前回の作戦も失敗だった・・・
どうやったらあいつを止めることができるのだろうか
今回の話題もそれだった
打倒マリオのこの会議もこれで10回目になる、だが・・・何一つとして成功していない
犠牲者は増える一方で、何一つとして進んでいないような気がする
城の裏庭に建てられているクリボーの墓も7桁を超えた、もうすぐ8桁に達する
今回は犠牲者を追悼する黙祷の後、今回の作戦を決行する
今回の作戦は巨大クリボー作戦である
マリオが食べている某赤白のキノコを食べてパワーアップしてあいつを倒そうという魂胆だ
だが俺たちがあのブロックを叩いてもきちんとキノコが出てくるのかという疑問も残る
ならどうやって確実にブロックからあのキノコを出すのか
それに対しての確実な回答はこうだ
『悪いなノコノコ、協力してもらって』
『別に構わないさ、俺もあいつを倒すための協力は惜しまないつもりだ』
そう、ノコノコの甲羅をぶつけて、キノコを出してやろうということだ
そして、俺たちはそんな期待と不安を胸に、近くの平原へと行くのだった
ー*ー*ー*ー*ー*ー
『なぁ、クッパ』
『何だよマリオ』
俺はクッパに呼ばれてクッパ城に来ている
用事が何のことかはわからないが、そこまで大事なことではないことはうかがえる
それがクリボー関連なのかそうではないのか、それは聞いてみないとわからない
『俺は何で今日呼ばれたんだ?』
『・・・今回もまた俺の部下たちが迷惑をかけそうでな、今の内に謝罪しとこうと思ってな、本当にすまない』
『・・・何だそういうことかよ、俺も退屈しのぎにはなってるから大丈夫』
『そう言ってくれるとありがたいよ、あいつらはまだ気付けてないみたいだからな、それを気付くのはいつのことになるのやら・・・』
『いつか気づくだろう、それを待つしかないだろ』
『それもそうだな、それと来週のパーティ、お前も参加するだろ?』
『そうだな、いつも通り参加させてもらうよ』
『そうか、出席ってことでカウントしておくよ』
『そろそろ俺はお暇させてもらうよ、少しやることがあるからね』
『そうか、それじゃあ、また来週だな』
『おう、また来週』
さてと
クッパとの会談を終えたマリオは一つ悩んでいることがあった
それはクリボーの行方だ、ここ最近、頻繁に現れていたのだが、昨日、今日と一切その姿を見ていない
流石に怪しむだろう、まぁ、現れたときに処理すればいいだろう
まぁ、今悩むことではないからな
マリオはそう、自分なりにいまの状況を整理すると、自宅へ帰っていった
待ち人が待つ我が家へ
ー*ー*ー*ー*ー
・・・コイーーーーン・・・
『またコインかよ!!!』
クリボーたちはもう数十個の「?ブロック」を割りまくった
だが出てくるのは全部コイン、コイン、コイン、コイン・・・
マリオもいつもこんな気持ちなのだろうか・・・
そうして、俺たちはまたブロックを割り続ける
お目当の赤白キノコが出てくるまで・・・
コイーーーーーーン・・・
『またか・・・』
コイーーーーーーン・・・
『・・・・・・』
コイーーーーーーン・・・
『どんだけコインしか出ないんだよ!!!!』
そして、その状況は2時間近く続いた・・・そして、ついに・・・
ピロピロピロ・・・
『俺たちは1UPキノコが欲しいわけじゃなーーーーーい!!!』
クリボーたちが赤白キノコを手に入れるのは前途多難なようだ
そしてまたコインの音が平原に響き渡った
たまに何かアイテムが手に入る音が聞こえるたびに
『だから1UPキノコじゃねぇ!!!!』
や、
『
などの罵声が聞こえてくる
そして、さらに時間は進み、もう夕暮れになった
『はぁ・・・はぁ・・・』
『もう・・・ダメ・・・目が回る・・・』
もうかれこれ、5時間ほどブロックを叩きまくっても、一回も赤白キノコと遭遇しなかった
あいつなら、もう赤白キノコを引き当てているはずなのになんで俺たちは一回も引けないんだろうか・・・
『もう・・・歩くのも無理だ・・・』
当たり前だろう、5時間以上もずっと甲羅で回転し続けていたのだから、
そんな中、ノコノコは立ち上がろうとしたが、バランスを崩した
『あ、危ない!』
『・・・え?』
ノコノコはバランスを崩して、近くのなんの変哲もないただのブロックに激突した
そして、そのブロックは壊れて・・・
ピロピロピロ・・・
ついに・・・ついに赤白キノコを引き当てた!
『・・・やったぁ!!!!!!』
5時間にも及ぶ激闘の末、やっと赤白キノコを手に入れた
『これで!これでマリオに勝てるぞ!!』
そういって赤白キノコをクリボーは食べた・・・
おいこらそこ共食いとか言わないこの赤白キノコは努力の結晶なのだから
テレテレッテッテッテー
クリボーはレベルが上がった
そして・・・
クリボーは状態異常、食中毒になった
しかもこの食中毒は速攻性で、体の小さいクリボーには猛毒だったようだ
『グオオオオオオアアアアアアアアア!!!!!!!!』
『ど、どうした!?クリボー!?』
『ア、アググググ、は、腹が痛い・・・』
『は、早くポ◯モンセ◯ターへ!!』
『お、俺はポ◯モンじゃない・・・』
『それは知ってる!だが今はそんなこと言ってる場合じゃねぇだろ!!』
そうして、クリボーはポ◯モンセ◯ターに運ばれていった
そこで告げられた残酷な一言が・・・
『ここではHPと大きな外傷程度なら回復できますが、猛毒を解除することはできません・・・』
『クリボー!!!!!!』
また儚い命が散っていった
また、クッパ城の裏庭に墓がたった
そこにはこう記されていた
クリボー:死亡番号第10000000号
死因:猛毒のキノコを食べたことによる食中毒
このクリボーが8桁目の犠牲者となった
いつもこの作品の文字数が少ない事に気づき、きちんと書きましたw
まぁそこまで話すこともないのでw
また次回お会いしましょう〜