絶対にエロを想像してはいけない。想像したらケツバット(某24時間的な演出で
いったん休憩しようという事で、羽黒が淹れてくれたお茶を飲みながら一息。
こういったもの……茶葉や急須、来客用の湯飲みなんかも予め準備されていたあたり、転移してくる提督を何度も迎え入れた経験が生きてるんだろうな。初回は事後対策に追われてただろうし。
「それにしても、遅いですね。
予定では、そろそろ登録作業を行えるはずだったのですが」
「えーと、誰か来る予定でしたか?」
「ええ、秘書艦を含む全員を受付に呼ぶわけにもいきませんから。大勢を登録更新する場合や秘書艦の情報更新を行う場合などは、通常の場合でも職員を呼んで手続きを行う事があります。
今回はこれに該当するため、担当職員が来る事になっているのですが」
「複数人を担当しているなら、予定通りの時間に終わらない事もあるでしょう。
急ぎですか?」
「この後で宝珠についての話をしたいのですが、そのためにも、称号の鑑定を済ませてしまいたいのです。
そのために高いレベルの鑑定能力を持つ職員が回っているのですが、人数が少ないのでどこかで時間がかかっているのでしょう。それにしても……ああ、来たようですね」
呼び鈴は、ぴんぽーん、なんだな。大手メーカー製モニター付きインターホンだったから、メロディーもいろいろ入ってそうだけど。
対応は……部屋に入りきれなかった足柄がやってるみたいだな。漏れてくる声を聴く限り、やっぱり提督ギルドの職員が来たっぽい。
「やれやれ、ようやく来れたわい。すまんの、ちょいとトラブルがあって、引継ぎに時間がかかってしもうたのじゃ。
それでは、改めて挨拶しようかの。
ワシは提督ギルドで受付をやっておる、幕ノ内大樹という者じゃ。そこそこのレベルの鑑定魔法を使えるから、こういう時にはよく顔を見るはずじゃ。
見ての通りジジイじゃから、お手柔らかによろしくの」
本人が言う通り、見た目はまあ、中年というよりは爺さんと表現した方がいいかな。身長が高くて体格もいいから、漫画とかに出てくるようなイキのいいジジイって感じだけど。
口調がこれだし、視線がちょくちょく榛名に向くし、なーんかエロジジイ臭がするような……?
「あ、はい、よろしくお願いします」
「それでは、予定より遅れていますし、お二人鑑定を済ませてしまいましょう。
上下提督、幕ノ内さん、よろしいですね?」
「大丈夫です」
「うむ、さっそく始めるかの。
これから鑑定の魔法を使用する。心配しなくても余計な事はせんから、驚かずにじっとしておくのじゃぞ。
では。ピピル・ピルピル・ピピピル! 神に刻まれし名よ、その意を我に示せ!
空の瞳!!」
……撲殺か? いや、始動キーっぽいし、焼き鳥か?
これがこの世界の魔法か……うわぁ……
「ふむふむ……うーむ、個々に見れば非常に恵まれておるが、実に惜しいのぅ」
「そう、ですか?」
「うむ。
最初に【存在/異界の提督】から説明するかの。
これは、異世界から来た提督であることを示しておる。称号で異界となっておるのは用語の問題じゃから気にしてはいかんが、効果については【存在/提督】とほぼ同じだと考えてよかろう。
具体的な効果としては、艦娘や妖精との契約時に減る魔力量が10分の1となる事じゃな。この称号が無ければ艦娘1人と契約するだけで魔力が2減るのじゃが、提督の称号持ちであれば5人と契約してようやく1減るだけとなる。
提督として極めて有利じゃろ?」
「それは、そう、ですが……普通の人や提督の魔力はどれくらいですか?」
「特に訓練などをしていない一般人が10から30、魔力極振り提督じゃと100から200くらいかの?
