柾木家に喧嘩売るとか正気ですか?   作:ぐれむりん

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そして旅へ・・・

 

 

そしてついに柾木剣士は此方の世界へとやって来た!

 

俺達が知ったのは、ユライト教諭の部屋を盗聴して判明したので最近の話だ

 

「ユキ姉ついに召還したらしい」

 

「本当に来たんだ・・・どうするの?」

 

「場所が分からないんだよな~」

 

メザイア教諭にも盗聴を仕掛けてるが全くもって分からずじまいなのだ、何かを見落としてる気がする

 

「このまま場所が分からなければ戴冠式を狙う事になる、調査の為の草とかも迂闊に用意できないし」

 

「本当に召喚者を暗殺に使うのかな?しかも優秀な聖機師なのに」

 

「そこなんだよなぁ俺もいまいち理解が及ばないんだけど賭けるしかない、それでも無理なら証拠集めてから尋問しかないな」

 

「ユライト教諭をですか?」

 

「それしかないだろう、あのダグマイアを尋問しても意味がない」

 

「戴冠式は何時になりそうかのか分かるのです?」

 

「国王が死んだのは3日前らしい、学園にも通達は来てないが時期に通達されるはずだ、戴冠式はそう遅くない時期だろうな」

 

 

 

 

 

そして注意深く監視してると、色々な証拠をペラペラとまぁ~大丈夫か?ってくらい話してくれる

 

そして戴冠式の日取りが決まるまで結局居場所は分からず、俺にも招待状が届いた

 

「招待状来なかったらどうしようかと思ったぜ」

 

「うん、学園抜け出して行くのってリスクあるもんね」

 

「だよなぁ~」

 

「やっぱドールはまったく尻尾を出しやしねぇ、あーーもう!何なんだよ!!」

 

「やっぱ何か見落としてるんだよ」

 

「ですよねー」

 

「けど時折家には戻って来てないんだよな、かといって追跡するのは危険だしさ、もっと早くに手を打っておくべき相手だったな」

 

「うん、けど2つの人格があるんだよね?それが関係してるんじゃないの?」

 

「多分そうなんだと思うよ、それをうまく使ってる所までは分かるんだけどな」

 

「しょうがないよ焦っても、戴冠式で合えるのを期待するしか」

 

「だな」

 

 

 

 

そして戴冠式へ行く俺はメイド達そしてユキ姉を引き連れて先日購入して改造を済ませた船で戴冠式のあるシトレイユ皇国へ向かった

 

「ユキ姉感づかれない様に視線には気を付けてね」

 

「うん」

 

長ったらしくかったるい戴冠式が始まり、俺は屋根などに目を配っていると人影が居るのを見つけると急いで席を外して一気に人影を追うと

 

「おいこんな所で何してんだ?」

 

俺の接近に気が付いた男は武器を構えてこちらを見る、仮面の男に、剣士と思わしき男だ、その少し離れた場所に何人かいるのが見える

 

「どうやらよからぬ事を考えてる様だな捕縛させてもらうが構わんな?」

 

相手の男は何も言わず剣士を引きずって逃げようとするので一気に近寄り剣士を掴む手を一気に切り落とすと

 

「ぐっ!ぐわああああ」

 

「なんか聞いた事ある声だな?今度は仮面をはいでみるか」

 

「き・・貴様・・・」

 

「喋れるじゃねーか仮面君、そこの男に聞く名を剣士と言うか?合ってるなら返事しろ」

 

剣士は首を縦に振る

 

「次に聞く、剣士は暗殺者か?そしてその仮面の男の仲間なのか?そうならその場に居ろ違うなら俺の所に来い」

 

剣士は仮面の男を振りほどいて俺の所へ来る

 

「よし、剣士俺に付いて来い天地兄さんに合う方法を教えてやる」

 

俺の言葉に剣士は眼を見開いて俺を見る、そのままジャンプして自分の船に戻ると通信でユキ姉に戻るから他の船で帰る様に伝え出航する

 

「剣士君、会えてうれしいよ、まだ俺が何者か教えてなかったな、俺は元日本人で現在はこの世界の人間のシスイ・メアっていう、シスイって呼び捨てで構わんよ」

 

「あ・あのどうして俺の事を?」

 

「まずはコレを飲め、この地域特有の予防接種だ」

 

俺は剣士にドリンクを渡して飲ませてやる、どうやら警戒はしない様でちゃんと飲んでくれる

 

船を学園へ向けて自動運転に切り替えると

 

