しばらく亀更新になります。
「お、サーゼクスにグレイフィアそれにジオティクスじゃないか。」
ソーナ達と入れ替わるようにやって来たのはお父さん達だった。
「おお、誠司に梨沙さんじゃないか!久しぶりだね。」
リアスパパとも知り合いだったのね。
「ジオティクスも来ていたんだね。ヴェネラナさんは元気かい?」
「ああ。今日来れなかったのを残念がっていたよ。」
「LI○Eきてたわよ。どうしても外せない仕事があって行けないって悔しがってたわ。」
まさかの主婦ネットワーク!?てか冥界でも携帯通じるのね。
「ヴェネラナさんは夜は空いてるのかい?」
「ああ、夕方には終わってるはずだが。」
まさか!
「なら、夜ヴェネラナさんにも来てもらって家で話さないか?授業参観のビデオでも見ながら。」
やっぱりか!なんて子供に恥ずかしいイベントを考えるのよ!?
「おお!それはいいですな。久しぶりにゆっくり話もしたいですしな。」
ああああ、ジオティクスさんも乗り気だぁ〜。見ればリアスも顔を真っ赤にしている。とはいえ私達にはこれを止める術は持ち合わせていない。
「ヴェネラナさんもオッケーだって。」
お母さんもいつの間にか連絡取ってるし。ヴェネラナさん仕事してるんじゃないんかい!?
「皆さんがくるなら買い物しないといけないわね。」
「それなら買い物がてら移動しようか。」
「それなら私も荷物持ちくらいは手伝いましょうか。」
「リアスさんも里奈ちゃんと一緒にいらっしゃい。」
「あ、ありがとうございます。後程お邪魔させていただきます。」
リアスはお母さんに笑顔で返事してるけど・・・口元引きつっているわね。気持はわかるけども。
「それでは後は頼むよ、サーゼクス。」
「はい、父上。」
サーゼクスは残るのね。ああ、そういえば視察もしてるんだっけ。
「里奈ちゃん、リアスさんの案内頼んだわね。」
「オッケー、きちんと連れて行くわ。」
私の返事を聞いてお父さん達は帰って行った。
「リアスに朱乃くん、ちょっといいかな。」
「はい。」
「なんでしょうか?」
「すまないが里奈さん、二人を借りていくよ。」
「ええ、かまわないわよ。」
サーゼクスは二人を連れて去って行った。
「私達も戻りましょうか。」
アーシアも祐斗も私の言葉に頷いてそれぞれ教室に戻ることにした。
その後家に帰った私とリアス、アーシアは合流したヴェネラナさんに授業参観のビデオを見て延々娘の自慢をし合うという地獄の時間を過ごした。
ちなみにヴェネラナさんはリアスを亜麻髪にした感じで綺麗な人だった。見た目を若いまま維持できるなんて、悪魔って素敵!
次の日の放課後、私達は旧校舎一階の『開かずの教室』の前に集合していた。
ここ気になってたのよね〜、封印はやたら厳重だしそれに今迄謎になってた『
「ここにもう一人の
「引き篭もりなんかい!!」
リアスの話に思わず突っ込みを入れる。
「そ、そう言われるとそうなんですけど眷属で一番の稼ぎ頭なんですよ。」
反応に困るわね。
「パソコンを介して取引を行なっているのです。直接会いたくないという人達もいてそういう人達と特殊な取引を行なっているのです。新人悪魔でパソコンを使っての取引だと上位に入るくらいです。」
引き篭もりには引き篭もりで対応・・・ってことかしら?
「───さて、開けるわ。」
リアスが術を解除する。それと同時に扉が開かれた。今度どんな術式か聞いておこう。
「イヤアアアアアアアアアアアア!!!!」
扉が開かれると同時に中から絶叫が響く。
・・・オイ。
絶叫を気にすることなくリアスと朱乃は中に入っていく。
いつもの事なのかもしれないんだろ~けど・・・動じないとは。
「ごきげんよう、元気そうね。」
確かに・・・ある意味元気よね。
「な、何事ですか~!!」
何か酷く狼狽している様子。
「封印が解けたのですよ。さあ、一緒に外にでましょう?もうあなたは自由なのですよ。」
朱乃が優しく声を掛ける。
だが────
「いやですうううううう!外に出たくないですううううう!人に会いたくないですううううう・・・。」
・・・・・重症ね~。
とりあえず入ってみようかしら。
アーシアに目配せして二人で入ることにする。
部屋は・・・・ゴシック?に装飾されているんだけど~・・・真ん中に棺桶がある・・・。
更に奥に入り部屋の主を確認。
・・・。
「女の子?」
「違うわ。男の子ね。」
つぶやくアーシアに答える。
それにしても見た目だけは完全に女の子ね。気配とか魔力の波動とかが違ったから気付いたけれど。
男の娘・・・・・リアルでは初めて見たわね。
「女装趣味があるのですわ。」
朱乃がアーシアに説明する。
「引き篭もりで女装って・・・誰得なのかしら?」
「だ、だって女の子の服のほうがかわいいもん。」
もんて・・・。
「と、ところでこの方達は誰ですか?」
「あなたがここにいる間に増えた眷族よ。『
アーシアと二人で挨拶する、が。
「ひ、人が増えてるうううううう。」
「お願いだから外に出ましょう?もうあなたは封印されなくてもいいのよ?」
「嫌ですううううう!僕に外の世界なんて無理なんだああああ。お外怖いいいい、どうせ僕が出て行ったってみんなに迷惑かけるだけだんだああああ!!」
ん~埒が明かないわね~。
そう思い強引に連れ出そうとして腕を掴んだ時違和感が襲った。
「ん?」
みんなの動きが止まっている。
「なんで動けるんですかああああ。」
あ~。
「これ、あんたの能力?」
「そうですうううう。時間を止める
前にアザゼルにそんなのあるとか聞いたことあるわね。
「ふ~ん。でもそれってある程度実力に差があると効かないみたいね。」
なんて話しているとみんなが動き出した。
「あれ?里奈大丈夫だったの?」
「ええ、ある程度実力が離れていると効かないみたいね。もしかして封印されていた原因て・・・。」
「そうよ。彼は
なるほどね~。どんなきっかけで発動するかわかんない能力持ってたんじゃ封印も仕方無いか。制御も出来ないんじゃ味方まで被害が出るわね。
「紹介がまだだったわね。彼はギャスパー・ヴラディ。私のもう一人の『
なるほど~それで棺桶があるのね~。
これは面白いじっけ・・・後輩が出来たわね。
ギャスパー登場です。
もう少し短い間隔で更新出来たらな~と考えてます。