戴冠式で柾木剣士を奪われ、左手を切断すると言う大怪我を負わされるという事態となり、勝手に柾木剣士を暗殺者に使おうとし連れ出していた事もあって後手後手に回ってしまった彼らはシスイを追う事が出来ず、自分達の船で応急手当をしながら憤っていた
「ぐっ、おのれえええええええ!!!」
仮面の男の正体はダグマイア・メスト、洗礼の儀式をまだ受けていない事もあって治療は応急手当しか出来ず、出血を止めると共に痛み止めを打つ事までしか出来ず、失った左手を見ながら怒りを抑える事が出来ずにいた
「傷に障ります、落ち着いてください」
「それで我々はこの後どうすればよろしいのですか?」
「シスイの野郎の向かった方向は学園だったはずだ、このまま学園へ戻って奴を捕らえて嬲り殺してやる」
「しかし事を大きくすれば、我々の計画が露見する恐れがあります、ババルン様に報告したほうがよろしいのでは?」
「ならん!この痛みと屈辱を晴らすまでこの件は私が預かる」
「分かりました潜入部隊を使って捕らえるという事でよろしいのですね?」
「それでいい」
「異世界人はどうされるおつもりなのですか?それにラシャラ殿下の兼は・・」
「ラシャラ殿下の方はドール達に任せておけばいい、奴は俺とは別に任務を受けてるんだ勝手に動くだろう、異世界人など今更どうでもいいが、勝手に逃げたのだ、奴が必要で追いたければ父上が勝手にやるであろう、シスイさえ捉えれば異世界人も一緒に居るんだ問題ない」
そして数日後に学園に到着するもシスイ達は既に姿がある訳もなく、使用人達を含めた全員がもぬけの殻、さらに悪い事が重なり叔父のユライトに自分達の失態がバレていたのだ
「まったく、手を失ったくらいで勝手な行動ばかりを、兄上も相当怒っておりますよ、ドール達の方も失敗した様ですし」
「ドール達が失敗したのですか?」
「ええ、彼女達は3人しかいませんでしたし、ラシャラ様達を助ける為に介入してきたのが、シュリフォン国では彼女達だけではどうにもなりません、これで計画は大幅な後退と言わざる得ないでしょうね」
「ぐっ・・・」
「まずは怪我を癒しなさい、彼を追うにしても手負いではどうにもならないでしょ」
「それで奴は何処へ行ったのだ叔父上」
「本当かどうかわかりませんが天地村へ行ったそうです、あそこは神子が降臨して以来セキュリティが普通では無くて簡単には入り込めませんからね」
「異世界人を匿うには絶好の場所という訳だ」
「そうでしょうね」
そして通信でババルンにこってり説教を食らうダグマイア、流石に言い返す事が何一つできず奥歯をギリギリと食いしばりながら耐えるしかなく俯き気味に父親の説教に耳を貸していた
「貴様にはホトホト呆れたわ、しばらく勝手に動くなユライト、こいつが勝手に動かない様に監視していろいいな?」
「はい兄上、それでシスイ君と異世界人はどうするので?」
「居場所が分かっているのだ、奴らが動かない限り見張っておくだけでよかろう、勝手に保護してくれてると思えばよいだろう、今はラシャラの件もある下手に動く方が不味い」
「今ならばシスイ君をダシに大義名分を得られやすい状況です、いっそ攻めたほうが良いのでは?」
「だが今奴に構って居れば計画が遅れるばかりか、手痛い深手を負わぬとも限らんアレが復活する前に動くべきではない、神子への大義名分などどうとでもなるわ、引きこもっておるのだからな、理由などいくらでも作ればよい」
「・・・分かりました」
予想に反してババルンはシスイ達を追う事はせず、自身の野望を達成する事の優先した、シスイ自身は五分五分の確率で全てを俺の責任にしてラシャラ殿下を暗殺しそれを名目に天地村へ攻めて来ると考えており、対抗策を取っていた・・・
そしてダグマイア達が学園で通常の生活に戻っていると、シスイに動きが見られた事を受けて再び話し合いが行われる事となり