「やっと安全区域に到着できた、ここまでこれば奴らが追って来ても対処できる」

 

「何か色々知ってるみたいですけど何が何だか・・」

 

「まずは帰る方法になるんだけど、今は無理だ、じゃ~いつになればって話だが君の使命を果たすまでは最低でも無理になる、これはレイアつまり君の母が関係してるんだ」

 

「母さんが?」

 

「まず君の母の故郷なんだよここは、そして君をここへ送り込んだ奴こそ君の母なんだよ、受け取り手も関わってるみたいだけどね」

 

「母さんがなんで?」

 

「君が生まれる前から決められてた事みたいだね、人柱としてここへ来ると言う事は」

 

「使命って言うのは何をしたらいいんだ?」

 

「古代時代の遺産の破壊だと思うんだけど、ぶっちゃけ俺も良く分からないんだよな、知ってるのは君の母か、受け取りてになってるドールって奴になるはずだけど」

 

「さて俺にも使命がある、俺の依頼主はこの世界の女神だ、それを君に聞かせる、それを聞いて敵対するもよし、協力するもよし好きにしろ」

 

「敵対したら殺し合いになるんだろ?嫌だよ」

 

「俺の方は君を殺せない制約があるから敵対は嫌なんだけどね」

 

「なんで?」

 

「聞けばわかるさ」

 

 

 

そして丁寧に1つ1つ教えていく、自分の置かれている状況に徐々に気が付き青ざめていく剣士

 

「っとまぁこんな感じだ、色々話疲れたから休憩にしよう」

 

「俺は本当に何しに来たんだよ、君の言ってる事が本当なら本当に母さんのしたことは最悪な事ばかりじゃないか、むしろ元凶は母さんと言ってもいい」

 

「そうだけど?話せる機会が有ったら俺の産まれてからの苦労を永遠と言ってやりたいかな、ついでにぶち殺したいね」

 

「言われて当然だよ、何考えてるんだ母さんは」

 

「柾木家の事は把握しきれてなかったんじゃねーのか?それが大きな間違いであり原因だ」

 

「過去の遺物は俺だけでどうにか出来るしな、アレの設計図持ってる俺ならどうにでもなるんだ、ぶっちゃけ何しに来たの?」

 

「ううううう・・・」

 

「しばらく観光旅行がてら一人旅でもするか?お迎えが来るまで」

 

「そうしよっかな、けど無理やり襲われたりして子供が出来たりしたら君に殺されるんでしょ?」

 

「そうだけど?」

 

「そ・そんなあっけらかんと言わなくても」

 

「じゃ~危険な因子を無視しろってか?厄介事を後世に残したから剣士はこの世界に来たんだぜ?しかも剣士の子供はそれだけで済まない、聖機神がおもちゃ程度だろうな」

 

「そう思うならポンポン作らない事だな地球に戻ったとしても、とはいっても地球の方は君の爺さんが旨く制御してる感じだけどね」

 

「言われてみると納得してしまう」

 

「一人旅はいいが監視は付けるぞ?構わないよな?」

 

「うん、しょうがないよね」

 

「その監視の兼で準備が居るから、このまま俺の故郷へ行く事にするから船の航路変えて来るわ」

 

そして行先を学園ではなく故郷へと変更すると、再び話し合いが行われ

 

「サバイバルは大丈夫か?」

 

「うん、特に問題は無いよ、この地域特有のとかは全然わからないけど地球のなら問題ないかな」

 

「後で草木の本とか渡すから読んでおくといい、他にも旅に必要な物を用意してやる」

 

「何から何までありがとう」

 

「いいってことよ、敵対されなかった分の予算がたんまり浮いたからな」

 

「ははは・・敵対しなくてよかった」

 

「それと色々準備が居るから到着後しばらく俺に剣の稽古つけてくれねーか?」

 

「うん、それはいいけどシスイ君相当な実力者だよね?」

 

「剣士から見てそう見える?」

 

「うん、助けてくれた時に相当強いって思ったから」

 

「まじか!超うれしいんだけど、剣の事は独学なんだよ本を見て試行錯誤しただけなんだ、宇宙最強一家の剣士に褒められるとやっぱ嬉しいな!」

 

「あれって独学なの?それの方がすごいよ」

 

「教えて貰う人が居なくてね、そんな訳でよろしくお願いします師匠!」

 

「う・うん、けど教えられるほど強くないかもよ?」

 

 

そして久々に故郷に帰ると町の住民総出で出迎えて貰える

 