体力やらと同じで、個人差も大きいのじゃ。
ちなみにお主は、心24、技22、体20、魔力80、命力20、じゃな。宝珠のレベルもかなり高いようじゃし、その補助がかなり魔力に入っておるようじゃな」
「えーと、単純に計算すれば、艦娘400人分……?」
「既に宝珠と艦娘の維持で58減っておるがな。余裕分を考えると、宝珠の補助をさらに割り振る方が良いじゃろうな」
おおう、そんなに減ってるのか。てか、既に一般人だと維持が無理な負荷がかかってるって事になるのか。思ったよりも宝珠持ち提督になる壁は大きいのかもな。
ステータスは、ゲームのMPとかよりも【まりょく】とかのステータスを想像した方がよさそうな値か? それもインフレ系じゃなくて、昔の最大値250とかいう時代の、かな。
「提督の称号には艦娘や妖精と契約しやすくなる効果もあるようじゃが、これも元々個人差があるからの。どう変化するか、はっきりとした説明は出来んようじゃ。
称号の効果やらについては、分かっておらん事も多い。情報が集まらんような疑問は、解明して情報公開もらえると世界的に助かるのぅ」
「そうですか、わかりました」
「次は【存在/真祖の吸血鬼/ドワーフ】かの。これも文字通り、ドワーフを基本とした真祖の吸血鬼であることを示しておる。
どちらもイメージしやすいと思うが、ドワーフは肉体面に優れるが魔法面が若干弱く、真祖の吸血鬼は特性として不老不死、超回復、魔法関連の強化、眷属化、日光に対する弱体化などを内包しておる。
どちらも有用ではあるのじゃが……まず、提督に求められるのは、何よりも魔力であることは理解できるかの?」
「鎮守宝珠や艦娘の維持のため、ですね?」
「そうじゃ。そのための魔力負担、我々は維持コストや単純にコストと呼ぶ事が多いのじゃが、これの合計が鑑定で見える本来の魔力の100倍を超えると問題が出る事がわかっておる。体調不良などで一時的に低下することもあるから、最低でも1割から2割程度の余裕を見るべきであるが、これが目安じゃと思ってよい。
そして、ドワーフは魔力が低い傾向がある。という事は、提督としての適性が低い事に直結しておるわけじゃな。提督や準提督は準将軍のように共に前線に立つことも無いからの、肉体面の強化はメリットが薄いのじゃ」
「おぅふ……」
「加えて、不死系の能力に共通的な話となるが、通常の状態で活動できぬ場所では復活不可とされておるし、何をやっても死なないわけではないらしいという情報もある。正確に言えば復活しても活動できないだけかもしれぬが、結果としては同じじゃな。
お主の場合、契約した艦娘は強制的に眷属となり、不老不死の特性を得る事になるようなのじゃが……撃沈された場合は海の中に一旦沈むことになるじゃろ? つまり、通常の艦娘は海の底で活動できぬ以上、復活できんと思った方が良い。潜水艦でも深海まで沈めば同じ事じゃ。が、完全な死でもない以上、恐らく契約はそのままじゃろう。
魔力が戻らぬ提督と、海の底でひたすら助けを待つだけとなる艦娘。どちらにとっても不幸じゃから、轟沈にはくれぐれも気を付けるのじゃぞ」
「うわぁ……不死がある意味デメリットになるかもって事か。
元々沈める気は無かったけど、ますます沈められない理由が増えたなこれは……」
「まあ、これは強力な召喚魔法やらで対処できる場合もあるじゃろう。それを可能にするのが【魔法/魔法[契約時貸与]】という称号じゃな。
これはまあ……汎用的な魔法の才能というか、直接的な能力でないから努力が必要なものというか、そういうふわっとしたものじゃ。その代わり、使いたい魔法を使う事が可能となる可能性が高いものじゃな。
しかも、契約時貸与という付与付きじゃ。これは本来、ものすごい価値を持つのじゃぞ」
「本来とか言われてる価値の前に、称号の付与とは何ですか?」
「付与とは、か。
