は既に出されている。単に相手を変えたらいいだけの話なのだ。つまりは『そもそも弱点を突かせ無いように入れ替わりたち代わる』と言うだけの話。
しかし今回に関してはそもそもの数が多いので、マホーグが人海戦術をされることに変わりは無いのである。つまり単に入れ替えるだけではダメ…ではどうするか。
「予知頼むぞ…なるべくは、排除するからな」
「う、うん…!」
「クハハハハ!!愚劣愚行というもの!!全員で相手できるなど━━━」
瞬間、喋っていたワール……の後ろにいたワール達が消え去る。1部体を残してはいたが、誰も彼もが消え去っていた。まだ残っているとはいえ、既に相当数消え去っていた。
「……ふとさ、思ったんだけど」
「…?」
「何でお前は人体錬成されていて、同時に大量の自分を生み出せているのか。アテナに滅竜魔法の力を与えるという話なのは理解出来たが、なんでお前が力を入れられたのか」
「…なんだと言うのだ」
「予備の器にするだけなら、アテナその物を複製すればいい。お前はいらない……つまり、お前はアテナの予備ではない」
「ど、どういう…事…?」
越魔の力をアテナIIに与えていれば、その魔力を持って敵を全て吹き飛ばせただろう。余計な小細工はいらない筈なのだ。だがそうはしなかった。そこにマルクは他の理由があると考えた。
「細かいところは分からないが……デュークへの推測から考えただけの話だが……」
「貴様━━━ッ!!」
「多分…
その瞬間襲いかかるワールの軍団。未来視が無くてもわかる、下手な一手はただやられてしまうだけだと。ではどうするか?全体的に攻撃をされようとしているのなら、全体的に攻撃し返せばいいのである。
「憤怒!強欲!!」
マルクがそう叫ぶと、背中に浮いていた黒い玉2つがマルクの前まで移動する。その2つを掴み、1つは大きな布のような姿へと…もう1つは眼鏡の様な姿へと変わりマルクはそれをかける。
「ふっ…!」
「わわ…!!」
「なんだ…!?唯の布ごときで…!」
布はマルクとマホーグを覆い隠し、体を見えなくさせる。だがその程度では止まらないワール達は、一気に攻撃を仕掛ける。剣や斧、鎌等の近接向きの武器によって串刺しにして…おらず、それらは布を貫くことはないままに受け止められていた。
「━━━色欲」
その言葉が聞こえた瞬間布地は消え去り、辺り一面に黒い爆炎が舞った。だがその爆炎も爆風もワール達にダメージを与えることはなく、ただ通り抜けていくだけであった。
「……?今のは…ッ!?貴様らなぜ増えて…!」
「くっ!?何だこの能力は!!」
「クソっ!!一体どうすれば…!」
「ッ…!?なんだ、何が起こって……」
周りにいたワール達は、同士討ちを始める。マルクたちの周りに固まっていたせいで、かなりの人数が同士討ちを始めてしまっており…その数は凄まじい勢いで減っていく一方である。
「憤怒の力は、受けた力を返す力。その力で色欲の力で作った爆弾の勢いを強く押し出した…って感じだな」
「くっ…!?いつの間に…!」
「布地で覆った時には、既にいねぇよ」
「わ、私…ショートワープ…できる、から…!」
「そんで色欲の力は幻覚の力…影響下の奴ら全員、俺らの姿に見えるようにしてある……で、どうなんだ?」
今のワールがビエルネスによって生み出された存在。デュークによる人体錬成によって生み出されたのとは訳が違う、もう1つのビエルネス。マルクが『どう?』と聞いたのはそれのことである。
「それを知ってどうすると…!」
「欲しいよなぁ?天竜の回復能力、影竜の影になる能力、俺の事実上無限に近い魔力、しかも氷の極低温はイグニアの炎にも対抗しうる可能性がある…俺の魔力を元にすれば、神竜と呼ばれる力を使ってもっと強くなる…だがアテナがダメになった場合の時を考えて、お前を作った……お前自身がビエルネスの器になれば、アテナの力はなくとも他の神竜の上を取れる…って所か?」
「ごちゃごちゃとやかましい!!ガトリング錬成!大砲錬成!ミサイル錬成!!」
「おーおー、続々と作っちゃってまぁ……」
