柾木家に喧嘩売るとか正気ですか?   作:ぐれむりん

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国王陛下

戦場であった聖地周辺は、ユキ姉達の指示の元、ババルン軍を次々に拘束、メイド部隊に応援を頼んで残務処理に追われてる頃

 

「おーい起きろ」ペチペチ

 

最大の戦利品である、ドールを叩き起こしていると目を覚まして周りを確かめる様にキョロキョロした後、俺の方を見て

 

「・・・そう、負けたんだね」

 

「ババルンとガイアは消し炭にした、欠片すら残ってないよ」

 

「私をどうするつもりなの?犯されればいい訳?」

 

「そんな事で、貴様の所有権を教会や各国に貰う権利を申し出る訳なかろうが、レイア・ファーストと、どうやって連絡を取ってた、聞かせろ」

 

「そう、剣士ちゃんを返すのね?」

 

「当たり前だ、あの危険な因子を、この世界に置いておけるか、ついでにレイアには懇々と説教してやる」

 

「危険な因子って?」

 

「てめえは知らなくていい、拷問でも催眠術でも使う気でいるが、一応なしで試してる、もし答えたら貴様も地球へ送ってやる、この世界では、もう生きていけないだろ?地球で柾木家の長を頼るといい」

 

「そう、そうね分かったわ」

 

「ここに残した家族への手紙くらいは預かってやるが、会わせることは出来ん、死亡した事にするからな」

 

そしてドールの指示通りの場所で、地球に居るレイアとのコンタクトを開始する、どうやら異世界間をテレパシーの様な要領で通話するそうだ、瞑想しながらコンタクトを取る事数時間

 

「伝えたわ、貴方の言っているマシュー?だかワシュウだか分からないけど、その人に連絡を取って空間を繋げなられないか相談するそうよ」

 

「よし、これで鷲羽が協力さえしてくれれば戻れるはずだ、こっちから送るのには相当時間がかかりそうだからな、方法も分からんし」

 

「その方法は確かにレイアも知らないと思うわ、幼児期まで戻されてからカプセルで送られたはずだし」

 

「メザイアさんマシューじゃないよワシュウさんだよ、それはまぁいいんだけど、メザイアさんは本当に地球で暮らすの?」

 

「ええ、そうさせて貰うわ、これからよろしくね剣士君、私の事はお姉ちゃんって呼んでいいのよ」

 

「やっぱフラグ立てた、もう柾木一族は永遠に来るなよ?頼むから」

 

「ひどくない?そんなに好かれてないですよね?」

 

「ううん、向こうへいったら、お姉ちゃんと結婚してね♥」

 

「お幸せに、子供送り出すとかしなければご自由に、むしろ剣士を独り占めできるかもよ?ちなみに結婚式は呼ばなくていいから、帰る日が決まったら連絡くれ、渡したいものがある」

 

「なんでだよ!メザイアさんも冗談ばっか言ってないで何とか言ってよ!」

 

「ううん、メザイア姉さんって言ってくれなきゃ嫌♥」

 

「分かったよメザイア姉・・さん」

 

「あああーーん!」

 

嬉しそうに剣士に抱き着くメザイア・・・もう勝手にしてくれ

 

 

そして移動が出来るまでは、剣士とメザイアで旅に出る事となり、妊娠しない様にメザイアには術式を入れ、さらに監視を入れはしたが、メザイアがねっとりとまとわりついてて離れず、剣士もまんざらでは無い様でメザイアとの旅を楽しみつつ、帰る日を待つのだった

 

 

 

聖地奪還が終わり、集まっていた各国の軍はそれぞれの場所へ戻っていく、俺達も捕虜の引き渡しに関わる金銭について取り決める、他の事は全て事前の時決めた通り全部頂く事となった

 

本拠地であるトリステイン王国へ帰還した後、一応凱旋パレードを行い宮殿へ戻り3日間の休養を経て、国王としての務めを果たす、戦後処理が主で教会を筆頭に戦闘で見せたダブルオーはやはり見られており問い合わせが殺到、同時に戦艦アークエンジェルについてもだ、もちろんなにそれ?とか夢でも見たんじゃね?っと言い知らん顔、流石に俺達に牙を向ける訳にも行かず、追及しきれず帰って行った

 

 

 

 

「さて国王が忙しいなんて誰が言ったんだか」

 

そうなのだ俺は絶賛暇だ、国王が忙しいと言う小説はよく出て来るが、実際になってみれば分かる暇だぞ?

