では、どうぞ。
美鈴を撃破し、やっとの事で内部に侵入した俺たち。
しかし、内部はかなり広いようで最深部に到達するまで骨が折れそうだ。
しかも進めば妖精が邪魔をする。
「いた、侵入者よ!」
「お嬢様のためにも一刻も早く始末を!」
「うわ、またアイツらなの?めんどくさいわね‥‥‥」
「振りきれないなら倒せばいい。そうだろ?」
「‥‥‥ま、それもそうね」
霊夢は針を構え、魔理沙は八卦炉を正面に構える。
その数秒後に妖精たちが攻めてくる。
「やぁぁぁぁぁぁ!」
「くらえぇぇぇぇ!」
「甘いんだよ、狙いも何もかも」
エボニーⅡの引き金を引き、眉間に向かって撃ち込む。
直後、"ピチューン"という音と共に消え去る。
‥‥‥どうなってんだこりゃ?
「‥‥‥終わったか」
「さぁ、先に進みましょう。うかうかしてられないわ」
「だな。さっさと解決したいぜ」
「じゃ、行くか」
しばらく歩き続けていると大きな扉が目の前に現れた。
試しに耳をあてて中の様子を探ってみるが、やけに静か過ぎる。
‥‥‥罠か?
「どうしたんだよアラン、入んないのか?」
「いや‥‥‥やけに静かだからな。ちょっと気になったんだ」
「あんた慎重すぎない?流石に大丈夫でしょ?」
「そう、だな。入るか」
扉のドアノブに手を掛け、力を入れて押す。
すると"ギギギ‥‥‥"と重い音を立てて扉が動き出す。
完全に開くには時間がかかるので半開き程度で止めて中に入る。
扉の中はとにかく本棚。
本棚が所狭しと置いてある。
しかも一つ抜いて読んでみたが内容がさっぱりわからない。
何なんだこれは。
属性?知るか、んなもんさっさと斬り伏せちまえば楽だろうが。
「うわぁ‥‥‥すげぇ、魔導書があんなにたくさん‥‥‥」
「一つくらい取ってってもいいか、とか考えてないわよね?」
「は、ハハハ、ないない!」
「絶対考えてたわね‥‥‥」
少し歩を進めると中央に一つ本にまみれた机‥‥‥とそこで本を読んでいる少女が一人。
誰だ、あれ。
二人に話しかけてみると伝え、近寄ってみる。
そろそろか?
「‥‥‥な、なぁ」
「‥‥‥」
「ちょっと聞きたい事があるんだが‥‥‥」
「なに?」
ようやく目をあわせてくれた。
かなり明るめな紫色の髪、少しだけサイズが大きいのかゆったりとした服装、そして本を読むためなのか眼鏡をかけているようだ。
‥‥‥可愛いな、オイ。
そういえば霊夢や魔理沙もよく見れば可愛い。
なんなんだここは。
可愛い奴ばっかじゃねぇか。
「私に何の用?」
「いや、ちょっとな。ここの主さんと話をしたくてな」
「‥‥‥まさか"あれ"を止めに?」
「まぁな」
話し合い(物理)になる可能性は高いが。
「‥‥‥」
「ど、どうした?」
「‥‥‥いいえ。ただ、あなたが邪魔者だという事がよくわかったわ。だから」
「ッ!!」
彼女が立ち上がり魔導書を開くと同時に俺もその場から飛び退き、ブルーローズを引き抜き構える。
「私は、レミィのためにあなたを消すわ。そこにいる人間二人も纏めて」
「言ってくれるじゃねぇか‥‥‥殺れるもんなら殺ってみろよ」
「そうね。一応言っておくけれど私な普通の魔法使いじゃないから」
「お気遣いどうも、名乗らずの魔法使いさん」
「‥‥‥パチュリーよ」
「あっそ」
「‥‥‥行くわよ」
彼女の一声で周辺の魔力が収縮していくと同時に俺は構えたブルーローズの残弾数を確認し、ブルーローズを振って元に戻した。
やれやれ、面倒だ。
ここいらで設定を。
《登場人物》
パチュリー ノーレッジ
・年齢不詳(恐らく見た目から魔理沙と同世代)の魔法使い。
・魔法に関しては完璧と言える程の才能を持っている。
・異変解決後はアランの両腕が気になるのか、その調べ事が多くなる。
・さらに何らかの目的があってか異変解決後にアランが訪問した際にアランを執事にする。
・アラン本人いわく「正直なんでこうなったかわかんねぇ」そう。
いかがだったでしょうか?
いよいよ雪が降ってきましたね。
風邪をひかないようにしっかりと防寒せねば
(;・ω・)
では、次回の更新でお会いしましょう。
感想、質問等いつでもお待ちしてます。
ではでは(´・ω・`)ノシ