ですが、ハイパーを出すまで終わる気はない!
というわけで八話です。
さて、今回のライダーは誰でしょう?
それではどうぞ!
気を取り直して一日目
~改めて修行開始~
「体力や筋肉は前衛、後衛、サポート関わらずに必要になる。というわけで、今から昼飯まで走り込みをやってもらう」
あの後なんだかんだでけっきょく、天道が指導する形になった。
生身の人間が悪魔に勝ったのだ。
その天道の技術は、明らかに常人のそれを逸脱している。
もしも、それを悪魔である自分達が使えたのならば………。
グレモリーたちはそう考えたらしい。
「えっと、今からだと………ご、五時間!?」
修行の内容を聞いて絶叫する兵藤。
ちなみに現在は7時前後だ。
朝早くに来たはずだが、色々やっているうちにそんな時間になったらしい。
「それがどうかしたか?」
「どうかしたか?じゃねえよっ!!明らかにおかしいだろ!?木場はともかく、俺やアーシアは絶対無理だろ!?」
さりげなく木場を主張する兵藤に、グレモリー眷族は苦笑いを浮かべる。
「でも天道くん。さすがにそれは僕たちでも厳しいかな?」
「そうね。悪魔といっても、限界が無いわけではないのだから」
木場とグレモリーはこのやり方に反対のようだ。
だが、そんなことで考えを曲げる天道ではない。
「お前たちは、それであの焼き鳥に勝てると思っているのか?」
「………どういうことですか?」
天道の言葉に、今まで無口だった塔城が聞き返す。
「あの焼き鳥は、確実にお前たちよりも強い」
天道の意外な言葉に、その場の全員が耳を傾ける。
「………そうだな。まず始めに言っておこう。お前たちがこの十日でいくら頑張っても、あの焼き鳥に………ライザー・フェニックスに勝つことは
「っ!?………それは、どういうことかしら?」
他の眷族があまりの驚きで固まるなか、グレモリーが鬼の形相で天道に迫る。
しかし、天道はそれさえも気にせず続ける。
「当たり前だ。強くなるのはそんなに簡単じゃない。もしも本気で、十日やそこらであいつに追い付けると考えていたなら………今すぐ
「なっ!?天道!なに言ってんだよ!俺たちじゃライザーに勝てないってのかよ!!」
「あぁ、そうだ」
今度は兵藤が掴みかかる。
しかし、兵藤の手は空を切り、その上ハッキリと"お前たちは勝てない"と言い返された。
さっきまで丸く収まっていた空間は、今まで以上にヒートアップしていく。
「お前たちには足りないものが多い。力、知識、経験………その全てにおいて、お前たちはライザーに劣っている」
「うっ……そ、それは………」
完膚無きまでの天道のお言葉に、唸ることしか出来ないグレモリー眷族。
理解しているからか、全員が地面を見てしまう。
しかし、天道は別に彼らを見捨てた訳じゃない。
ただ、認めさせようとしているのだ。
己自信の弱さを。
人は、自分に足りないものを理解して初めて明確な目標を目指す。
それは、強くなるための絶対条件なのだ。
だが、何も彼らに希望がない訳じゃない。
「あぁ………でも、お前たちが勝っている物もあったな」
「え?………それって」
それに一番に食いついたのはグレモリーだった。
そう、一つだけあるのだ。
グレモリー眷族がライザーに勝っている物が。
同時に、あいつに勝つための希望が。
「だが、それは自分達で見つけるものだ。俺が言ってしまっては何の意味もない。そうだな………十日後までにその答えを見つけ出せ。それが出来たらお前たちを認めてやる」
「………ええ、わかったわ。皆、やるわよ!」
天道の言葉で火が着いたのか、グレモリーが顔を上げ激を飛ばす。
すると、それに釣られてか眷族全員がやる気を出す。
「………わかったなら、まずは走り込め。話はそれからだ」
「行くわよ、皆!」
「「「「「おおっ!」」」」」
グレモリーの号令で走り出す眷族たち。
「………さて、昼飯の仕込みでもするか」
どこまでいっても変わらない天道総司。
彼はグレモリー眷族をどこまで強くできるのだろうか。
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「どうやら、この山はかなりの山菜が取れるらしいな。天ぷらにおひたし………何でもできそうだな」
天道は今、グレモリーの別荘内にあるキッチンで昼飯の献立を考えていた。
この山、探してみるとかなりの種類の山菜があった。
しかも、季節を問わずにだ。
何が言いたいのかというと、今現在夏であるにも関わらずにぜんまい、タラの芽、タケノコその他何でもある。
これも悪魔の技術なのかと思うと感慨深いものがある。
「さて、タラの芽とシュンギクは天ぷらに。ぜんまいはおひたしに。タケノコは持ってきたサバの缶詰と味噌汁にするか」
これぞ純和食のフルコースだろう。
食材も新鮮だし、申し分ない。
「………始めるk………なに?」
天道が包丁を持ったそのとき、急に空間が歪み、灰色の"壁"が出現する。
そしてその"壁"から"一人の男"が出てきた。
「………ここは」
天道が混乱しているなか、男は周りをキョロキョロと見回し、やがて視線を天道に止める。
見るからに怪しい男。
ぱっと見、特徴は首から下げた不思議な形のカメラといったところか。
「……お前、何者だ?」
「……俺は、門矢士……………通りすがりの仮面ライダーだ」
「なっ!?仮面ライダーだと!」
天道は男、門矢士の言葉に絶句する。
自らを仮面ライダーと名乗ったのだ。
「あぁ。世界の破壊者とも呼ばれているが………どうやらこの世界は
