「皆さん、まもなく作戦決行です。気を引き締めて。私から第一爆撃隊、第一艦攻隊、第一航空隊、加賀から第三航空隊、第二艦攻隊、第三艦攻隊を。飛龍から第四艦攻隊をそれぞれ発艦用意。飛龍は艦攻隊を飛ばし終えたら第六航空隊を発艦させ、艦隊上空を警備。まもなく太陽が昇ります。世界の荒廃この一戦に在り。各員一層奮励努力せよ」
「うう、うち、ち〜とばかし緊張してきたわ〜」
「不知火は大丈夫です。今更緊張しても何もなりません」
「大丈夫だって。帰ったらイラスト描くんだーって思ってたらなにも怖くなくなるって」
「秋雲、それフラグ建ってる……」
「私達空母の320機でこの作戦の火ぶたを切って落とされます。ここで転ぶわけにはいきません。いきます!第一次攻撃隊、発艦してください!」
「空母機動部隊の第二艦……ここは譲れません」
「第一次攻撃隊、発艦っ!」
プロペラが轟音をたてて飛び上がる。軽い機体ながら編隊の守護神、艦戦。次に発艦するのは、黒く光る爆弾を腹に抱えた艦爆。大きい機体の腹には戦艦にだって穴を開ける魚雷、艦攻。一部は飛行場に穴を開けるための爆弾を抱えている。
「ここからは……私達の艦載機を信じるしかありません」
「大丈夫よ。皆んな自慢の子達ですから」
「提督!長門が赤城達の第一次攻撃隊の電信をキャッチしました!『ト、ト、ト、ト、ト……』ト連送です!」
執務室には電信役の鳥海さん、多聞中将、そして出撃のなかった艦娘達が詰めかけていた。皆、これから始まる決戦の事を思うとじっとしていられないようで、ウロウロしていたが、鳥海の声で皆が彼女を囲んだ。多聞中将を除いて。俺はというと、机の上に地図を広げ、駒を置き、ただただ、祈っているばかりだった。
「全軍突撃せよ、か。始まったな」
「ここからいかに第一次攻撃隊が奮闘するかで全てが決まりますね」
キリキリと胃が痛む。早く、早くきてくれ。次の電信を早くよこしてくれ。良い戦果と共に。
艦隊の上を飛行機がくるくると旋回している。一機だけなら、ただの蝿の如くだが、一度編隊を組むと飛ぶ龍が如くだ。今回、私はあまり艦攻だったり、艦爆だったりを載せていない。搭載数64機に対して、艦戦を45機載せているからだ。でも、理解はしている。自分の中にしまっているあの時間。でも、思い出すだけでニヤニヤしてしまう。ただ、赤城さんの後だったことは少し残念だったかもしれないけど。
「あのー飛龍さん?」
「あ、陽炎ちゃん。私、なんか変な顔してた?」
「はい。とってもニヤニヤしてましたよ」
この後加賀さんに怒られた。
AL・MIの結末とその後までは考えたのですが、その後のネタが……
出して欲しい艦娘、もっと活躍させて欲しい艦娘がいたら感想欄でお願いします。ホントに思いつかなくて……