魔法少女と記憶の管理人   作:四月一日 桜

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みなさ〜〜んこんにちは〜〜〜。
え?誰だお前は?だって?……地獄からの使者、スパイダーm
まあ、冗談は置いといて、桜です。
やっと文化祭が終わりました。
しかし、今月はテストが3回……
ですが、また少しずつとうこうしていきたいとおもいます。
では、どうぞ。


狐は王と踊る

「…………」

 

「…………」

 

 

静寂の中、ふたりの剣士が対峙している。

 

片方は黒い甲冑を身にまとっている女性。

 

彼女は『アーサー王伝説』で有名なアーサー王ことセイバー。

 

もう片方は甲冑では無くコートを着て狐の面をした少年。

 

言わずもがな、幸人である。

 

 

「………雪刀さん…」

 

 

そして離れた場所にはイリヤ達。

 

凛とルヴィアはいまだ目を覚ましていない。

 

それぞれの息遣い以外は何も聞こえない中、幸人は激しい怒りにつつまれていた。

 

彼は、セイバーを知っている。

 

彼女はこのようなことをする人でないと知っている。

 

(おそらく、黒化英雄となっているのが原因か……)

 

そう、彼の知っているセイバーと違う点は黒化英霊であること。

 

また、幸人はクラスカードが聖杯戦争の為に創られたと仮説を立てた。

 

もしもこれが真実であるのなら、セイバーは、大人達の勝手な都合で壊されているということになる。

 

そう考えただけでも腹がたつ。

 

しかし、そうこうしているうちに、時間はすすんでいく。

 

「…………ッ!」

 

まず静寂を破ったのはセイバー。

 

思い切り踏み込み幸人へと攻撃を仕掛ける。

 

幸人もそれに対応し、本物の結月でなくあらかじめ生成した結月で防ぐ。

 

「グッ!!」

 

セイバーの攻撃を受け止めると同時に、体の節々が軋む。

 

幸人も彼女と同じセイバーであるが、ネームバリューに違いがありすぎる。

 

英霊の強さはその知名度が関係する。

 

知名度の高いアーサー王に比べ幸人は名も知られていない英霊。

 

力量の差は歴然だった。

 

しかし、幸人も負けていられない。

 

自分が倒れればイリヤ達に被害が及ぶ。

 

それだけは嫌だと精一杯の力を込めて押し返す。

 

「っシッ!」

 

 

そのまま返す刀で追撃を加える。

 

セイバーは一瞬仰け反るも直ぐに体を戻し、幸人の攻撃を受け止めようとする。

 

しかし、

 

 

「ッッッ!」

 

剣と刀はその刀身をぶつけることは無く、結月が剣をすり抜けセイバーに直撃する。

 

セイバーに攻撃が直撃した後、幸人は後退する。

 

東雲流妖術、刀身霊体化

 

その名の通り、自らの得物の刀身のみを霊体化させるもの。

 

しかし、これを行うためには幸人によって生成された刀剣類のみが対象となる。

 

その後も、幸人とセイバーは攻防一体の戦いを繰り広げる。

 

そこには誰も干渉できないほどだ。

 

ふと、セイバーが剣を高く掲げ、宝具を展開しようとする。

 

すると、幸人は生成した結月を消し本物の愛刀に手をかけ今ある最大限の魔力を込める。

 

 

約束されし勝利の剣(エクスカリバー)!!!!」

 

 

そして、宝具がセイバーから放たれる。

 

 

「……我が仰ぐは満開の桜………」

 

 

黒い光が迫る中、幸人は居合の構えのまま、そう呟き、

 

「咲かせ、奥義、千本桜!!!!」

 

結月を抜刀した。

 

すると、セイバーの宝具が結月に吸収され、結月の刀身が淡いピンク色になる

 

奥義、千本桜

 

これが東雲雪刀の最大の技である。

 

ありとあらゆるエネルギーを吸収し刀身に蓄える。

 

これは、生命エネルギーでも宝具であっても吸収してしまうのだ。

 

そして幸人はそのままセイバーの懐へ潜り込み、

 

 

「はぁぁぁぁあッッッ!」

 

 

切り上げる。

 

 

「………セイバー、次は貴女にとって最高の人生になる事をねがう。」

 

 

セイバーの体が崩れていくのを見ながらそう呟く。

 

すると、

 

 

「お見事です。黒。私も、貴方が救われる事を祈っています。」

 

 

確かに、そんな優しくも儚げな声が聞こえたのだ。

 

 

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やあ御機嫌よう、セイバーがいなくなって萎えている幸人だ。

 

「はぁ、またセイバーに会いたいなぁ〜。」

 

さて、何て事をつぶやいている俺は何をしているでしょう?」

 

正解は……………

 

 

「39,7度、酷い熱ですね。」

 

 

熱で休んでマーース。

 

いやぁまさか、魔力切れになるとは思ってなかったなー。

 

 

「兎に角、安静にしておいてくださいね。」

 

 

セラはそう言うと、部屋から出て行った。

 

さぁどうしよう。

まあ、寝るか。

 

 

〜少年睡眠中〜

 

美遊side

 

私は今、ユキお兄ちゃんが熱と聞いたので看病をしにきた。

 

兄の看病は妹の役目。しかも、お兄ちゃんに近づくこともできる。

 

それに、聞きたいことがある。

 

深夜の戦いの時、雪刀さんは魔力を大きく消耗していた。

 

魔力切れを起こすと、それが体調不良で表れると聞いた。

 

それに重なるようにユキお兄ちゃんの体調不良。

 

前々から気になっていたが、雪刀さんはユキお兄ちゃんなのかもしれない。

 

 

「…………お邪魔します。」

 

 

家の人に許可をもらいお兄ちゃんの部屋に。

 

部屋は綺麗に整えられており、なぜだか桜のいい匂いがする。

 

どうやら、ベッドからのようだ。

 

覗いてみると、案の定ユキお兄ちゃんが眠っていた。

 

「どう、サファイア?」

 

 

ユキお兄ちゃんの容体を確認する。

 

 

〈はい、やはり見たところ、魔力切れによる体調不良のようです。〉

 

 

つまり、雪刀さんである可能性が高まった。

 

 

「それにしても………」

 

 

ふと、ユキお兄ちゃんの顔を見る。

 

整った顔立ちに濡れたような黒髪。

 

寝ている無防備な様子を見て、つい女の子のようだと思ってしまう。

 

今はもういないお兄ちゃんもすごく女の子っぽい見た目だった。

 

 

「ッッ」

 

 

そう思うと、急に胸が締め付けられる。

 

私を守る為に死んでしまったお兄ちゃん。

 

どうしてもユキお兄ちゃんと重ねてしまう。

 

私の、大好きなお兄ちゃん。

 

違うとわかっていても、恋しくなってしまう。

 

気付くと私はユキお兄ちゃんの上に乗っかっていた。

 

いけないとわかっていても、抑えきれない、我慢できない。

 

………そして…………

 

 

「ん」

 

 

私はユキお兄ちゃん(愛する人)と唇を重ねていた。

 

 




どうでしたか?
……深夜テンションって恐ろしいですね…………
では、特に話すこともないと思うので、アデュー。
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