これは各々の称号の効果を若干変えたりする添え書きのようなものじゃな。種族の称号が内包する称号はほぼ同じなのじゃが、付与は人によって色々変化するのでな。個人の特色的なものと思えばよいかの。他には、火属性の魔法に付く【強火】や【弱火】、使用可能な状況や場所が限定される【雨天限定】や【屋内限定】、効果の強さなどが変わる【強】【弱】、【ちょっとだけよ】なんてものもあるの。
今回の【契約時貸与】の場合は『契約した相手にも、一時的に称号を付ける』という効果があるのじゃ。魔法的な契約に限るのじゃが、一時的であろうと魔法の才能を上げ、その状態で魔法を習得することで契約が切れ称号が消えた後でもその魔法を使う事が可能という、きわめて有用なものとなっておる、はずじゃった」
「……なんだか、盛大な地雷を踏みぬいてる予感が……」
「うむ。お主の真祖の吸血鬼が内包する称号に、【能力/眷属化[契約時発動][任意発動不可]】というものがあるのじゃ。要するにこれが、契約した艦娘が【存在/真祖の吸血鬼の眷属】というものに変質しておる原因じゃな。
で、先ほどの【魔法/魔法[契約時貸与]】じゃが……魔法を覚えるために吸血鬼の眷属になる事を望むと思うかの? 不老不死やらを求めて眷属になろうとする輩の方が多いと思うのじゃが」
「あー……うん、これを使ってどうこうってのは、艦娘の強化しか無理だって理解しました」
「通常の人に貸し与えられたなら、これだけで結構な収入となったじゃろうに。
残念じゃったの」
「全くです」
魔法の称号を付けようとすると、必然的に存在が変わっちまうって事だよな……
「なお、存在の書き換えを伴うような魔法や能力の行使は、必ず書き換えられる者が所属する国の許可が必要となっておる。ウチの国民に何しやがるワレという建前で乱用や強制を防ぐ目的じゃから、許可無しでの行使はたとえ救命目的であろうが無罪になる事は無いと明文化されておる。
宝珠との契約もそうなのじゃが、眷属化もばっちり該当しておる。艦娘には所属国が無い、正確には提督に所属しておるから違法にならんが、人を眷属にする場合は手順を守る必要があるぞい」
「眷属化を求められても、これを盾に逃げろという事ですね」
「そういう事じゃな。
では、真祖の吸血鬼とドワーフが内包するものを、詳しく説明するかの。
ドワーフ由来が【容姿/髭樽】【能力/肉体強化】【能力/魔法弱化[弱]】の3個。
真祖の吸血鬼由来が【存在/精気吸収[吸血]】【存在/不老不死】【存在/嫌陽[弱]】【能力/魔法強化[強]】【能力/肉体強化[弱]】【能力/超回復[強]】【能力/暗視】【能力/眷属化[契約時発動][任意発動不可]】【能力/蝙蝠変化[夜限定]】の9個じゃな。
注意すべきは不老不死、は説明済みじゃから、あとは嫌陽じゃな。単純に日光を浴びると能力が低下するものじゃが、弱の付与が付いておるし、数値で言えば5%程度の低下で、調子が戻るまでに30分くらいのはずじゃ。昼間は少々体調が悪い、程度で済む範囲じゃろ。
精気吸収は……精気必要でないのが救いじゃの。恐らく血が栄養剤や嗜好品的な感じで、ファイト一発やらスカッとさわやかな感じに思えるんじゃないかの?」
「えーと……まあ、血を飲む必要が無い事が分かれば、とりあえずいいです。
同じとか逆の効果の称号がある場合は、どうなりますか?」
「変化割合を合計した結果が適用される感じかの。2割増しと1割引きで1割増し、5割増しが2つで10割増しに落ち着く感じじゃな。
お主の魔力の場合は、魔法強化の強で+20%、魔法弱化の弱で-5%、魔法で+10%くらいのはずじゃ。合計で+25%といったところかの」
「妙な干渉とかは無いんですね」
「現時点の調査結果では、無い事になっておる。もし妙な現象があるのであれば、提督ギルドとして調査に協力するぞい。