「学園を休学にした程度の事くらい大したことでは無かろう、異世界人を守ってるのであれば、それはそれで此方は助かると言う事だ、本題は天地岩が消滅した件と、それに合わせて神子の地位を退いた事にある、あの小僧は一体何を考えておるのか・・・」
「異世界人に関してもっと調べてみたほうが良いのでは?、これらの動きを考えるに噂されていた神子の使命というのは異世界人が関わってると言う事なのは明白と言えましょう」
「ドールにも見当がつかんと言っておるんだ、本人を捕まえて見ない事にはどうにもなるまい、かの場所は入る事を特に制限しておる、さらに現在は厳戒態勢を維持しておるのだ、どうしようもあるまい」
実際にネイザイやドールといった連中を始めとする連中が潜入を試みてはいるが全く成功の未透視すら立っておらず、これだけの警戒網と言う事もあって異世界人とシスイがそこで籠城してると言う事は疑いの余地すらない状態であった
しかし実際はシスイと剣士は旅に出ており、彼らの不在時だからこそ厳戒態勢を敷いているのだったが彼らがそんな事を知る由もなく・・
「神子の立場を捨てたのは恐らく各国などとの要らぬ繋がりを断つためでしょう、あれだけの警戒網を敷いているのです、何かにつけて呼び出されるのを警戒しての話として、一体彼らは何をしようとしてるのかが、さっぱり予想もつかないのは不気味ですね」
「何をしようと構わん、俺達の狙いを異世界人は知らんのだ今更であろう、しかしアレの捜索は急いでおけ、アレさえ手に入れば奴が何を企んだところで無意味だからな」
「しかしそれなりには時間がかかると言う物です、迂闊に感づかれる方が不味いのではないですか?」
「そうだとしてもだ」
そして夏休みの入る少し前に、ユライトのもう1つの人格が見つけてはならない物を見つけてしまう
「困りましたね・・・」
「どうするの?」
それは発信機だ、シスイが以前に取り付けて、そのまま放置していた物で、今更ながらネイザイが発見してしまったのだ、急遽場所を移動すると、ネイザイに関係者各所に他にもないか探すと各所から次々と見つかったのだ、一杯食わされていた事に気が付き焦りを隠せないユライトは、これ以上の失策を見せぬようにダグマイア達にも調べ尽くした殺風景な場所へ移動させ事情を説明する
「どう言う事ですか!」
「聞かれていたみたいなんですよ、受信先は今も分かっていませんが・・」
「シスイの野郎か!ふざけた真似を!!!」
「これは不味い事になりましたね、仕掛けていたのがシスイ君なのかは別にして、部外者に計画が漏れていたのが問題です」
「どうされるおつもりなのですか叔父上」
「こうなっては仕方がないでしょうね、計画を早める必要と同時に、聞かれているのならば逆手に取っておびき寄せればいいのですよ」
「・・・なるほどさすが叔父上、それでは私はなにをすれば?」
「気が付いてないふりをして元の場所で生活を続けてください、まだ大丈夫なはずです」
「分かりました」
ダグマイアは元より、ユライトも今まで以上に警戒した生活が始まった、元よりシスイにしてやられて以来、気の休まる時は無くババルンに無理難題を言われ、今にも暴発しそうな甥のダグマイアを気にかけていた事も重なり、彼の体調はより一層深刻なものとなっていた
「もう・・・もちそうにもありませんね、悔やむべくは私の手で終わらせることが出来ない事でしょうか・・・」
「後は私に任せておけばいい」
「そうですね、よろしく頼みますよ」
既に自分で居られる時間の限界を知ったユライトは、既に退職願を出しており、その後の算段も、もう一人の自分に全てを託していたのだ
そしてついにユライトの人格が消える、この時幸いしたのが学園は夏休み期間であったという事だろうか、ダグマイアも此処にはおらず、ババルンの息のかかった数名は居るとはいえ問題は無い
そしてネイザイは仮面を付けると、目星をつけていた場所へ潜入し、ガイアの盾の場所を突き止め、暗号化した手紙でババルンへ送ると、そのまま姿をくらますのであった