 

起床して着替えさせてもらって朝風呂、食事をしながら秘書官が、かいつまんで国の中の大きな事件や出来事を報告、ニュース聞きながら朝食と同じだね、けど毎日毎日何かある訳でもないので、1週間に1度報告に来るくらいだ

 

その後から、ずーーーっとやる事無いの分かる?

 

客なんかめったに来ないし、大臣とかと打ち合わせなんかしないし、国家予算の取り決めも5年に一度あるかないかだ、それもどんぶり勘定だから適当、あっても前回と同じでいいですね?、おk!これで終わりだ

 

莫大な資金を得たが、別に使い道もないし、国民にバラまいても図に乗るだけだ、俺が使った事と言えば権利を獲得した聖地の大改築にだ、しかも捕虜の解放する時の金が莫大にあって余り使う事も出来なかった

 

さらに俺よりも暇なのが、母さんと、ユキ姉だ、急に王族になって戸惑うばかりで居たが、何もしなくても全部やってくれる、ユキ姉は皇后なので、母さんよりも酷く暇ぷーなので俺としゃべってるか、セックスしてるかくらいしかやることがない、たまに

 

「よし旅に出るお、ユキネ一緒に行こうぜ!」

 

「うん!」

 

そう言うと、なぜか避暑地へ連行されるのだ、囚人かっての!

 

 

仕方がないので、異空間へユキネと行って新たな起動兵器を作ってる、そりゃもう悪意の塊みたいな化け物が出来上がる

 

「どうするのコレ?」

 

「こうやって聖機神が作られたんだろうね、暇を持て余した人が作ったらいけないね、世界から戦争が無くならない理由が分かった気がする」

 

「それアナタだけだから、むしろ私だけだったら無理」

 

「そっか、しっかしコレは外に出せないね、けど壊すのは嫌だな」

 

「・・・・」

 

 

 

 

そして月日は流れ、ユキネと結婚以降、気が付けば側室が3人追加されてしまう、既にユキネには3人の子供がおり、継承権も問題ないにもかかわらずだ

 

「よし!隠居しよう。後は任せたぞマグノリア!」

 

「何を言ってるのですか!マグノリア皇太子殿下はまだ5歳ですよ」

 

「うっさいボケ!どうせ結界で育ててるんだろ?とてつもなく可愛げのない子供に育てやがって、なんだよアレ」

 

子供の教育は教育係がするらしく、何年かは会う事すら叶わず久々に会ったら、どこの貴公子だよってくらいしっかりした口調で、直立不動で淡々と受け答えするコナンみたいな頭は大人、体は4歳児が居たんだぞ、しかも婚約者と共に現れてだ、その見た目はちっさな幼児なのに、どこのキザ男だよって感じの会話なんだぞ、泣くぞ?泣いちゃうからな?

 

「王族としての責務です、マグノリア皇太子殿下は次の王になるべく当然の教育をさせて頂いております」

 

「そりゃご苦労だったな、戴冠式の用意をしてくれ」

 

「ご冗談を言われないでください、国王殿下の御蔭で、どれほど我が王国は豊となったと思われるのですか

国王陛下が居てくださるだけで国民に多大な安心感を与え、経済は過去に類を見ないほど活性しております

今国王が変わってしまわれては多大な影響が出ます故承知できませぬ、どうしてもと仰るのでしたら我々の屍の上で行ってください」

 

ったく毎回コレだよ、萎えるっての、殺したら殺したらで念仏の様に、こいつらの家族が後を継いでブツブツ言うんだぜ、やった事あるかは想像に任せるんだけどな

 

「ちょろっとフローラの所へ愚痴を言いに遊びに行って来るわ、ユキネも行きたければ付いて来て良いと言っておけ、ガキ共は俺の代わりに玉座にでも座らせておけ」

 

「側室の方々はどうされるのですか?」

 

「う~~~ん・・・好きにしろと言っておけ」

 

側室の子供に継承権を与えないと言ってるのに、次から次へと側室を送り込んでくる各国、断り切れなかったのは学園の知り合いだったし、好みの女性だったからだ、誰かって言うと、アウラ、ワウアンリー、シルビアだ、シルビアだけは原作に登場してないが、クラスメイトだった彼女だ、王宮に入ってからもマメに手紙をくれて、暇だったから返事を書いてたら突然王宮に連れてこられ?か来たのか分からないがノリで側室にした、大した家柄ではなかったのによく許可したなと後で聞いたら、もう誰でも良いので俺の種を植え付けれそうならそうして欲しかったそうだ

ちなみに他の知らない女性とかの手紙は無視してるし同じ手は通用せんよ?