色欲の力の影響を受けていないワールは身体中のあちこちを錬金術で改造して、色々な武装を生み出していく。単に発射されるものでは無く、これら全てがマルクとマホーグを狙っているものである。それを教える義理はないので……マルク達はそれを知る由はない。
「防げる速度ではないぞ!!発━━━━!!」
「させるわけないだろ…」
攻撃しようとしたワールの後ろに、いつの間にかマルクがいた。マルクはそのままワールを暴食の力で作った刃で一刀両断し、事なきを得ていた……が、すぐさまマルク達は囲まれていた。
「貴様、一体どうやって…!」
「これだよ、こ・れ」
そう言いながら、眼鏡をトントンと軽く叩くマルク。強欲の力で作ったものは魔法をコピーして所有者に与えるのだ。今回はマルクが掛けていたのでマルクが対象だが、仲間に渡せば仲間が使うことも出来る。
「これでショートワープを俺にも使えるようにした…ま、1回コピーしたら錬成とかない限りその魔法だけしかコピーできないけどな」
「ぐっ…!?」
「それよりいいのか?囲むだけ囲んで棒立ちだなんてさ」
無論、囲んでるだけでは勝てないのはワールも承知の上だろう。しかし、下手に攻めてしまえばまだ実情が完全に判明していないマルクの力にやられることは必須なのだ。ただでさえ同士討ちが始まってかなり数を減らしているというのに、これ以上数を減らせば本当にマルクに負けてしまうかもしれないのだ。
「まぁそうだよな、下手な事したら負けちゃうかもしれないもんな?こちとら呪法と付け焼き刃の錬金術、大してそっちは魔法と錬金術と滅竜魔法の力…これで負けたら、トゥエルブの名が泣いちまうもんな?」
「あ、煽ってる…」
「ぐっ…!」
「あぁ、それともやっぱりトゥエルブのワールじゃなくてビエルネスか?どうせ今頃2人目のアテナもナツさんに負けそうになってんだろうな…で、俺にも負けたらいよいよ後がなくなっちまうから動けねぇのか……いいぜ?無様に逃げても。逃げたら力だけは持ったままで居られるもんなぁ?」
無論、無策の考え無しでやっている煽りでは無い。単なる確認なのだ。この人体錬成…ワールがワールを作っているにしてもワール全員にビエルネスの意思が宿っているとは到底思えない。
そして同時に、マルクやクォーリの力を取り込んだワールの本体がいるはずなのだ。錬金術は物質を望む形に変化させることは出来ても、完全な無から生み出すことは不可能で細分化すればその分力の質は低くなる…つまりある程度力を残してる本体がどこかにいるはずなのである。それを探る為の煽りである。
「ぐ、ぐぐ……」
「……んー…」
しかし今のところ全員が似たような反応をしていた。可能性として低かった『全員がビエルネス』というのもあながち間違いではなく、力の細分化も起こっているのだろうか?とマルクは不安になる。しかしそれなら倒した敵から少しでも力が戻っていて欲しいものだ、とその可能性が無い事を特に根拠もなく否定する。
「……もっと減らすしかないか」
「━━━いや、その必要は無い」
「お?」
「数でダメなら、質と言うだけだ」
「質ねぇ…普通は質は早々上げれるもんじゃな━━━」
マルクは煽ろうとして…その言葉をとめた。理由として2つ…1つは周りの残っていたワール達がバラバラになったからだ。体の部位ごと…よりも細かく、パーツごとにばらばらになっていく。
もう1つは…破壊したパーツも含めて1箇所に集まっていく。それらがくっつくように合体していき…1つの形へと繋がっていく。だが、全て合わせてその分大きさが増した…ということにはならなかった。無論、大きいのはその通りだが…パーツが組み立てられて出来上がったのは通常のワールよりも2回りほど大きな形であった。
「……錬金術を使っての合体か?的を大きくすればその分倒しやすくなるぜ?」
「━━━その分、強くなれば構わないだろう」
そして…生まれたのはまるで、竜化した様な姿のワールであった。鉄の翼、機械の尻尾…その顎は粉砕機を思わせるほどに大きく…力強そうなあごであった。
「機械竜…と言ったところか、貴様ともう1人の分の滅竜の魔力を利用して作り上げたドラゴンだ!!」
