いつも通り内容は薄く駄文ですが読んでいただけると幸いです。
それでは、どうぞ!
ソードアート・オンライン。
通称SAOと言われるそれは世界初のフルダイブMMORPGだ。
βクローズテストでは1000人が抽選で当選され、かく言う俺もその一人だった。
そして2022年11月6日の13時。
βテストから正式サービス開始日となるこの日に俺はSAOにダイブした。
「リンク・スタート!」
それがデスゲームの始まりと知らずに。
仮装世界へと入る前にβテストで使っていたアカウントを使うことにした俺は正式リリースでも同じく使った。
少しするとつぶっていた瞼から光が漏れる。
「・・・帰ってきた」
βテスト終了後待ち遠しかったSAOが今、始まった。
俺はとりあえず自分のステータスを確認した。
βテストと変わらないためかほとんど一緒だった。
「確認は出来たし・・・いっちょ出てみるか!」
そういってこの《始まりの街》を出ようとすると一人のプレイヤーが俺に向かってきた。
「お兄さん、βテスターだったりする?」
「ん、まぁそうだが」
「なら戦い方・・・教えてくれませんか!」
このプレイヤー・・・見た目は女性だが、そんなことを聞いてくる辺り初心者なのだろう。
適当に用事をこじつけて断る理由もないのでとりあえず承諾することにした。
「いいぞ。俺はソウタ」
「本当!?ありがとう!ボクはユウキだよ!」
女性プレイヤー・・・ユウキにSAOでのノウハウを教えることになった。
そして俺とユウキはフィールドに出てモンスターと相対している。
俺は倒し方がわかっているため手出しは極力していないが、ユウキの戦闘スタイルは目を見張る物があった。
「はぁぁぁぁあああ!」
とにかく早いのだ。
反応速度、攻撃速度どれを取ってもかなり早い。
ソードスキルを使ってもかなり早く俺より早いんじゃないかと思える。
「ふふん~、どうだった?」
「凄いな・・・早すぎて全然見えない」
「ほんと?やったね!」
ユウキは褒められて嬉しそうにしているがその笑顔が本当に眩しい。
ていうか太陽なんじゃないかってぐらいに。
それをずっと見続けるのは俺には厳しかったため、逃げる口実でログアウトしようと考えた。
「さて・・・一回ログアウトするよ」
「えー、もっと倒してたいー」
「ならソロでやってくれ」
「む~」
何故俺がログアウトしようとするとそこまでして止めたがるのかは分からなかったが右手を振って設定を押す。
そして1番下にあるログアウトを・・・って、どこにもない。
「ログアウトが・・・無いな」
「へっ?」
「ウィンドウ出して設定を押して見てくれないか?」
「う、うん」
ユウキは俺に言われた通りメニューを出して設定を俺に見せるが・・・ログアウトボタンがどこにもなかった。
「ログアウトが出来ないぞ、これは」
「えぇ!?どうしよう・・・」
「これは今後の運営に大きく関わる。ログアウト出来ないなんて言わば俺達はこの仮装世界に監禁されていると言っても良い」
これは俺の推測だが・・・GMコールをかけても対応が何一つ無かった。
だからこそこれは意図的に仕組まれた事なのだろう。
すると遠くから鐘の音が聞こえた。
「鐘?」
すると体が光り、気がつくと最初の場所《始まりの街》に居た。
「強制転移?何の真似だ?」
辺りを見回すがさっきまでいたユウキはいなかった。
大方さきほどの転移ではぐれたのだろう。
すると上空に赤く点滅するシステムアナウンスがあった。
「何だありゃ・・・GM関係だろうが」
それは血のような液体が宙に集まり、フードを被ったプレイヤーを形作る。
「ようこそ、私の世界へ」
「私の名は『茅場晶彦』。ソードアート・オンラインの創造者だ」
いきなりのゲームマスターの登場にその場に居たプレイヤー全員が茅場に視線を送っていた。
「さて、諸君らはもう恐らくメニュー画面からログアウトボタンが消えていることに気付いているだろう。だがこれはバグではない」
「あぁ?」
「もう一度言おう。これはバグなのではなくソードアート・オンライン本来の仕様である」
茅場が言った事は恐らく真実なのだろう。
でなければ冗談にしては少々過激なドッキリだ。
「今後諸君は如何なる自発的なログアウトは不可能だろう。無理矢理な取り外し及び2時間以上のネットワーク切断をするとナーヴギアに搭載されている強電磁パルスによる超高出力マイクロウェーブが諸君の脳を破壊するだろう」
「今後如何なる蘇生手段は機能しない。諸君らのHPが0になればソードアート・オンラインから退場し、同時に現実世界からも永久退場するだろう。既に213名余りのプレイヤーがこの警告を無視し、退場している」
茅場の宣告に全プレイヤーは驚愕する。
そう、これは単なるゲームではなく仮装とは言え死ねば現実でも死ぬと分かった。
「では諸君に私からのプレゼントを用意した。受け取ってほしい」
俺はメニュー画面を操作しプレゼントボックスに入っているアイテムを取り出した。
「手鏡・・・?」
俺はそれを持つと手鏡から光が溢れ出した。
そして光が収まった後、手鏡を見るとそこには。
長い前髪によって隠れた自分の顔が覗き込んでいた。
そして前髪をあげると現実世界でも持っている金色の瞳が写る。
「諸君らは、今何故と思うだろう。何故茅場晶彦はこのような世界を作ったのか」
「私の目的は既に達せられている。ソードアート・オンラインというこの世界がもう一つの現実と認識させるために」
「それでは、ソードアート・オンラインの正式チュートリアルを終了する」
茅場はそう言い残すと何も無かったかのように空はいつもの景色に戻っていた。
するとプレイヤー達が一気に茅場が浮いていた空間に向かって批判の声などを挙げていた。
「・・・もう一つの現実か・・・」
茅場の言ったもう一つの現実。
それは俺が追い求めた幻想ではないか。
ならば生き抜いてやろう。
俺はこの世界で生き抜いてやる。
「生き抜いてやろうじゃねぇか・・・例え俺が独りになろうとどんな手を使ってでも生きてやる」
これはデスゲームとなったSAOで生き抜いた一人の少年の物語。
この日から少年は大きく運命を変えて行った。
内容はどうだったでしょうか?
1話で全然内容ありませんがこれからたくさん書けたらなーと思います。
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