確か【魔法/魔法】には、最低限の才能を与える建前からか固定加算もあるはずじゃから、この恩恵もあるからの。おっと、嫌陽の効果は称号の後、負荷の前に発生するから注意が必要じゃ。日中に行動することを考えると、この分の5%程度は無いものとして考えた方が無難じゃろうな。
残る称号は全て生成じゃな。【生成/丼飯】【生成/酒】【生成/ふりふりぱんちゅ】と、3つも持っておる。多いとは言えるが……あまり役に立つものではないのぅ」
「あ、やっぱり」
「肉類が高価で手に入りにくい状況が続いておるから、丼飯でカツ丼や牛丼が出れば少々うれしいじゃろうし、酒は上質なものが得られたら酒飲みにはたまらんじゃろうが……食料関係はあまり元が取れる値段では売れぬし、保存性の保証が不可能じゃから持ち帰り用の販売は原則として禁止されておる。飯屋であればそこまで規制は強くないのじゃが、注文通りの品を安定して生成できるかという問題があるからのぅ。特性次第じゃが、当面は副産物や外れとして出た場合に身内で消費する程度に思っておいた方が無難じゃぞ。
ふりふりぱんちゅについては、売る勇気があるなら通信販売の会社経由かの? 生成物のネットオークション販売を代行する会社を紹介することも可能じゃから、どの程度出来るかによって決めると良いじゃろう」
「わかりました」
おおぅ、以外に冷静というか……突っ込みや冷やかしは無いんだな。
望んで得たものじゃないってのが行き渡ってるというか、エロ爺だと思ってすまんかった。
「さて、次は榛名のお嬢ちゃんじゃな。
正確な状態は榛名改二、上下提督の秘書艦である、と。
持っておる称号は【存在/秘書艦】【存在/真祖の吸血鬼の眷属/艦娘】【魔法/魔法】の3個じゃが、眷属が内包しておるのが【存在/精気吸収[吸血]】【存在/不老不死】【存在/嫌陽[弱]】【能力/魔法強化】【能力/超回復】【能力/暗視】と6個もあるのぅ。
眷属化に関しては称号的な制限が強い分、なかなか強力かもしれんぞ」
「えーと……実用上はほぼ関係ない制限ですよね?」
どうせ自由に眷属を増やせないし、無暗に増やす気も無い。眷属にするなら何らかの契約が必要になるし……契約しなきゃ発動しないってのは、特に障害にならないよな。
艦娘が強制的に眷属になるのは、もしかすると問題かもしれんが。
「うむ。じゃが、称号のシステム上は制限が付いた状態となっておる。
そのせいか、眷属であってもさほど劣化しておらんし、悪化が皆無というのも珍しいからの。眷属が眷属を増やせんのはむしろ安心できる材料じゃし、蝙蝠になれんのは本来不可能な事が出来ぬだけじゃから細事じゃろ?」
「まあ、そうですね」
「他の者たちも調べてみんと何とも言えんが、眷属に与える能力はほとんどの場合で一定しておるらしいからの。
もし妖精との契約でも同じ効果が得られた場合、探索魔法も併用して索敵する偵察機や、暗視を生かして夜間発着艦や夜間攻撃が可能な攻撃機となれるかもしれん。そういう魔導具は開発されておるが高価で単機能じゃし、自力でいくつもの能力を持てるなら有利な特徴となるの」
「えーと、艦娘や妖精も魔導具が使えるんですか?」
「うむ。もっとも、大型の杖のようなものは艦娘専用で通常の装備品扱い、指輪やネックレスのような小物でも装備や補強装備扱いとなるがの。妖精用でも艦娘に持たせたものを借りる形となるから、所有数の問題もあって一般的にはなっておらんのじゃが。
オシャレ用リボンのような装備とならないものとは、大きさではなく、魔法的な存在の重さで区別されるらしいからの。この制限を突破する方法や魔導具を開発したら、一躍有名人じゃな」
「なるほど……」
要するに装備欄を埋めずに特殊能力が使える点で有利な能力を得た、ってことだな。
その上で魔法を使えるようになれば、更に特殊な能力が増える、と。
……さっきの魔法、ネギまだよな? 発動体とかが必要で装備欄を使うって事か?
