スレイヤーズD×D   作:デンドロビウム

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そろそろこの章も大詰めです。


転生者達

 

 

カテレアが使ったオーフィスの蛇の影響でゼノヴィアが暴走。

 

「これは思っていた以上に潜在能力があったわね。行きなさい!こいつらを倒すのよ!」

 

ゼノヴィアに命令するカテレア

 

だが。

 

ズバッ!

 

「な・・・。」

 

切り裂かれ倒れたのはカテレアだった。

 

「アホか、古代竜(エンシェント・ドラゴン)の力を甘く見るからだ。それにドラゴン同士の力だから何が起こるかわからないぜ?まあ、知らなかったみたいだがな。」

 

コカビエルがカテレアを見下して言う。

 

「アザゼル、蛇の力って何とかできないの?」

 

アザゼルに聞くが

 

「切り離すのは研究所なら出来るはずだが・・・この状態じゃな。」

 

なるほど、なんとか倒しておとなしくしないといけないのね。

 

「里奈!」

 

ガウリイ達も駆けつけてきた。

 

「あれ、デュランダル使いの嬢ちゃんか?」

 

「ええ、カテレアに細工されて暴走してるのよ。なんとかしないといけないんだけど・・・。」

 

「あの嬢ちゃんも転生してきた一人か。あの気は・・・なんつったけ?」

 

スパーン!

 

ガウリイをスリッパで叩き

 

「ヴァルガーヴよ!ヴァルガーヴ!今の名前はゼノヴィアよ。」

 

「いってぇな~。そんな名前だったな、ははははは。」

 

こいつは~。本当に頭いいのか?

 

「ゴアアアアアアアアアアアア!!」

 

叫びと共にゼノヴィアからの重圧が増す。

 

まずいわね。

 

「里奈、このままじゃ結界がまずい!俺とコカビエルで強化するからゼノヴィアをなんとか頼む!」

 

「仕方ねぇな。里奈、あいつの事頼むぜ。」

 

そう言ってアザゼルとコカビエルが結界の強化を始める。

 

「仕方ないわね。ガウリイ、行くわよ!」

 

「おう!」

 

「「禁手化(バランスブレイク)!」」

 

『Welsh Dragon Balance Breaker!』

 

『Vanishing Dragon Balance Breaker!』

 

私と同時にガウリイも禁手化(バランスブレイク)する。

 

「おおおおおおおおおお!」

 

ガウリイがゼノヴィアに切り込むがデュランダルで受け止められる。

 

ギィン、キン!

 

それからしばらく打ち合いガウリイが離れ右手を突き出す

 

『Divide!』

 

ガウリイは半減の力を使うが

 

「くそ!効きが悪い!」

 

そうして再び打ち合う。

 

「ガウリイ!」

 

私の言葉に反応し横に避ける

 

それと同時に唱えておいた魔法を解き放つ

 

烈閃(エルメキア・フレイム)!」

 

バジッ!

 

ゼノヴィアは剣でそれを弾く。

 

「どうする、里奈?」

 

私の隣に戻ってきたガウリイが聞いてくる。

 

「半減効かないとはね~。やりにくいったら。」

 

・・・あ。

 

「ガウリイ、これ使って。龍殺し(ドラゴン・スレイヤー)・アスカロンよ。」

 

そう言って篭手からアスカロンを出し渡す。

 

「いいのか?」

 

「剣技じゃガウリイのが強いからね~。ゼノヴィアの力がドラゴンならこっちの方が有効でしょ?」

 

「なるほど~・・・良い剣だ。」

 

しげしげとアスカロンを眺めている。

 

「とりあえず今と同じ感じで、隙出来たら大きいので昏倒させるわ。」

 

「オッケー。」

 

そして再び戦闘を始めるが

 

崩霊裂(ラ・ティルト)!」

 

バギィン!

 

私の放った魔法は剣の一振りで砕かれる。

 

「これでもだめか!厄介ね聖剣!」

 

これも砕くか!

 

増幅したらガウリイも巻き込むから下手な魔法使えないし~・・・。

 

と考えていたら

 

「雷光よ!」

 

「消し飛びなさい!」

 

「はあああああああ!」

 

朱乃、リアス、祐斗も参戦してくれる。

 

とはいえ

 

「ガアアアアアアアアアア!」

 

雄たけびで朱乃とリアスの攻撃を弾き、祐斗の聖魔剣もデュランダルで砕かれる。

 

なんなのよ!あの強さ!その時

 

「みんなどいて!」

 

声に反応してみんな離れる。

 

「レーザーブレス!!」

 

ドゴオオオオオオオオン!

