柾木家に喧嘩売るとか正気ですか?   作:ぐれむりん

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新居

 

ユキ姉やモルガンさんが卒業するにあたって1番めんどくさかったのが、次の生徒会長に俺を指名した事だった、結局は諦めてくれたが

 

そしてモルガンと言えば奴も大貴族という事で学園に別邸を持ってるので、卒業したらくれと言ったらすんなりくれたので引っ越しを済ませて住むことになった

 

中々の広さで綺麗に使っていた事が窺い知れる、俺の従者はユキ姉を入れて7名になる全員が女性で、卒業生の中から俺が指名したメンバーで雇用した方々で、俺の好みの女性ばかりとなってる

 

フローラ様とか各所から推薦された方々の中には好みも居なかったし、なにより長が年下だとやりにくいとの事で断った

 

「とはいっても中々だなぁ・・俺もう15歳なのに」

 

「何がですか?」

 

「身長だよ」

 

「いいではありませんか、私は好きですわよ」

 

「はぁ~・・検査と計算では10分の1にまで下がってしまって当分子供の姿のままなんだぜ、たぶん今の肉体年齢8歳前後泣けてくるよ」

 

「そうなると寿命は1000年近くになるのですか?」

 

「なるだろうね、いっそユキ姉も施しちゃうか?」

 

「ユキネ様にですか?出来るのです?」

 

「それを無理やりやると女神に何されるか分からないんだよなぁ~、仕方ないから女神の依頼を達成したご褒美として貰うことにしよう、ユキ姉が老衰するとかないわー」

 

「本当に愛されてますものね」

 

「君達も俺のお気に入りなんだ自信を持ってくれよ」

 

「拾って頂いた事には本当に感謝しております、それと各所から色々言われておりまして・・・その・・どれくらいかかるのでしょうか?」

 

「精通の兼か?」

 

「はい・・」

 

「そろそろ行けるって話なんだよな、身体検査受けた限りでは、けど肉体年齢10歳未満の子供とやるつもりなのか?」

 

「・・それは何といいましょうか、私の口からは・・とても」

 

「ですよねーー」

 

「嫌という訳ではないので名誉な事だしお慕い申し上げておりますので・・その私もした事がなくって・・その・・」

 

「自分から話を振っておいて自爆するなよ、まぁ~そこが君の魅力的なところでもあるんだけどね」

 

「うううう・・・」

 

「学校が始まる前にやる引っ越し記念パーティーの準備は明日の10時からだったな?」

 

「はい、もう準備は整っておりますよ」

 

「なら結構、明日歴史が動く・・ってか」

 

呼び出した中には、ユライトとダグマイア達も含まれており、この機会に仲良くなっておこうと言う計画だ、おそらく今のシトレイユ国王が死にかけてるのもコイツらのやってる事だろう、間もなく死ぬはずだ

 

死んだらいよいよ動きが活発になるだろう事を見越してお近づきになっておこうという訳だ、死にかけのシトレイユ国王の側にいる為に半年前からラシャラを始めとした側近達はいない、マリア姫も呼んでないクラスメイトは結構呼んでるが、王族をたかが引っ越しで呼ばなくてもいいんじゃね?って俺が言ったからだ

 

 

 

そして翌日、引っ越し記念パーティーが開始され、様々な方々が遊びに来てくれることになった

 

「よっ!セレス元気してっか?」

 

「お引っ越しおめでとうございます、シスイ君」

 

「へへへっセレスに言われると1番嬉しいかもな、彼女とはどうなんだ?」

 

「ちょ!こんな場所で言わないでよ!!」

 

「ったくめんどくせー奴だな、んなもの力ずくで奪えばいいんだよ」

 

「シスイ君じゃあるまいし普通の聖機師なんだって僕は」

 

「まぁ~そういう事なら仕方ない駆け落ちする時は何時でも言え協力してやる」

 

「うん、その時はお願いするよ」

 

「けどそうなっても俺達は親友だから遊びに行くぜ?」

 

「もちろんさ」

 

 

 

そして次の方にも挨拶をする、以前森であったダークエルフの人達づてで仲良くなった方々だ姫とはあまり接点がなくってあいさつ程度しかしたことがない

 

「来てくれたんですね、アレから何度か森で色々教えて貰って助かってます」

 

「そうか、貴殿もなかなかの人物らしいのに変わっておるのだな」

 

「そんなつもりは無いんですがね、あの森って静かで考え事するには丁度いい感じなんですよ、森の中っていいっすよね」

 