「久しぶり村長、いよいよ使命を果たす時が来た」

 

「畏まりました、神子様我々はどうしたら?」

 

「警備を強化してくれ、襲われる可能性があるこの町事な」

 

「分かりました、神子様は社へ?」

 

「そうだ、紹介しておこうこいつは柾木剣士だ、コイツの世話係などには女性を近寄らせるな徹底させろいいな?」

 

「はい、ではその様にします」

 

そのまま社のある場所へ行き、巫女を下がらせて数名の屈強な男達が代わりに現れる

 

「この者達でよろしいですかな?」

 

「ああ問題ない、すまないが数日間滞在する、剣士は自分の事くらいは自分でするから最低限の手助けだけしてやってくれ」

 

「分かりました」

 

「それと天地岩を天地剣にする儀式も済ませてしまうから祭事の用意も頼む」

 

「畏まりました」

 

「それと何本か木刀と丸太を数本用意してくれ、それと森を使う人払いを済ませておいてくれ」

 

「一体何をなされるのですか?」

 

「俺の剣の師匠になってもらうんだ、少し休んだ後に手合わせをしたいから木刀を2本をそれまでにとりあえず用意してくれ、あとは明日以降で構わない」

 

「はい、それは楽しみですな神子様が認めた方という事は相当な実力者なのでしょう」

 

「俺のは我流だ、剣士のは正真正銘の使い手だ、比べるまでもない」

 

「あまり持ち上げないでよシスイ君」

 

「この後打ち合えばスグわかるさ奴らにもな」

 

 

 

食事と休憩を挟んで、早速広場で手合わせをする事になった

 

「剣士、移動の疲れは残ってないよな?」

 

「うん、大丈夫だよ」

 

そして俺から一気に攻め込んで行く、結構本気の打ち込みだが軽く受け流されてしまう、そこから燕返しを繰り出すが、当然の様に躱される

 

「やっぱ強いな」

 

「シスイ君も独学とは思えないよ」

 

そして全力での打ち込みを開始する、流石に最初だけは剣士も剣を使って受け止めるしかなく木刀が折れてしまう

 

「ここまでかな、予備は明日用意できるはずだ、これでも学園最強なのになぁ、しょうがないか、師匠これからよろしくお願いします」

 

「うん、僕も楽しかったよ明日からよろしく」

 

 

 

広場を後にして剣士と共に元の場所に戻ると

 

「それにしても剣士様の実力には感服いたしましたぞ、神子様がアレほど真剣に戦っても勝てない相手がいるとは世の中はまだ広いという事ですね」

 

「い・いえ・・僕はまだそんなに・・」

 

「剣士の爺さんは、剣士とは比べ物にならないくらいの剣士の達人だそうだ、ところで天地様とはどのくらいの差なんだ?」

 

「天地兄さんの方がずっと強いですよ、かすった事も無いですし」

 

「流石チート一家だな」

 

「なんだよチート一家って?」

 

「ズルいくらい強いって意味だよ」

 

「分からなくもないけど・・なんかヤダな」

 

「そうだ、護衛の兼なんだけど俺が一緒に行ってもいいか?剣士」

 

「別にいいけど、大丈夫なの??」

 

「まぁ~・・不味い時は一時戻る事になるかな、その時面白いもの見せられるぜ?」

 

「え?なになに??」

 

「巨大ロボットだ見たくねーか?」

 

「本当に?」

 

「嘘は言わねえ、手伝ってくれるなら乗ってもいいぜ?」

 

「うん!乗る乗ってみたい!!」

 

「そうこなくっちゃー!流石話が分かるな剣士は!」

 

「けどそんなの何処にあるの?」

 

「まぁ~それはお楽しみって事で、けど1人旅じゃなくって2人旅になってしまうが構わないか?」

 

「うん、この世界の事とか良く分かってないし、シスイ君となら面白そうだから、僕の方からお願いしたいくらいだよ」

 

「よし!決定だ楽しんで行こうぜ、実は俺もこの世界の事あまり良く分かってないんだ、使命の事もあって引き籠りに近かったからさ」

 

「そうなんだ僕が気を付ければ使命は完遂なんでしょ?」

 

「そういう事だ、いや~剣士には助けられっぱなしだわ、敵対してたらと思うとぞっとするぜ」

 

「僕も同じだよ」

 

 

そして旅の準備をする間にユキ姉達をこちらに呼び寄せる様に指示を出し、同時に休学届や各所に暫く姿を消すとの胸を伝えた書簡を各所に出した

 

