球磨川禊は実力至上主義の世界で何を思うのか。   作:しゅうや

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プロローグ 球磨川禊は足を踏み入れる。

希望する就職、進学先にほぼ100%応える屈指の名門校

高度育成高等学校。

 

そんな学校にある一人の人物《過負荷》が入学

しようとしていた。

 

彼の名前は球磨川禊。

 

過負荷で、嘘憑きで、捻くれ者で、ダメ男で、

クズで、

女の子のパンツが好きで、週刊少年ジャンプが好きで、

それでも仲間想いで友達想いな気のおけない、

最低なクズ野郎の物語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やあ、この世のどこにでもいそうな有象無象の諸君。

はじめまして、ぼくだよ。

 

 

 

---と、言ったところで大抵の人間は僕に少しの

苛立ちを覚えて終わってしまうだろう。

ぼくという存在についてそこまで深く考える人なんて

十中八九存在しないだろう。でもぼくはそんなことは

気にしない。生まれたときからそういう扱いを受けて

きているからね。

人間は自分より下の存在に会うと馬鹿にして笑って、

でも段々とうざく邪魔になってきて最終的には無視

という選択をするしかなくなってくる。

そりゃそうだ、ぼくも今まで君たちと同じで

どこにでも いるただの一般人だったのだから。

あっ、ごめんね。ぼくと一緒にされても困るよね。

でも安心して、ぼくがこの世でだれよりも愚かで、

馬鹿で、弱い生き物だと自負しているからね。

さて、自虐もここまでにしてこれから始まる物語は

ぼくが一番楽しみにしている高校生活だ。

もしかしたら女の子とイチャイチャできるかも

知れないからね!

えっ、そんな前置きはいいから物語を早く

始めろって?おいおい、急かすのはよくないな。

大体今回はプロローグだから、可愛い原作キャラ

たちとの会話はないぜ。

っていうか、語ろうとしているからには、しっかりと

耳を傾けてくれないと困るんだ。いや、困るって

いうことはないんだけど、物語を語るからには、

誰かに聞いてもらった方が嬉しいじゃん?

なんせ投稿者は初めての執筆だからね。

もしこの物語の反響がよくて、感想をいっぱいくれた

ら、もしかしたら投稿者のやる気も出て早く

続きを書きたい! って思うかもしれないだろ?

そう思うだろ?思ってきただろ?

結局人間なんて数に振り回されて、より上を上をと

身を持ち崩して心が病んでいくわけだ。

ま、それが今この文章を必死に書いてる筆頭の

ことなんだけどね。

 

 

「『さて、くだらなくて長い前置きも

そろそろおわりにしようかな。」』

どうやらいつの間にか校門の前に着いていたらしい。

周りには可愛い子でいっぱいだ。眼福眼福。

 

 

「『おっと、この物語を始める前に

やることがあったんだ。』」

 

「『大嘘憑き!』」 「『綾小路清隆』」

「『を、なかったことにした!』」

「『えっ、今のはメタ発言じゃないかって?

綾小路清隆をなんで知ってるかって?』」

「『まぁ、そこは見逃してくれよ読者諸君。

ぼくは悪くないんだから。でも安心して。』」

 

「『この先からはなにも知らない未体験ゾーンだ。

だからこの先メタ発言はもうないと思うよ。』」

 

「『この物語の主人公はあくまでぼくだ。

彼はこの物語には必要ないからね。』」

 

「『ぼくが配属されたクラスはDクラスか…。』」

 

球磨川禊は淡々とその教室に向かっていった。

 

これは混沌より這い寄る過負荷

 

球磨川禊の嘘で始まり嘘で終わる最低最悪の物語。

 

彼はこの学校で何を学び何を思うのか。

 

今まさしく物語は始まりを迎える。

 

 

chapter1.

 

 




氏名 球磨川禊
クラス 1年D組
学籍番号 SO1T004664
部活動 無所属
誕生日 不明

評価

学力E-
知性?
判断力?
身体能力?
協調性?

面接官からのコメント
彼を担当した面接官が面接後すぐに
退職を申し出た為、詳細に関しては全く不明。
しかし入試の科目全てのテストの点数で
歴代最低点数を叩き出していて学力に関しては
最低レベルと言ってもいいだろう。
しかし他の評価に関してはまだ特定できないため、
不明扱いとする。
Dクラスの配属以外は有り得ないと判断。
今後の成長に期待しようとする。
備考:彼の過去に関するあらゆるものが
なかったことになっているため、
出身校なども不明。

担任メモ:周りの人間に嫌われていようと
悲観することなく前向きに学校生活を
楽しんでいるため、その逆境に屈しない
前向きな姿勢は評価できるでしょう。
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