「ご苦労なこったて……見た目だけ似せた偽ドラゴンなら余裕で倒せるっつうの……こちとら本場のドラゴン相手にしてきたんだ…負ける道理が……ねぇ!!」
言い終わると同時に背中にいつの間にやら増えていた呪力の玉を、ワールに飛ばす。浮いていたのは7つ…その全てがワールへと向かっていく。速度は悪くなく、不意をつければまず回避は不可能。図体が大きければその分肉体の動きは遅くなる。破壊力は確かに大きくなるものの……通じる攻撃さえあれば、本来であれば大きい敵は大きい的でしかないのだ。だが━━━
「━━━遅い遅い!!」
「ッ!!マル、グッ!!」
「ぐっ!?」
先程とは打って代わり、まるで意趣返しとでも言わんばかりに後ろに回り込んだワールが2人を手で押さえつけていた。マルクもマホーグも、いつの間に後ろに移動したのか分からず…マホーグの未来視で見た時には既に後ろに回り込んでいたのだ。
「力、強…!?」
「クソっ…!」
「舐めてかかったのが運の尽き、やはり力無くしては無力なれば」
「そう、やって…お前も……」
「ん?」
「舐めてんじゃ、ねぇ!!」
飛ばした呪力の玉達が、戻ってくる。マルクを押さえつけているワールに目掛けて飛んでくる。だがワールは戻ってくるのが読めていたのか、
「計測完了…力の調査も完全に終わった。その力、なるほど貴様の持つ7つの悪魔の力を体外に出すことで、まるで換装魔法の様に扱えるようにしたわけだ」
「ぐっ……」
「しかしその力は形状こそ自由に変化させることが可能だが…力は大した変化を起こせていない。
暴食:物体や物質の吸収、憤怒:受けたエネルギーの反発、傲慢:魔法の無効化、色欲:幻覚作用、強欲:魔法のコピー、嫉妬:燃焼に似た現象を起こす、怠惰:傷の回復と言ったところか…道具として変質させる事で悪魔の力を使えない味方にも使うことが出来ると考えても良さそうだ」
「へー…よく考えつくこった…」
「しかし遠隔で発動させられる訳ではなく、錬成した物体に触れなければ…意味は無い。爆弾にすれば範囲的な影響は起こせるが、何度も使えるものでは無い。例外とするならば強欲だが、この場にいる魔導士が貴様ともう一人しかいない以上警戒する必要性もない…傲慢も同じくだ。魔力を元にした攻撃をしなければただの硬い盾だ…つまり、暴食だけに気をつけていればいい……色欲の爆弾は驚異であったが、何人にも同時に効果を与えたのがまずかったな…お陰で幻覚への『耐性』を錬成できた」
「………」
恐らく戦闘中で得られた情報を纏めているのだろうが、凡そ正解だとマルクは心の中で舌打ちをしていた。元々悪魔龍を武器化しただけのような力なので、能力としてはあまり変化を起こしていない。前情報があるならば、正解は自ずと導けてしまうのだ。それをこれまでの戦いで得た情報と組みあわせていたのだろう。
「…ま、それにしては数を減らしすぎなんじゃないか?1人になったら、俺が越魔を取り返しやすくなっただけだろ」
「ふん…動けるようになってから…言うのだな!!」
分離した腕は未だマルク達を拘束している。そして、ワール本人は両腕の先を大きな丸鋸へと変化させる。それは直径だけならマルク達を大きく上回るほどの大きさを持った丸鋸であった。それが、両腕分…つまり2つ。どう考えても、丸鋸でマルク達を斬り殺すつもりなのだろう。そう考えたと同時に、強烈な機械音が鳴り響く。
「これで終わりだ!!」
「━━━単ッ…に、拘束する、だけ…なら…!」
マホーグは拘束をショートワープで抜け、そして振り下ろされる丸鋸2つに自らの武器をぶつける。しかしマホーグの武器は特殊な力は『触れた魔法の破壊』のみである。変形機構こそあるものの、ワールの攻撃を止めるには…もう一押しが足りない。無論、マルクが飛び出してもそれは変わらない。『動けるようになってから』というのは、ワールについて来れるようになってから…という話である。
「単に防ぐだけならば!!貴様は死ぬ!これを防げずに!!」
「ッ!!」
ワールの腹部から、ガトリング砲が現れる。武器を使い両腕で丸鋸を防いでいる以上、ガトリング砲を防ぐことはマホーグには出来ない。