「作戦成功してよかったね、暫く旅に出るのは心配だけど・・」

 

「姉さんも気を付けてね来る道中狙ってくる可能性もあるから、迎えに行った方がいいかな?」

 

「大丈夫よ、式典も問題なく終わったし」

 

「ダグマイアの様子は?」

 

「分かってないわ」

 

「変に探りを入れなくていいから、学園に居るメイド達とは合流しなくていいから早く戻って来てね姉さん」

 

「うん」

 

 

 

そして数日後無事に合流するのだった、メイド達は姉さんの到着の翌日に到着し改めて話し合いをする事になった

 

「剣士の迎えが来るまで、どれほどの時間がかかるか分からないけど、そう何年にもならないはずだ、それまで休学になる無理なら退学する」

 

「分かったわ、メイド達はどうするの?」

 

「ここで巫女として働いてもらう、防衛にも使っていいから」

 

「学園はもう危険なのよね?他には伝えなくていいのかな?」

 

「下手に伝えて動かない方が不味い、動いてくれないと大義名分が得られないからね、どうしたって負の遺産は処分したい」

 

「分かったわ」

 

「どの道もう狙われてる事くらいラシャラ女王は気が付いてるよ」

 

「でしょうね、フローラ殿下も感づいてると思いますし準備してる噂もありますし」

 

「なら犠牲者は少なくてすむはず、学園の防衛網もそれなりの機能がある訳だし」

 

「それで天地岩を明日にも?」

 

「そうだね儀式の準備が出来たから行うよ、姉さんにも手伝ってもらうから」

 

「分かったわ」

 

「後の細かい事は通信機を持って行くから随時って事で」

 

 

 

 

そして翌日、天地岩を天地剣にすべく儀式が執り行われ、3機の聖機人を用意していよいよ作業に入った

 

「剣士調子はどうだ?」

 

「うん、随分慣れたよ」

 

「ユキ姉も準備はいい?」

 

「問題ないわ」

 

こうして3人での作業が執り行われた、稼働時間が無いに等しい2人がメインとなって圧縮と支えを交代に行う、ユキ姉は補助だ

 

圧縮されるたびに遠く離れた場所で見つめる住民は歓声を上げる

 

「やっぱ結構時間がかかりそうだな、俺が支えてるから2人は先に休んでくれ」

 

「分かった」「・・・うん」

 

こうして時間をかけてゆっくりと圧縮していく俺達、予定よりも時間がかかったがどうにか完成し、重力制御の鍔をセットして完成したのだった

 

「何事もなく終わってよかったよ、おつかれさま」

 

そして出来上がった天地剣のお披露目と祭りが執り行われる、2日に渡って祭りが行われ、街は賑わいを見せるのだった

 

「やっとめんどくさい祭事は終わったな、これで俺の神子としての役割も終わりにさせて貰うよ村長」

 

「何を言っておられるのじゃ、天地剣が完成したとて、まだ使命が残っておるのでしょう?」

 

「まぁ~そうなんだけどさ、何処までかって街の皆に説明しやすいタイミングって事だよ、天地岩も無くなった訳だし」

 

「うむ~~・・そういう事ならば致し方ないのかもしれませぬが、しかし神子の立場を利用して色々融通は利かなくなりますぞ?」

 

「それは結構もったいない気もするけどさ、それをやったらそれこそ詐欺になるじゃん、まぁ~自分の食い扶持とユキ姉を幸せにする分くらいは何とかするさ、雇ったメイド達には悪いけどさ」

 

「そうですな、退職金をはずんであげるしかあるまいて」

 

「一応騒動はこれから起こるはずだ、それが終わるまでは雇っておくよ、それくらいの金はあるから@1年間雇うとだけ伝えてくれれば、仕事は村長に任せるよ、退職後も村長が雇用したいならそうすればいいし」

 

「うむ、ではその様にしておきます」

 

「社は俺が旅に出たら好きにして貰っていい、天地剣は全てが終わって無事なら戻すよ」

 

「なるべく無事に戻してくれると助かるんじゃがな」

 

「善処する」

 

 

 

 

天地剣が完成した数日後、俺と剣士は旅の準備を終えて用意していた車両に乗り込み出発する事に

 

「姉さん行って来るよ、何かあったらスグ教えてくれ」

 

「うん、シスイも何かあったら連絡してね」

 

「じゃー行って来る!」

 

 

 

 

そして俺と剣士は車両に乗り込み出発するのだった・・

 

 

 

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