~ リアス side ~
まさかライザーが1人でこっちに向かってくるなんて思わなかったわね。
「消し飛びなさい!」
私は滅びの魔力をライザーにぶつける。
「はははは、無駄だよ不死であるこの俺に何度攻撃したってお前じゃ俺を倒す事はできない!」
攻撃が当たった所をすぐさま修復して私に言ってきた。
「だとしても私は諦めないわ!」
「リザインしろリアス!」
ライザーの攻撃を障壁で防ごうとしたけど防ぎきれず私は弾き飛ばされる。
「きゃあ!・・・くっ。」
やっぱり私じゃライザーには敵わない!でも、それでも!諦めるなんてできない!
そして私は呪文を紡ぐ・・・里奈から教えてもらったあの魔法を・・・
「悪夢の王より生まれし
黄昏よりも昏き
破滅をもたらす
我が力 我が身となりて 共に破滅の道を歩まん
神々すらも切り裂くその力 我が手に集いて刃となれ!!」
呪文を唱えながらライザーに突っ込む!この一撃にかけるわ!
「
叫びと主に
魔力がどんどん吸われていく!絶対に外さない!
「はああああああああ!」
ズバアアアア!
油断していたであろうライザーを左肩から袈裟懸けに切り裂く!
「ぐああああああああああああああ!!」
左肩を押さえふらつきながら後退するライザー。
私は一旦距離を取り、様子をみる。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・。」
消耗が激しい。これで決まらなかったら・・・。
だが、斬られた所を修復しライザーが叫ぶ。
「やってくれたな!リアス!」
大分消耗させたはずだけど倒すまでには至らなかったなんて・・・魔力も今のでほとんど残ってない。
「こんな奥の手を残していたなんてな。少々侮っていたようだ。だが!今ので魔力もつきたようだな。今のに敬意を表して全力で止めを刺してやろう。」
そう言って頭上に大きな火の玉を作る。
「こんなところで・・・。」
私が諦めかけたその時力強い声が響いた。
「させる訳無いでしょうが!
~ saide out ~
「させる訳無いでしょうが!
ライザーに黒いプラズマが収束する。
「ぐあああああああ!」
リアスに止めを刺そうとしたライザーに魔法を放ちリアスの元に降り立つ。
「よく堪えたわね、リアス。」
「里奈!助かったわ。正直諦めかけたわ。」
「
しっかしなんつー耐久力してるんだ。さすがフェニックスって所かしら。
「
私はリアスに回復の魔法を唱える。前の世界じゃ使えなかったのよね~、今は頑張って使えるようにしたけど。
「貴様!邪魔しやがってえええ!」
ライザーは少しふらつきながらもこちらに構えを取る。
「リアスはやらせないわよ。次は私が相手してあげる。リアス、下がってて。」
「ええ、任せるわ。」
リアスが見えなくなるまで確認してライザーと対峙し、篭手も出す。
「あら、見逃すなんていいのかしら?」
「ふん、そんな隙与えるつもりも無いくせに。」
そういいつつ小瓶を取り出し体に振り掛ける。
やっぱり涙持ってたか。
「まずは貴様を倒してから他の眷属とリアスをゆっくり嬲ってやる。」
「体力回復したぐらいで私に勝とうなんて考え甘いんじゃない?」
「下等な人間風情が!火の鳥と鳳凰! そして不死鳥フェニックスと称えられた我が一族の業火! その身で受け燃え尽きろ!」
ライザーが言いながら向かってくる。私は距離を取り魔法を放つ!
「
片腕を吹き飛ばしたけどすぐ再生される。うあああ、めんどくさい!
「その程度の攻撃なんて・・・ぐはっ!貴様、何をした!」
「肉体のダメージが効きにくいなら精神にダメージを与える攻撃のほうが有効でしょ?」
「だがしかし!この程度ならば問題ないわ!」
「そうみたいね。それじゃあ、私の本気を見せてあげる。ドライグ行くわよ!」
『応!久々に大暴れしてやろうじゃないか、相棒!』
これで一気に決めてあげる!
「
『Welsh Dragon Balance Breaker!!!!』
声と共に服装が前世に着ていたのに似た服装に変わる。前と違うのは赤を基調とした服装で篭手と緑の宝玉が所々に付いている。
「
「
「じゃぁ、試してあげるわ。
『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!』
魔力が桁違いに上がっていく。く~、この感覚たまんないわね!それじゃぁ、いくわよ!
