‥‥‥見ている人なんていないかもしれないけど。
では、どうぞ。
魔理沙と"弾幕ごっこ"という戦い?決闘?を終え、いよいよあの紅い霧を調査する事になった。
まずは‥‥‥出所だな。
そこを調査してボロが出ればすぐに鎮圧できるしな。
‥‥‥しかし不気味だ。
ここまで紅いと吐き気を催しそうだ。
「‥‥‥大丈夫?」
「あぁ、なんとか‥‥‥お前らは?」
「私たちはこういうのには慣れてるのよ。まぁこういう感覚はあまり好きではないんだけど」
「そうそう。第一幻想郷全体に影響する程の異変を起こすヤツなんていないしな」
「なるほど、そういう事か」
歩きながら会話を交わす。
俺は飛行できないからわざわざ歩いてくれている。
「たまには悪くないわね、歩いていくのも」
「だな。私らは空飛んでなんぼだし」
「‥‥‥お前ら本当に人間か?」
「人間よ。巫女だけど」
「人間だぜ?魔法使いだけどな」
「‥‥‥そうか」
それから小一時間かかっただろうか。
ようやくある館の前にある湖の近くまで到着した。
湖には大した変化が見られない‥‥‥という事は出所はあの館か。
たまたま近くにいたチルノたちに再会し、協力してもらう事に。
「久しぶりだなー、アラン」
「おぉ、チルノか。大妖精はどうした?」
「今日はちょっとねー。で、アランはどうしたの?」
「いや‥‥‥ここの調査をな」
「げ、霊夢じゃん」
「げ、とは何よ失礼ね。あんたたち妖精とは違って忙しいのよ」
「へー。で、それじゃあアタイはどうしたらいい?」
「あんたは何もしなくていいわよ」
「‥‥‥いや待て霊夢。チルノに湖を凍らせてもらおう」
「はぁ?あんた何考えてるのよ?」
「‥‥‥あ、なるほど。凍らせて近道しようって算段か」
「できそうか?」
「んー、ちょっと時間がかかるけど大丈夫だぞー。それでもいいの?」
多少時間がかかるのは仕方ないが、近道出来る事には変わりない。
どれくらい時間がかかるか聞いた所、約二、三分かかるそうだ。
それくらいなら大したタイムロスにはならないだろう。
「じゃあ、やってくれ」
「わかったよ。それじゃあ‥‥‥えいっ!!」
チルノが湖に手のひらをつけた瞬間、まず数メートル先まで一瞬で凍った。
そこからじわじわと凍っていくようだ。
「ぬぬぬ‥‥‥!!」
「‥‥‥試しに乗ってみるか」
「ちょ、ちょっと?危ないわよ?」
「大丈夫だ‥‥‥安心しろ」
そう告げてそっと凍った湖の上に乗る。
「‥‥‥ほら、な?」
「す、すげぇ‥‥‥よし、私も!」
「ちょっと魔理沙!?」
魔理沙も俺に続いて凍った湖の上に乗り、遅れて霊夢が乗ってくる。
「‥‥‥よし、これでだいたい凍ったと思う‥‥‥あー、つかれたー‥‥‥」
「助かった。今度礼するよ」
「えへへー、じゃあがんばれー‥‥‥アタイはすこし寝るー‥‥‥」
「‥‥‥さて、行きましょうか」
「あぁ、そうだな」
そこから凍った湖の上を歩き続けて十分少々。
ようやく館の前に到着した。
‥‥‥やはりというか何というか、大きい。
どうやら見張りが門の前に一人いる。
情報を聞き出すために倒すか‥‥‥あるいはそのままスルーするか‥‥‥。
「‥‥‥むにゃ、うん?」
「あー‥‥‥お目覚めの所悪いんだが、ちょっといいか?」
「はい、何でしょう?」
「この紅い霧、誰がやったの?」
「‥‥‥」
「答えないんなら実力行使で聞くぜ?私の八卦炉が火を吹く前に答えた方が懸命だぞ?」
「‥‥‥それには回答しかねますね。ただ、私が言える事は‥‥‥」
門番の女はザッと身構え、こう言った。
「あなた方がお嬢様の邪魔をする者ならば、私はあなた方を排除せねばなりません」
「‥‥‥オーライ、わかりやすくて助かる。霊夢、魔理沙、情けはいらねぇ。やるぞ」
「わかってるわよ‥‥‥準備いい、魔理沙?」
「あぁ、いつでも行けるぜ」
「‥‥‥私は紅 美鈴。あなた方を排除させていただきます」
「デビルハンターのアランだ‥‥‥さぁ、partyの時間と行こうか。俺と、踊るかい?」
「今の状況でなければ慎んでお受けしたい所ですが‥‥‥行きますよ!!」
そうして俺は背中に背負ったレッドクイーンのエンジンに火を入れ、グリップを捻った。
設定その五。
《登場人物》
紅 美鈴
・紅い館、通称"紅魔館"の門番。
・太極拳等、様々な拳法の使い手。
・素手なら負ける事は無いが、武器を用いた戦闘は不得手(苦手な訳では無い)
・趣味は花壇の整備や寝る事(本人談)
・場合によっては"肉を斬らせて骨を断つ(砕く)"戦法に出る事も。
・紅霧異変後はアランの良きライバルに。
いかがだったでしょうか?
久しぶりにこちらを更新した上に短くなってしまいました‥‥‥。
それでも楽しんでいただけたなら幸いです。
では、次回の更新でお会いしましょう。
感想、質問等いつでもお待ちしてます。
ではでは(´・ω・`)ノシ