それと、リボン程度なら装備扱いにならない、と。最悪でも何かアクセサリーでも付けてもらえば、榛名や羽黒を見分けられるようになるか。
「艦娘や妖精の多くに不老不死が付くのであれば、お主は迷わず超長距離の召喚魔法を習得すべきじゃな。墜落した飛行機の妖精を召喚魔法で救出することで熟達した妖精の損耗を無くせるし、艦娘が海中で眠る事も防げるじゃろう。眷属という強固な繋がりがある以上、召喚は割と簡単なはずじゃぞ」
「そうですね。それは是非。
魔法の指導は、民間の業者ですか?」
「いや、まずは国が開いておる教室を使うのが良いじゃろう。基礎しか教えてくれぬが、情報の偏りも少ないからの。民間の教室じゃとそこが得意な方式限定になるが詳しく教えてくれるじゃろうから、どれを学ぶかを決めてから民間に行くべきじゃな。
とりあえず艦娘達の何人かに学ばせ、お主達はその艦娘に教えてもらうのが良かろう。慣れぬうちは宝珠の管理やらに時間を取られるじゃろうし、提督はあまり外を出歩くべきでもないからの。
出歩く際は護衛を付ける事をお勧めする……のじゃが、どうせ不死じゃし、あまり気にせんでもよいかの?」
「いや、どうせって……ええと、先ほどの話を聞く限り絶対ではないようなので、護衛は付けるようにします」
水中だと復活できないとか、さっき言ってたし。
コンクリート詰めで海に放棄されたら永遠にそのまま、って可能性もあるだろこれは。
「うむ、それが良かろう。
魔法に関して大雑把に説明すると、カオス、じゃな。様々な形式が入り乱れておる。
傾向としては、発動が早いものは消費が多め、詠唱やクールタイム的な物が必要なものは消費が少なめじゃな。魔法行使に道具や準備が必要なタイプは習得や行使の難度が低い傾向もあるの。
ワシが習得しておるのは、ネギま式と呼ばれるタイプじゃ。発動体が必要で難度低め、詠唱が必要で消費少な目、上達すれば詠唱短縮や無詠唱も不可能ではない。努力で覚えるには、割と向いておるの」
「努力で……あれ?」
「うむ、ワシは魔法関係の称号を持っておらん。
能力が固定化されておる艦娘や妖精では難しいが、提督であればワシと同じように称号無しでも努力で魔法を使う事は可能じゃな。どうせ魔力極振りじゃし、レベルが上がった時も伸びやすくなるからと、手を出す提督は多いようじゃぞ。
おぬしの場合は、艦娘や妖精も魔法の称号持ちになる可能性が高いからの。魔導具やらで特化した連中には勝てんかもしれんが、長距離の輸送護衛やらで人気者になるじゃろうなぁ」
「そう、ですか」
えーと、魔法を使えるようになれば、特殊な魔導具を複数保持したような状態になると思えばいいんだよな。んで、売りは汎用性や対応力の高さ……かな。
あー、うん、本格的に使えるようになったら、化けるかもしれんね。
「まあ、どこまで使えるようになるか次第じゃな。
ワシのお勧めは、ネギま式じゃな。発動体の入手がちと難しいが、努力で覚えるには最適じゃ。
リリカル式も悪くないの。これもデバイスの入手性に問題があるが、色々工夫するなら最適じゃろう。頑張ればデバイス無しでも簡単な魔法は使える点も見逃せんの。
ドラクエ式は全体的に高消費高難度、エフエフ式は内部派閥が色々あるからのぅ……ゲーム由来のものは発動の早いものが多い上に、道具の類が不要なものも多いのじゃが、融通が利きにくい傾向が強いからの。戦闘向きではあるのじゃが、即効性を求めるのでなければいまいちじゃし、マイナーなゲームは情報が少ない分苦労するじゃろう。
もしゲーム由来が良いのであれば、即効高消費低難度のソーサリアン式が人気じゃな。準備は面倒じゃし、人気は主に若返りや帰還の魔法のせいじゃし、1つの道具につき1つの魔法じゃから艦娘には向かんと思うがの。
まあ、あれじゃ。漫画やアニメ由来の物の方が融通や応用がききやすく、ゲーム由来のものは即効性が高いと思えば、イメージしやすいじゃろ」
「なるほど、わかりました」
「提督にとってはネタにしかならんが、【魔法/かめはめ波】なんて称号もあるからの。気とか言っておるものも頑張れば再現できるようじゃぞ。
行使には魔力だけでなく、命力やらも使うようじゃ」
「えーと、魔法……?」
「称号上は、間違いなく魔法扱いじゃ」
まじかー。
ま、まあ、僧侶と神官と牧師と司祭を混同するような称号システムだし、これくらいは気にしちゃいけないんだろうな、きっと。
ほら、(女性陣=榛名や香取たちが殆ど登場しない的な意味で)エロくないでしょ。
むしろタイトルを「教、えろジジイ」に変えなきゃいけない勢い。読点の位置? ナニカチガウノ?
ところで、提督や艦娘のステータスとかって、必要ですかね……?
VRMMOモノだと記述があるものもありますが、ぶっちゃけ有効活用してるのはあまり多くない印象が(提督の魔力以外気にしていない故人の感想デス