「
ライザーの放った攻撃を魔法で防ぐ。
「な!簡単に防がれただと?」
「だから伊達じゃないって言ったじゃない。今度はこっちからいくわよ!」
「
ライザーは回避しようと避けるけどこれは自在に操れるのよ!
横に回避したライザーに魔法をコントロールして追尾させる。
ザシュッ!
「ぐあああああ、避けたはずなのに!」
「これ追尾式なのよね~。まだまだいくわよ~。」
『ライザー・フェニックス様の『僧侶』一名、戦闘不能によりリタイヤ。』
ここでアナウンスが入る。おお、みんなやってくれたのね!
「なんだと!レイヴェルまでやられたのか!」
「みんなのことちょっと甘く見すぎじゃないの?」
「だが、俺がやられなければ問題ない!」
「ふ~ん、それじゃぁそろそろ止め刺してあげるわ。あんたが誰に喧嘩売ったか教えてあげるわ!」
そして魔法を打ち合う・・・う~ん、言うだけあって大きな魔法を使う隙がないわね。もうちょっと本気出さないとかしら?・・・お!この気配は・・・。
「雷光よ!」
バリバリバリバリ!
「があああああああ」
朱乃の雷光がライザーに降り注ぐ!ナイスタイミング!他のみんなもこっちにきてるわね。
予測通りね。
「相手は里奈さんだけじゃありませんよ!」
祐斗も小猫も・・・リアスもいつの間にか参戦していてライザーに攻撃を仕掛けている。
「
「がああああああ!」
朱乃に教えた魔法が直撃し、ライザーは痺れて動きが鈍くなっている。
「里奈!いまのうちに!」
「みんな、助かったわ!それじゃあ、ドライグ!」
『ああ、共にライザーを打ち倒すぞ!』
『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!』
魔力が膨れ上がり、そして私は呪文を紡ぐ
「黄昏よりも 昏きもの 血の流れより 紅きもの
時の流れに埋もれし 偉大な汝の名において
我 ここに 闇に誓わん
我等が前に立ち塞がりし すべての愚かなるものに
我と汝が力もて 等しく滅びを与えんことを!」
両手に魔力が収束していく。そして私の魔力にライザーはあせったのか
「ま、待て!分かっているのか?この縁談は、悪魔の未来の為に必要で、大事な物なのだぞ!? それを潰す事がどれほど重大なことなのかわかっているのか!?」
「そんなこと知らないわよ!私悪魔じゃないし。それに人の想いを無視して強引に結婚させようなんて勝手過ぎるのよ!それと、私に喧嘩売ってきたことを後悔させてあげるわ!全員退避!」
私の声にみんなが引いていく。
「今までの人生きっちり反省してこい!!
ドガアアアアアアアアアアアアアアアン!!!
ライザーを中心にあたり一面を吹き飛ばす!
『ライザー・フェニックス様、戦闘不能。よってこのゲーム、リアス・グレモリー様の勝利です!!』
アナウンスにみんなが喜んでいるが・・・
あれ?やりすぎた?フィールドにヒビが入ってる。
「里奈、お疲れ様、そしてありがとう。」
リアスがやってきて私にお礼を言ってきた。
「気にする事ないわよ、私もみんなのおかげで助かったんだから。それにリアスだけじゃなくて私個人の戦いでもあったんだからお相子よ。」
「うふふ、そうですわね。でも里奈さんのおかげでここまで戦う事が出来るようになったんですもの、だからお礼は言わせてもらいますわね。」
「そうだね、里奈さんとの修行と指導がなかったらここまで戦う事ができなかったからね。」
「そうですね。私も先輩みたいにもっと強くなりたいです。」
みんなが次々お礼を言ってくる。・・・正直むずがゆい。
「あははは、なんかみんなにお礼言われるとさすがに照れるわね。」
「それじゃぁ、みんな!部室に帰って勝利の打ち上げでもしましょうか!」
リアスの声でみんなで部室に戻り打ち上げをして盛り上がった。
ふふ、たまにはこういうのもいいわね。
ライザー戦決着!・・・死んでるんじゃ?と思うかもしれませんが!不死鳥なんです!フェニックスなんです!だから死んでない・・・と信じたい。
スレイヤーズD×Dは一応この先も続けますが、一回ここでストップした作品なので段々投稿ペースが落ちていくと思います。気長によろしくお願いします。