「これで役目を果たしたことにさせて貰うわババルン卿」
彼女の行先は教会本部、ネイザイの元々の所属は教会本部なのだから、そしてその場所が一番世界を見渡せる場所でもある、これから起こるであろう混乱を見るのには最高の場所だと言えるだろう
一方のダグマイアは叔父の苦労など知る由もなくバカンスへ出かけ、盗賊相手に下半身営業に余念がない、手ごまを増やすべく盗賊達にまで協力を仰いだのだ、手付金が自身の下半身という訳だ
さらに夏休み前に知らべていた聖機師になれず浪人した連中もかき集め下半身営業をする徹底ぶり、彼の今の職業はバアア相手の情夫というのが正解なのではないだろうか
そして盗賊達が狙っていた、もう1名の男性聖機師であり、シスイの親友であもあるセレス君はというと、とっくの前に旅の途中でに寄ったシスイの手引きの元、とっくの昔に誰も知らない場所へ向かって行った、天地村は厳戒態勢を維持してるので俺の許可とは言え勝手が出来ないからだ
「じゃ~しっかりやれよセレス、これから世界は大きな変革が来る巻き込まれるなよ?」
「・・・うん、君には感謝してもしきれないくらいだよ、安定したら必ず手紙を出すよ」
「じゃ~彼女・・じゃないか奥さんの君もこれからが大変だ、セレスの事を頼むぜ、こいつは聖機師様なのにめちゃくちゃ弱いからな、尻に引いてやれククク」
「はい、ありがとうございました」クスっ
「ひどっ!」
「「ははははははーーっ!」」
セレス達には用意しておいた隠家を用意して必要な物資を渡してある、外部に見つかるかもしれないが、それならそれで助け出すまでだ、多分そんな事にはならないだろうがね
セレス達を手引きする傍ら、フローラ殿下の別荘で今年もバカンスという名の合宿が行われており、ダグマイアはそれに参加をしていた、理由は下半身営業の為とシスイが現れるとしたら此処しかないと考えたからだ
しかし予想は裏切られシスイが姿を現わす事はなく、下半身営業をしている所に他の盗賊に狙われ連れ去られる、その先でしっかりと下半身営業をするんだから大した物だ
一連の誘拐事件はあっさりと片付いてしまい、しっぽりと営業を完遂したダグマイアは、大口の顧客獲得をし彼らを手引きする手配をするのだった
これら一連の協力者獲得の営業はダグマイアだけではなく、学園の男性聖機師の中でダグマイアに協力している奴らも行っており、浪人を始めとした大勢が彼らの傘下に入る事となった
「これで後は叔父上がうまくやれば決行を待つだけだ」
「その件ですが、アレの場所の特定は終わったそうです、先ほどババルン様から決行日と詳細について連絡を受けています」
「おお、そうか後で目を通しておく」
時は前に戻り一方のフローラ殿下達は、盗賊からの襲撃を受けて対応に追われていた
「現在所属不明のエアバイク10機による襲撃を受けていますが、迎撃システムを作動させていますのでご安心を」
メイドオペレーターが、騒ぎを聞きつけた学園の生徒達に状況を説明する、その最中に聖機人が襲撃者達によって奪われたという報告が入る
「なんですって!」
マリア姫が制御室の画面を覗き見る、そして奪われた聖機人が此方に向かっているのを確認する
「迎撃システムが一部破壊されました、敵が侵入してきます」
聖機人が壊した迎撃システムの間を潜ってエアバイクがその間を縫って侵入してくるのが見える
マリア姫とラシャラ殿下は画面を見つめようやく事態の深刻さに、顔色が悪くなっていく
「マリアよ他に聖機人はないのか?、ここの地下に新型を隠しておるとか」
「ここは保養地です、そんな都合のいいものがある訳がないでしょう」
そしてくだらない2人の口喧嘩が始まるが、状況は悪くなる一方だ、ついに制御室に侵入を許してしまい絶体絶命となる
そこへ聖機人に乗ったフローラ殿下が侵入したエアバイクを吹き飛ばし、間一髪のところで助かるマリア姫達
「遅いぞ伯母上!、何をしておったのじゃ!」「そうですわお母さま!」