 

アウラはダークエロフで超美人さんで、負の時間が萌え萌えキュンなので側室にした

 

ワウアンリーは、結界工房に遊びに行った時にウチの国に専属としてスカウト、俺の良き暇つぶし相手として扱ったらむらっときて押し倒したら側室になった、時折めちゃくちゃエロんだぜ?反則じゃね?何時も友達感覚で居たら、その女性の女の部分がちょろっと見えた時ムラっと来ないか?アレだ、そのアレにやられた

 

 

そしてフローラ女王の所へ愚痴を言いに遊びに行くと、もう既に慣れた歓迎を受け、持って来たな土産を投げつけると

 

「よし!マリア居る?」

 

「よし!じゃありません国王陛下!なんで土産の品を投げつけるのですか」

 

「うっさい苦情はフローラに言えよ、アラフォーのレオタードドレスなんか拷問じゃねーか!」

 

「なによ!失礼しちゃうわね」

 

「失礼過ぎんだよ、年を考えろよ孫も居る癖に」

 

「ふーーんだ、マリアちゃんなら旦那さんとしっぽりやってるから来ないわよ」

 

「あっそ、じゃーいいや今回の訪問はずばり!ハヴォニワにトリステインをくれてやるって話だ!どうだ嬉しいだろ?」

 

「またその話なの?いい加減諦めなさいよ、それよりもユキネちゃん達も久しぶりね」

 

そして案内された場所で食事をした後、集まって話をする事に

 

「なんだよしっぽり楽しんでたんじゃないのか?」

 

「何言ってるのよ!他の人の居る前で」

 

「まぁ~いいや今回は新ネタだぜ、思い出したんだ、俺って学園を卒業しては居なく休学だったってな!」

 

「再入学するつもりなの?」

 

「おう!やっぱ国王が中退は世間体がよろしくない、しかも学園は俺の管理下にまだある!行くしか無くね?」

 

「・・・・よっぽど暇なのね、気持ちは分かるけどさ」

 

「あらいいわね~私を教員で雇ってくれない?シスイちゃん」

 

「まかしとき!学園長にしてやるよ」

 

「2人共おやめください、再び聖地を火の海にするおつもりですか?」

 

「「やだ!」」

 

俺とフローラは此処に共同戦線を張ることに!

 

「んでさー復学じゃなくって再入学にしようと思ってんだよ、見た目も分かんなくね?」

 

「そうねシスイちゃんは、極端に成長が遅いのよね、うらやましいわ~」

 

「偽名で入学してさ、流石にひな祭りのひな壇みたいに祭り上げられるのはマリアとかじゃあるまいし、ありえないじゃん」

 

「なんで私が引き合いになるのよ!」

 

「だってあれ俺最初見た時はイジメにでもあってるのかと思ったぞ」

 

「うううう・・・確かに」

 

「けど偽名を使うと言う事は聖機師として入学されるんですよね?不味くないですか?」

 

「大丈夫だって、教会の連中が婚約者として通告したって、卒業の時にバラすし」

 

「それって相手の子、相当なショックよ?」

 

「かといってこれ以上側室増やすの不味いし・・・何かいい方法ない?」

 

「増やせばいいじゃない、貰ったお金も全然使ってないんでしょ?」

 

「他人事だと思って好き放題言うな、確かに増やしてもいい?」

 

そして4人の顔色を確かめると、アウラが

 

「私も教員で入れてくれるのなら」「私も」「あー私も行く!」「私も行きたいです」

 

「よし、おまいら全員お留守番で!俺だけ行って来る、不幸な学園生活になってしまいそうだ」

 

「なんでですか!」

 

「ぜってーーーーバレルじゃん!」

 

「じゃー許可しません」「当然よ」

 

「あ・いい事思いついた、聖地とは違う学園を作ろう!そうだよ聖機師ではなく聖機工と機工人の為の学園を作ればいいんだ、おまいらそこの教員な」

 

「「「「「ざけんな!!!」」」」

 