「傲慢ッ!!!」
そして発射されると同時に、マルクが傲慢の力で大きな盾を錬成してガトリング砲を防ぐ…が、次第に押し込まれていた。仮にマルクとマホーグが盾を抑えてもその内突破されるだろう。憤怒の盾を用意しても、溜め込んだ力を解放した場合盾にあたる前の弾丸がマルク達を貫く可能性もある。つまり…チャンスは今弾丸を防げているこのタイミング。
「━━━━故に故に故に!!今ここで消し炭にする!!」
両足はレールガンに、両肩からはパイルバンカー、そして胸からはミサイルを錬成し、両腕を丸鋸から大砲へと錬成し直すワール。盾ごとマルク達を消し飛ばすつもりなのだろう。そして越魔の力を持って、錬成時点で全てが既に発射準備は完了しているので……すぐさま発射した。
「消し飛べエエエエエエエエエ!!!!」
「ぐ…!?」
「ッ…!」
響く爆発音。直後ワールの体に、攻撃を防いでいた盾の欠片らしきものが巻き上げられた砂の如く無意味に叩きつけられていく。そしてマホーグの持っていた剣が吹き飛んでいき、爆煙の中を舞うのをワールは目で確認する。直後に…後ろに気配がした。そこには後ろにワープをして、拳を振りかぶっているマホーグがいた。
「やあああああ!!!!」
「甘い!!『ワール・イーヒト』錬成!!」
「ッ…!」
拳がワールに当たる瞬間、ワールの背中から腕が生え…気づけば下半身の根元から新たなワール・イーヒトの上半身が生えていた。それがマホーグの渾身の一撃を受け止めていたのだ。
「武器とマルク・スーリア…両方を犠牲にしたか?しかし無駄無駄…単なる基礎筋力を上げる魔法だけでは勝てない、愚鈍であり愚劣であり愚かである…それにしても元々が弱ければ幾ら筋力を増してもこの程度か、あまりにも弱い…」
「……」
「見よ、倒れるマルク・スーリアを。お前の頑張りも水の泡…人を見捨てて挑むのはいいが、タイミングを間違えたな……」
そこでふと、ワールはあることに気付いた。マホーグの顔にメガネが着いていたのだ。先程まではかけていなかった眼鏡が掛けられていたのだ。殴り掛かる寸前はあっただろうか?と、疑問に思った時には彼は既に行動を起こしていた。眼鏡はマルクの強欲の力で先程錬成されていた。そして、殴り掛かる寸前に無かった
「倒れていたのは幻覚か!!」
「━━━気づくのがおせえよ!!」
気づけば、マルクはマホーグの武器を空中でキャッチしており、振りかぶる寸前であった。だがワールは両腕を元に戻し、振りかぶられる剣に合わせてその両腕を動かし…白刃取りを行う。それは無事に成功し、ワールはマルク達の今の攻撃を防ぎきっていた。
「……はっ、倒れているのを幻覚で見せることで油断を誘ったか。しかし少し遅かったな…気づくのがもう少し遅れていれば━━━」
「
「━━━は?」
マルクの言葉に、ワールは思考回路を一気に回す。だがマルク達がそれを悠長に待つ事は無いのである。
「何故……ッ━━━━!?」
「よう……目が覚めた気分はどうだい」
「ッ…!!!!
「そうだよ…幻覚に耐性出来ちゃってんなら、俺らの姿をお互いに投影するくらいにしたわけだ…最初に寝転がってたのは俺じゃなくてマホーグだな……ま、気づくのが遅かったわけだ」
「ク、そ……ったれ……」
そうしてワールは暴食へと沈み…完全に消滅した。ビエルネスの意思が宿っていようが宿っていまいが、どちらにしても1つの戦いが終わったのだ。
「ど、どう……?」
「……力が戻ってきた。これなら…!」
そして、マルクは自身の体に越魔が帰ってきたことを実感していた。それを確認すると同時に、悪魔龍の力を戻し…何も起こらない事を確認していた。
「よし……ウェンディ助けに行くぞ!!」
「う、うん…!!」
未だ
暴食:触れてる面の吸収、憤怒:エネルギー溜め込み任意でエネルギー放出
傲慢:触れた魔法の無効化、色欲:触れた相手に幻覚作用
怠惰:回復、強欲:付近の魔導士の魔法コピー
嫉妬:触れた箇所の発火
悪魔龍とどっちが強い?と言われたら悪魔龍です
但しこっちは仲間に渡せますし、渡された人物が任意発動させられます