「ギリギリまで待ってたんだけど来ないなんて見放されちゃったのかしら」
どうやら自分達が危機的状況になればシスイが助けてくれるのではと考えており、その目論見は無駄となり建物が大幅に損壊するだけの結果となり・・・さらには
「何を考えておるのじゃ!シスイが来る訳がなかろうが」
「そうですわ!」
「う~ん・・・私の感が外れるなんてね」
フローラはシスイの動きには注意していた、唯一フローラだけが天地村に潜入者を入れる事に成功していたのは、何年も前から仕込んでいたからだ、初めて天地村に来る以前の事からでシスイ達も知らない
その潜入者の情報から、何処よりも多くの情報を得ている彼女は、当然だがシスイが天地村に居ない事は承知しており、シスイよりも実力者だという剣士という少年と共に旅に出たと言う。
気にかけて此方へ寄ってくれるとばかり思ってたフローラは肩を落としていた、そうではなくとも何かしらの方法で自分達を監視してるのではないかという予想も外れてしまいダブルショクを受けていた
実際はフローラの予想は的中していた、シスイが監視しているのは、遥か上空からであり、人が踏み入れる場所ではないのだから、しかもシスイにとっては姫達が死のうがどうしようが関係がないのも彼女の思惑とは外れている
シスイが気にしていたのは、むしろダグマイアの方だ、連れ去られる前に死んでもらっては困るからだ、それと変に助け出されても困る、ここで戦力を上げて貰わないと計画に支障が出るからだ、もしダグマイアが連れ去られないとか、死ぬと判断すれば助けていただろう
そして厄介な事が起きてしまう、ダグマイアの居る場所に盗賊が潜入して交渉を始めてる間にフローラ達が取り囲んでしまったのだ
「まっずいな、ったく邪魔しかしないな、あのババァ!」
「どうしたの?」
剣士がダブルオーの機体後部座席に座り、実を乗り出して聞いて来る
「若い男を吸い尽くすと言われる変態女王の動きが少々不味いんだ」
「なっなんだよそれ!そんな人いるの??」
「あ~・・剣士が近寄っただけで干物にされてしまうかもな、会ってみたいか?」
「嫌だよ!なんなのその人は人間なの?」
「厄介な事に王国の女王様なんだ・・後は察してくれ」
そしてこのままでは不味いと考えたシスイは危険だが手を出す事を決める
「うまく命中してくれよ!」
逃走ルートを確保するだけで良いと考えたシスイは上空から一般的な聖機師用の武器を投げ入れる
轟音と共に武器が突き刺さると大爆発を引き起こすと、爆発の混乱に乗じてダグマイア達が逃走に成功するのを確認する、追撃はされるがエアバイクのスピードには追いつけず逃走を成功するのを確認する
一方のフローラ殿下達は機工人を使い追いかけようとするも機動力の足らないが為に、ダグマイアを連れ去られるのを目のあたりにし、追撃を諦めて状況を分析し戦力を整える事となった
「ダグマイア・・」
目の前で連れ去られてしまった事に誰よりも落ち込むキャイアは、彼とは幼馴染で色々と気持ちに折り合いを付けながらも彼を慕っている
その事を他も察しており、かける言葉が見つからない、しかし彼女だけは違っていた
「そう遠くへは逃げられないはずよ、いくらんでも夜中移動するとは思えないわ」
現在は既に昼過ぎ、何時間にも渡って戦闘が繰り広げられた事を考えれば、襲撃者達がどこかで休んでいるのは明白、しかも夜中に移動をすれば明かりを無しに移動する訳にもいかず目立つ事を考えても、移動は朝早くになるだろう事が察する事が出来る
「しかし何処へ逃げ込んだのか・・」
彼女達の前には周辺地図が出されており、潜伏先が何処なのかを検討していた
「ここかしらね」
フローラの指す場所、確かに逃走ルートを考えれば最善の場所と言えるだろう、襲撃からの計画性を考えれば逃走ルートにも気を使っているはずだ
しかしこれは大きな間違いであり、原作では正解を剣士が導き出しているが、ここに剣士はいない、フローラの案で決定し、奪還作戦が立てられていくのだった
