翌日の放課後、部室で姉ちゃんとリアスのトレードは行われた。
「これってある意味裏技よね~。」
「確かにそうね。」
「逆に考えると分かりますが、『双方同意の上』という条件がありますので普通はこういうトレードは成立いたしませんよ?」
ああ、普通だとお互い納得なんてしないわね~。
「でも、里奈はいいの?」
「え?だいじょぶだいじょぶ。おどさ・・・納得して転生したから・・・あはははは。」
あぶな!脅されたとか言ったら姉ちゃんに殺される!
「では、私は仕事がありますので戻りますね。・・・里奈さん!
そう言って姉ちゃんは帰って行った。最後の台詞がなんとも・・・。
「私としては里奈が眷属になるのは大歓迎なのだけれど・・・。」
「ああ、大丈夫よ。さっきもいったけどちゃんと納得して悪魔になったから。」
「それならいいけど・・・。」
まぁ、いきなり悪魔になって、トレードして!って言われても納得しないわよねぇ。この間まで拒否してたし。まぁ、この辺は時間が経てばなんとかなるでしょ!
「ああ、そういえばリアスか朱乃、それと祐斗にお願いがあるんだったわ。」
「お願い?」
「今から渡すアイテムのモニターになってもらいたいのよ。」
「モニター?」
「そう!モニター。」
そう言ってそれらを取り出す。
「剣の柄と弓?」
「そうね。剣はこう使うのよ。」
といって剣の柄を右手で構える。
「光よ!」
ブウウゥン
という音をたててバスターソード並みの光の剣ができる。
「え!これってどういう仕組みなの!?」
まぁ、こういう反応になるわね。
「そうねぇ、簡単に言うと自分の意志力を具現化させる武器って感じかしら?意思とか魔力コントロールに左右されるから他の人が持ったら刃の部分は大きさ変わるわよ?」
「そんな物どこから持ってきたの?」
「ひ・み・つって言いたい所だけど、サーゼクスとグレイフィアに頼まれたのよ。」
「お兄様とグレイフィアが!?」
「まぁ、実際に作ったのはアジュカ・ベルゼブブみたいだけどね~。」
「アジュカ様が・・・。」
「それでこの武器を私達で使って色々試して欲しいみたいよ?まだ試作って言っていたし。」
みんなが興味深そうに武器を手にとって見ている。
「弓は朱乃のほうがいいんじゃないかしら?魔法のバリエーション多いし。」
「そうね~。試しに使ってみれば教えやすいんだけどね~。」
私の言葉にリアスはしばらく考えた後サーゼクスに場所を見つけてもらうのに通信していた。
「いい場所があるみたいだから早速行ってみましょうか。」
リアスが魔法陣を展開してみんなで移動する事になった。
移動した場所は・・・昨日と同じ場所だった。悪魔側の土地だったのね。
ああ、昨日の魔法の跡が・・・。
「で、なんでまたグレイフィアがいるのかしら?」
「やりすぎないように監視です。」
私の問いに姉ちゃんが答える。監視て。
「昨日の里奈さんの例がありますので。」
「どういうこと?」
リアスが尋ねる。
それに姉ちゃんがある場所を指差し
「あそこのクレーター作ったのが里奈さんなので。」
『えっ!』
姉ちゃんの言葉にみんなが驚く・・・わからんでもないけど。
「どうしたらあんな大きいクレーター出来るの?」
「ゲームで使った体育館吹き飛ばした魔法を弓で撃ったのよ。」
「アレですか。でもここまでじゃなかったと思いますけど。」
小猫が聞いてくる。ああ、言ってなかったわね。
「それ使うと攻撃が増幅されるのよ。」
「お試しで使う魔法じゃないわよね?」
リアスがジト目だ。
「いや~、聞いた時にテンション上がっちゃって、てへ。」
「てへ、じゃありません。最初は
「里奈、あなたねぇ・・・。」
「と、とりあえず、みんなも試してみましょう!」
強引に方向転換する私。
「はぁ~、そうね。じゃあ里奈、朱乃と祐斗にレクチャーお願いできるかしら?」
リアスの言葉で祐斗と朱乃に使い方を教える。
「
バリバリバリバリッ!ドガガガガガガガガガッ!!
弓から放たれた朱乃の魔法が数十メートル先で炸裂する。
「これはすごいわね。」
朱乃が魔法の威力に驚いている。祐斗も色々やっているけど・・・あ、そうだ。
「祐斗、柄の先に
「どうかな?多分出来ると思うけど。」
光を消し祐斗が構える。私の予想が正しければ・・・
「
声と共に柄の先から実体のある剣が出てくる。
「うまくいったみたいね。どう?」
「これは・・・能力が全体的にが強化されてるみたいだね。」
「あとは・・・そうだ小猫、これ使って光の剣出してくれる?」
私は剣を渡し小猫が発動させる。
「どうすればいいんですか?」
「ああ、そのまま動かないでね。」
そう言って呪文を唱える。
「
「にゃっ!」
バシュウ!
音と共に剣が魔法を吸い込み刃が黒く染まる。
「先輩!先に説明しておいてください!」
あはは、いきなりは驚くわね。にゃっ!だって、可愛い。
「ごめんごめん、小猫、あそこの岩に向かってその刃飛ばしてみて。念ずるだけで飛ぶから。」
「行け!」
バシュ!
小猫が飛ばした刃の当たった部分が塵と消える。
「先輩・・・。」
小猫がジト目で睨んでくる。
「ほんとごめんって!あとでパフェ奢ってあげるから。」
「スペシャルなら許します。」
「仕方ないわね。ここから戻ったら行きましょうか。」
「約束です。」
小猫がなんとか機嫌を戻してくれた。
「里奈さん、これって任意で弾いたり吸収したり出来るのかな?」
「ああ、それは私もやった事無かったわね。実験してみましょうか、いい?祐斗。」
「ああ、お願いするよ。」
祐斗が構えたのを確認してから私は呪文を唱える。
「空と大地を渡りしものよ 優しき流れ たゆたう水よ 我が手に集いて力となれ」
「
十数本の氷の矢が祐斗に向かって飛んで行く。
「はあっ!」
祐斗はいくつかを弾き、いくつかを吸収している。
おお、任意でできるのね~。
「これは凄いね。」
「そうね。でも多分だけど違う属性だと消えるか吸収出来そうに無いわね。」
「反対属性だと打ち消しあいそうだね。」
でもオリジナル並みに使えそうね。
「まだまだ応用利きそうね。」
「でも、そろそろいい時間だし今日は戻りましょうか。」
リアスの言葉で今日はお開きになり部室へ戻った。
その後約束通りに小猫にパフェを奢ってあげたんだけど・・・体に似合わない健啖さを発揮してあっという間に食べてご機嫌で帰って行った。
甘い者好きだったのね。
そういえば部室で何か食べてる事多かったかも。
前書きでも書きましたが、ストック尽きました!細かい展開考えてないいいいい!
転生キャラは大体決まりました。が、D×Dの出てくるキャラのが多いので誰をそのままにするのかでちょっと悩んでたり。一応本編で出てきたキャラのみの予定なんで・・・あ~、でもナーガは・・・出そうかな・・・アメリアの姉ポジションで・・・でもカオスになりそうな・・・。
次の投稿までちょっと開くと思いますがよろしくお願いします!