「そういう事なら今度我が国へ遊びに来ると良い案内するぞ?」

 

「まぢっすか!今年の夏は無理だろうけど次以降の予定に組み込んでおくっす!」

 

「ははは君も大概忙しい身の様だ無理の無い様にな!」

 

 

 

 

 

そして次の方にも話をする、今度は本命の1人ユライト教諭だ

 

「ユライト教諭すいません個人的な引っ越し祝いに教諭である貴方を呼びつけたりして、しかもかなりの物を祝いとして頂いたりして」

 

「気にする事ないさ、それよりも君は随分女性の趣味がいいね、メイドさん達を見れば君のセンスが伺えるよ」

 

「相変わらずっすね、けどユキ姉だけには変な視線を向けないでくださいね、命の保証をしかねますゆえ」

 

「もちろんさ、君に初対面で殺されかけたからねハハハ」

 

「その様子だと懲りてないみたいでしたので」

 

「こりゃ痛い所を突いて来るね」

 

「それで体の副作用は大丈夫なんですか?」

 

「・・・どうしてそれを?」

 

「ん?副作用じゃないんですか?その体の弱い原因ってのは」

 

ユライトの視線が一気に強くなる、へらへらした表情が一変する

 

「さて君が何を言ってるのか分からないが、体が弱いのは産まれつきなんですよ、君の言う様な事はありませんから」

 

「薬の副作用ってのは怖いですからねお大事に」

 

「まったくそのとおりです気を付けますよ」

 

なかなか盗聴しててもバルルンと連絡を取らないコイツへの布石はこれくらいでいいだろう、あまり言うと警戒されすぎる

 

そしてその後ダグマイアにも種をまき、引っ越しパーティーは終わるのだった

 

 

 

 

その後も毎日盗聴していると、ようやく動きがある

 

「大丈夫なの?」

 

そう言うのはユライトのもう1つの人格であるネイザイという女

 

「何か知ってる様でしたが私達の関係を知るほどではないでしょう」

 

「そろそろ国王は」

 

「ですね、そうなると騒がしくなりますかね」

 

「彼が送り込まれる時期と重なならければ良いのですが」

 

どうやらまだ剣士は来てないみたいだが、レイナとでもコンタクトを取ってるのだろうか?

 

「男なの?」

 

「そうらしいね男の子になるそうだ、連絡はドールにしか出来ないからね」

 

「探し物は探し出せそうなの?」

 

「順調に信用を得てる段階さ、なかなかガードが固くてね」

 

この後も会話は続き、剣士がドールを通じてレイアがコンタクトを取ってる所までは判明したのだった、その後の会話は俺にとってはどうでもいい話だ

 

 

 

 

もうすぐ開始されるのに合わせてこっちも準備を進めていく、ユキ姉に話す時が来たと判断し2人きりになって異空間に作った俺の部屋に連れて行く

 

「ここなら何があっても盗聴の心配はないはずだ、姉さんをここに連れて来たのは初めてだけどここは異空間に作られた結界、ここに来た意味わかるよね?」

 

「使命を果たす時が来たのね?」

 

「そういう事だ、いよいよ動き出した様なんでな全部知ってそれでもなお味方になって欲しい」

 

「分かってる、世界を敵に回すかもしれない事も」

 

「そうなるのは最悪の場合だ、そうならない為にも協力が必要になる」

 

「うん」

 

「まず近い内に異世界から人が来る、その人物ってのが古代時代に異世界に送られた人造人間、そいつは人造人間ながら子を作る事が出来る為、異世界で子を作り再び世界に聖機神ガイアが復活した時に合わせて送られる事になってる対抗するためにね、それを逆手にとって呼び出そうとしてる」

 

「逆手に?」

 

「聖機神を倒すために作られた人造人間は3人だ、1人は異世界に送られ、1人は地中深く埋められ何年か前に掘り出された名をメザイア・フランと名乗ってる、本名はドール・サードだ、こいつを使って最近異世界とコンタクトを取って人造人間と異世界人の混血を送り出そうとしている」

 

「・・・悪用されるのね?」

 

「それは構わないんだ、むしろ勝手にやってくれって話なんだ」

 

「どうして?」

 

「もっと厄介なことが有るからだ、それに比べれば聖機神の復活何て些細な細事、問題なのはこの混血児の父親にある」

 

「普通の人じゃないって事?」

 