「けど悪い話じゃないわよ、確かに今は一緒だけど、機工人の開発は先の戦争でも活躍したのにも関わらず日の目を見てないのが現実よ、聖機工の育成だってそうよ、専属に教育機関があってもいいはずよ、聖機人と同じくらい重要なのに無いなんておかしいわ」

 

「だろ?」

 

 

 

って事で、聖地を超拡大して学園都市としての拡張工事プロジェクトが決まった、教会も俺達の企画に賛同し、資金は俺が使いきれなかった所から捻出する

 

「よし、いい暇つぶしが出来た、徹底的に金と時間をかけて設計するぞ!」

 

3年ほどかけて、大勢の設計士を集めて徹底的に設計にこだわり尽くした学園都市プロジェクト、学部ごとに学園を作り、都市としての機能も持たせた事で効率化を図った

 

出来上がった巨大な設計図と模型を前に俺は

 

「こんなもんだろうな」

 

「建設費の試算が凄い事になってるわよ、建てられるの?」

 

ワウアンリーが隣で心配そうに聞いて来る

 

「なんとかなるっしょ、王宮が10個くらい作れる額だし」

 

「めちゃくちゃねホント」

 

「後は建築家の仕事だ、これで思い残すことなく学園生活が出来る」

 

「許可下りないと思うな~」

 

「なんでだよ!大仕事を終えたんだコレ位の我儘いいだろうが」

 

「聞いたんだけどさ~、シスイって卒業してる扱いになってるそうよ」

 

「なんだと?何処情報だそれ」

 

「姿を消した学園長が、全員分の卒業証明書を残してたらしいのよ、けど大半は戻って復学したし許可も下りたんだけど、戻って無い子達は全員卒業って事になったそうよ、聞いたのは結界工房の人になんだけど」」

 

「ざっけんな!学園は俺の管轄だ消えた奴の言う事なんぞ知るか」

 

「だといいんだけどね、けどさマグノリア皇太子殿下も近い内に入学するんじゃないの?親子で同級生とかって子供がグレちゃうわよ?」

 

「マジ?あいつ特権使って入学するつもりなの?」

 

「分からないけどね聞いてみたら?」

 

 

 

 

そして俺は玉座に座り、息子のマグノリア皇太子を呼びつける

 

「マグノリアよ、聖地の学園へは何時頃に入学すると考えておる?」

 

「はっ!父王殿下様、畏れながら来年度に入学を考えております、父王殿下様の名を汚さぬよう努める所存にございます」

 

「マグノリアよそなたは来年10歳となるのであったな?特権を使うのか?」

 

「はっ!少しでも早く父王殿下様のお役に立てるよう努めるべく、出来うる限り早く卒業し戻って参る所存に御座います」

 

「飛び級をすると申すか、しかしかの学園は余の管轄する学園だ、マグノリアが特権を使いさらには飛び級をする事は認められん、其方がそれをすれば、それが指針となって他の者達にも無理強いる事となる、其方は皆の指針とならねばならぬ立場ゆえ、特権を使わず飛び級もせず学園へ入学する事を命ずる、よいな?」

 

「はっ!」

 

(よし!これで俺と同級生になるのを回避できた)

 

「それでは下がってよい」

 

「お待ちください父王殿下様、お聞きしておきたい旨が御座いまして」

 

「申して見よ」

 

「父王殿下様が聖地の学園へ入学すると言う話を聞いたのですが、私の入学時期と関係があるのでしょうか?」

 

「うむ、余は偽名を持ってお忍びで入学する予定となっておる、これも学園都市計画の為なのだ、さすがに余と同級生は嫌であろう?」

 

「そのような事はございません、大変名誉な事に御座います、差し支えなければ一緒に入学したいと考えております、再考して頂けないでしょうか父王殿下様」

 

「分かった再考しておく」

 

(誰だ!チクった奴は、ちくそーーーー!!!)

 

 

 

誰がチクったのか聞いたら、母であるユキネだったので怒る事も出来ず、さらには子供の我儘に付き合って2年後に入学しろと言われる、仕方がないので交換条件として、他には絶対漏らさない事と、関係者の学園の立ち入りを禁じた、もちろん側室は勿論の事フローラ殿下達にも秘密という事にして貰ったおかげで、勘違いをしていたフローラ達は今年度の潜入を試みて、俺を探し回ってたそうだ、ざまあああ!

 

 

 

 

そして予定通りに2年後の入学を親子でする事になったのだが・・・

 

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