「早朝には本国から応援部隊も到着するはずです、皆さんも明日に備えて休んでね」
そう言って話を締めくくり、彼女達は各所へ疲れを取るために戻るのだった
一方のシスイは、その日の内にフローラ達が動かない事を確認すると、別の場所へ移動した後
「すまんなもう少し時間がかかる」
「ボクは別にいいよ、アレにも乗れたしね」
「明日は朝早くから動きがあるはず、多分もう手出しする必要はないが、夜明け前には起こすぞ?」
「うん、大丈夫だよ」
一方のフローラは、逃がしてしまう結果となった大爆発について報告を受けていた
「っという事でして、現在も調査中ですが本部の調査員も居ない状況では殆ど分からずじまいですね」
「トラップの可能性は無いのよね?」
「はい、それだけは間違いないです、残されていた破片から大型の武器が飛来してきたとしか言えないのですが、敵にも聖機人が居たのでそれの仕業ではないでしょうか?」
「・・・そうね」
しかしフローラには分かっていた、そんな真似を浪人ごときが出来る訳がない事を、いや聖機師とて無理だ
報告してくれたメイドを下がらせて、夜空を眺め物思いに更けるフローラは、誰の仕業なのかに心当たりがあった
「・・・どういうつもりなのかしら、彼をここで消すつもり?そうではないわね、何かをさせるつもりなのかしら」
誘拐するにしても、なぜこのタイミングなのかも分からない、襲撃者の裏にシスイが関わってる事を考えると辻褄が合いすぎる、そして明日は只では済まないだろう事を考えると、唇を噛みしめ眉間にしわが寄る
翌朝早くに本部から応援部隊が到着すると、大型船に乗り込む各メンバー達
「相手は盗賊崩れとは限りません、厳重警戒の元、捜索に全力を尽くしてください」
「どう言う事ですの?お母さま」
「盗賊を取り逃がす原因となった最後の大爆発、アレをやったのは恐らくシスイちゃんのはずです、襲撃者の後ろに居ると考えておいてください」
「なんでです?!シスイ様が関わってるとおっしゃるのですか?」
「理由は分かりません、それも彼らを捕らえれば分かる話です」
「どう言う事なんじゃ?シスイの奴は籠城しておるのではないのか?何故この辺りに居るのじゃ」
「動機も居る保証も何もありませんが、そう考えるのが一番納得いく理由なのです、警戒しておく事に越したことはありません、警戒班は目標周辺を捜索に、我々本陣は目標へ向かいます」
そして目標地点上空に到着するも襲撃者達は既に遠くから捜索部隊が近づいている事を察知し、おとりを使って迎撃しつつ、逃げ出す算段を付けていたが、逃走ルートには既に王国の部隊が囲い込んでしまっており隠れざる得なかった
そして盗賊達はフローラ達にあっけなく全滅させられてしまい、壊滅してしまうのだが、既に何名かは夜中の内にアジトへ逃げ出しており全滅とはいかず、半壊となりダグマイア達の計画は成功する事となった、盗賊達のボスもうまく逃げ出せており、後日ダグマイア達と合流に成功する
そして尋問が終わり、報告書を見るがシスイが関わったと言う証拠が一切出なかったのだ、奪還作戦にも一切関わって来る事はなく、作戦は想像以上にすんなり終わり肩透かしを食らう事となったフローラは
「・・・考えすぎたっだのかしら?」
「そうですわよお母様、ダグマイア様も何事もなく無事に戻って来てますし、捕らえられた後は牢屋で過ごしていて、誰とも話をしてないそうじゃありませんか、シスイ様が関わっているのでしたら、誰かが姿を見ているはずですわ、あの見た目ですもの目立たない訳ないです」
シスイは銀髪の子供の姿でぶっちゃけ誰よりも目立つ存在だ、しかし本人が聞いたら、ここへ激怒して襲撃してくるであろう事を当たり前のように言うマリア姫
「・・・そうね、けど何かが引っかかるのよね」
何か腑に落ちない事件となり、より一層に警戒をするフローラ達、そして残りの期間を堪能した一行は予定を終え学園へと戻るのであった