「そう、この一族は神に近いんだ、女神でさえ何も手出しできないほどの強大な一族でな、問題なのは血筋そして彼の近くに居る奴らだ、彼を万が一にも殺したら異世界間を移動して1人でもこっちに来たら星事消すことだって考えられるから殺す事も出来ないし、変に害する事も出来ないんだ」

 

「そ・そんな・・」

 

「そしてこの血族には特徴があってな神に近いと言った理由もここにある、まず第一に関わる女性に好かれやすい体質で本人の意思に関係なく惚れさせられる、動くハーレム製造機だ、コイツの兄には何人もの嫁が居るしな、しかもその嫁が曲者ばかりでその中に万単位を生きる科学者まで居る、おそらくこいつが移動に関わってくるはずだ」

 

「・・・そんなの女の敵じゃない」

 

「さらにコレが問題なんだ、力が覚醒すると人間の上位種ともいえる存在となり、周りに居る人達にも影響が出る、不老化が主な効果だ、女神はコレを何としても止めたいらしい」

 

「不老化って・・・大事になるわよね?」

 

「なるね、彼を取り合って戦争間違いなし、そばに居るだけで不老になるんだからな」

 

「そんな厄介な存在なのに殺せないんだよね?召喚される前に食い止められないの?」

 

「どこでなのかがまだ分からないんだ、コンタクトを取ってるらしき事までしか」

 

「それでシスイはどうするの?」

 

「もちろん食い止める為に動く、止められなかった不老の者と彼の子供を身ごもった女性も抹殺対象となる、そしてドール及びドールを操ってるバカ達の抹殺かな」

 

「ドールってメザイア先輩でしょ?」

 

「うん、太古の遺産だからね抹殺対象になる」

 

「・・・そう、厳しい戦いになりそうね」

 

「俺が頼れるのは姉さんだけになる、たぶんドール抹殺は間違いなく不味いからね」

 

「どうしても殺さないといけないの?」

 

「どちらかと言うと別に放置でもいいんだ、ただ異世界との特異点と考えられる以上は邪魔な存在だからね、奴らがどうやって異世界とコンタクトを取ってるかが問題になるかな、特異点となってるなら抹殺は避けられない」

 

「・・・仕方がないとはいえ戦争になるのね」

 

「始めるのはメスト家になる、もう半年も過ぎれば学園が戦いの舞台になるはず」

 

「なんで学園なの?」

 

「ここに奴らの欲しい物が揃ってる聖機神とガイアの盾、それが揃えば誰にだって勝てると思ってる、そして同時に学園を落として足がかりに世界征服かな?」

 

「・・・・くだらない事で戦争を始めるんだ」

 

「そのくだらない事で俺達は何年も苦労させられてきたんだツケはきっちり払って貰うさ」

 

「さて天地岩を使う時も近づいている、俺が使うか柾木剣士が使うかは分からんが」

 

「聖機神に対抗する為の剣なのね?」

 

「そう、姉さんも最近冴えてるじゃん、アレを圧縮して剣にして使うんだ」

 

「そのやっかいな異世界人が柾木剣士っていうんだね?」

 

「正解、召喚後は色々関わってくる人物になる、殺気を向けないようにね、見たら逃げる様に」

 

「うん、まだ死にたくないわ」

 

その後も色々と話て打ち合わせなどを行い、俺の作った機体のお披露目をする

 

「コレが俺が作った女神からの知識も使ったが、どの場所でも動く事が出来る機体で名を聖機シリーズの枠を超えた存在である、モビルスーツという名をダブルオーガンダムっていう、少し乗ってみる?」

 

「え?え?ええええええーーーっ!?」

 

姉さんをサブシートに乗せて、一気に宇宙まで行くと

 

「どお?アレが俺達の住む世界だ、結構綺麗でしょ?」

 

「こんなの見つかったらそれこそ・・」

 

「鹵獲されたとしてもどうにもならない様にしてあるよ、決まってるじゃない」

 

「・・・聖機神がどうでもいいって意味、ようやく分かったわ」

 

「それはそれは何よりです」

 

「褒めてないんだよ?呆れてるんだよ?」

 

「もう少し宇宙の旅をお楽しみください♪」

 

 

 

 

 

1時間程度宇宙で飛び回った後、機体を回収し家に戻る

 

「おかえりなさいませシスイ様、ユキネ様」

 

「おう、何かあったか?」

 

「いえ特には」

 

そのまま俺達は各部屋で休むのだった、ユキ姉は余りの出来事に眠ることは出来ず、頭を抱えた状態だったのだが・・・

 

 

 

 

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