 

彼女の放った攻撃がゼノヴィアに当たり爆発する。

 

え!今のって!

 

声の方を見ると背中に金色の翼と尻尾を生やしたイリナがいた。

 

「イリナ!?」

 

「話は後!私も加勢するわ、里奈ちゃん。」

 

もしかしたらとは思ってたけど彼女もか。しかも・・・

 

と煙を突き抜けてゼノヴィアがこっちに迫ってきていた。

 

まずい!

 

だが

 

風魔咆裂弾(ボム・ディ・ウィン)!」

 

横から放たれた魔法でゼノヴィアは吹き飛ばされる。

 

「先輩、大丈夫ですか?」

 

「ギャスパーもなの!?」

 

「そうみたいです。結界解除の時に血を飲んだときに思い出しました。」

 

だれなんだろ?

 

「助かったわ。とりあえず話は後ね、みんな行くわよ!」

 

そうしてゼノヴィアに再び攻撃を開始する。

 

見ればアーシアと小猫も神器(セイクリッド・ギア)や補助魔法や回復魔法をつかって援護している。

 

とはいえ、蛇で強化されてるとはいえゼノヴィアの強さはシャレになんないわね。どうしようか?なんて考えていると

 

「そうか・・・。」

 

と呟いたガウリイが

 

「来い!デュランダル!!」

 

叫んだと同時にゼノヴィアからデュランダルに拒否されたように弾かれガウリイの元に飛んでくる。

 

「どういうこと!?ガウリイ!」

 

「いや、なんとなくなんだが剣で打ち合ってる時にデュランダルがゼノヴィアを助けてくれって言っている気がしてな。」

 

・・・・・さすが、本能は顕在か。

 

「間違いなかったみたいだな。止めるのに力を貸してくれるみたいだ。」

 

確かに聖なるオーラを出してはいるが私達に害は無さそうだ。

 

「それなら、私達が隙作るからガウリイ頼んだわよ。」

 

「ああ、任されたぜ。」

 

そう言って力を溜める。アスカロンとも共鳴して物凄い力が集まっている。

 

「みんな!時間を稼いで!」

 

私の声と共にみんなも攻撃を激しくさせる。

 

さて、私も行こうかしら?ドライグ!

 

『おう!』

 

『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!』

 

増幅しつつ呪文を唱える。今なら使えるはず!

 

「ゼラス・ファランクス!!」

 

私の言葉で十数発の光の玉がゼノヴィアに向かって飛んで行く。

 

そのうち1個を手で弾くが

 

「ガアアアアアアアア!」

 

弾ききれずに手にダメージが通る。

 

残りも回避しようとするがこの魔法は追尾式でゼノヴィアを追い続ける!

 

私の魔法を魔力弾で破壊して回避するが

 

「雷光よ!」

 

ガカッ!

 

朱乃の雷光を食らい私の残りの魔法も当たっていく。

 

爆発の煙から姿を現したときには体のいたるところに傷を負っているゼノヴィアだった。

 

「グルアアアアアアアアア!!」

 

咆哮を上げ魔力を高める。

 

これだけやってまだ!

 

「全員どけええええええ!」

 

その時極大の光の柱を頭上に掲げたガウリイが叫んだ。

 

ちょ!それ死ぬんじゃ?と思ったが

 

「おりゃあああああああああああああ!」

 

躊躇無くガウリイが剣を振り下ろしゼノヴィアに直撃した。

 

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオン!

 

・・・・・生きてるかしら?なんか結界もヒビ入ってるし。なんつー威力してるんだか。

 

「ふぅ。」

 

鎧を解除して剣を下ろすガウリイ。

 

「ガウリイ!殺してないでしょうね?」

 

「ああ、コイツが力貸してくれたおかげで蛇も消えたぞ。」

 

へ?

 

見ればゼノヴィアは傷だらけではあるが生きている。それに確かに蛇の気配も消えてる。

 

「どういうこと?」

 

「ん~なんとなくデュランダルとアスカロンが出来るみたいな感じだったからな。それに主を殺す剣なんてそうそういないだろ?魔剣ならともかく。」

 

・・・・・。

 

みんなガウリイの言葉に暫く何も言えないのであった。




ガウリイ大活躍です。本能で戦ってます。

それからギャスパーとイリナも転生組みで覚醒しました。

イリナはどっちにするか迷ったんですけどね~、ゼノヴィアをヴァルガーヴにしたのでセットってことで。

ギャスパーは決まってましたよ。奴しかいないかな?と。

正体は次話で。
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