士の言葉が、さらに天道を混乱させる。
「一度破壊され再生した世界だと?どういうことだ」
天道は身構える。
しかし、士は逆にひょうひょうとしていた。
「いや、こっちの話だ。なら、俺の仕事はここには無いか。邪魔したな」
すると、士の後ろにまたしても"壁"が現れる。
「おい、どういうことだ!」
「だから、関係ないといっただろう。………頑張れよ、この世界の仮面ライダー。機会があればまたな」
そういって、門矢士は壁のなかに入っていく。
壁が消えた後には何も残らなかったが、天道は暫くそこを眺めていた。
「………まぁ、いいか」
こうして、この世界のライダーと世界の破壊者の開墾は呆気なく終わったのだった。
彼らが再び合間見えることは、はたしてあるのだろうか。
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「……ゼェ………ハァ………」
時刻は正午。
午前のランニングを終えたグレモリー眷族が息を切らしながら別荘に入ってくなり、玄関で伸びていた。
「さ……すが……に………死……ぬ……」
中でも兵藤は重症だった。
悪魔になりたてなうえ、グレモリー眷族のなかではアーシア・アルジェントの次に弱いのだ。
その上、途中でリタイアしたアーシアを背負って走ったため、仕方ないと言えば仕方ないのだが。
「ははっ……お疲れ様、イッセー君」
そんな兵藤に声をかけたのは、爽やかな汗をタオルで拭き取っていた木場だった。
「……うるせー………つか、木場。お前余裕だな」
そう、他のメンツが倒れ込んでるなか、木場だけが動いていた。
そして、玄関前に用意されていたタオルとスポーツドリンクを皆に配っていた。
「……まぁ、天道君には負けられないと思ってね。はい、飲み物」
木場は苦笑いしながら兵藤にスポーツドリンクを渡す。
「サンキュ。……そういえば、戦ってから天道に対する態度が変わりすぎじゃね?前までは会うたびに睨んでたじゃねーか」
そう、以前の木場は天道に会うたびに、彼の話題になるたびに期限が悪かった。
それが今では、何故か楽しそうに話すのだ。
「正直、僕は彼に嫉妬していたのかもしれない」
木場は兵藤の隣に腰掛け、淡々と話し出す。
兵藤は何も言わずに耳を済ます。
「あの堂々とした態度、溢れんばかりの存在感、そして自分よりも部長に信頼されていた彼に………醜く嫉妬し、密かに憧れていたんだ」
「そっか。………まぁ、わかるよ。俺もそうだったから」
兵藤が照れ臭そうに笑う。
「そういえば、イッセー君と天道君は親しいみたいだけど、いつからの付き合いなんだい?」
「そんなに長くはねーよ。中学で知り合ったんだ。まぁ、天道はそのときからすごかったなー。なんせ、入学三日で全ての部活の旗引きずってたぜ」
「えっと、それってつまり………」
「そう。部活荒しだよ」
そう、天道は中学でひとつの伝説を作ったのだ。
入学三日で全ての部活を巡り、その部活の旗をかけてその部と戦ったのだ。
あるときは、サッカー部にて一対十一(サッカー部の一軍)で試合をし、完封勝利。
あるときは、野球部のレギュラーを全員三振で討ち取り、全てのピッチャーの球を初球ホームラン。
今思えば、そのときから「天道無双」は始まっていたのかもしれない。
「それは………すごいね」
天道の無双伝説を聞き、改めて驚愕する木場。
「『天の道を行き、総てを司る男』って言うフレーズも、案外その通りなのかもしれないぜ?」
「おい、いつまでそうしているつもりだ?昼飯は出来てるぞ」
二人が話していると、天道が奥から出てくる。
「おう。……あれ、皆は?」
兵藤が周りを見回すと、自身と木場しか居ないことにようやく気づく。
どうやら、話し込んでいる間に、皆奥に行ってしまったようだ。
「もう皆食べてる。早くお前たちも食べろ。午後からは筋トレだぞ?」
「ハハハ。………まさか、"夜ご飯まで"とは言わない……よね?」
それを聞いて木場が少し青くなる。
しかし、嫌な予感と言うものはよく当たるものだ。
「当たり前だ。……ちなみに、晩飯は七時だぞ」
「げっ!?な、七時間もやるのかよ!?」
天道の爆弾発言に真っ青になる二人。
やはり、天道は容赦なかった。
「それくらいやらなきゃ強くなれないぞ。………それと、明日からは
天道は意味深な言葉を残し、奥に入っていく。
「………行こう、イッセー君」
「………あぁ。ここで泣き言いってても始まらないか」
こうして二人は、天道の背中を追いかけて中へと入っていく。
さてさて、明日から始まる修行とは?
そして助っ人とは一体誰なのか?
そして、グレモリー眷族は何処まても強くなれるのか?
それはすべて、神のみぞ………否、天道総司のみぞ知る。
その後
リアス「あら、遅かったわね。イッセーに祐斗」
イッセー「はい、すみません………ってあれ、俺たちの昼飯は?」
小猫「………遅かったし美味しかったので食べてしまいました(モグモグ」
イッセー「小猫ちゃぁぁぁーーーーーーーーーーん!!」
アーシア「日本の"お野菜"は不思議なものがあるんですね」
朱乃「あらあら、これはタケノコという"山菜"ですよ?」
アーシア「お野菜ではないのですか?トゥーフという食べ物といい、日本の食べ物は奥が深いです!」
木場「アーシアさん。トゥーフじゃなくて豆腐じゃないかな?」
イッセー「木場ぁぁぁぁ!!何でそんなに冷静なんだお前はぁぁぁぁ!!」
木場「イッセー君。時には、潔さというのも大切だと思うよ?」
イッセー「そんな潔さはいらねーーーーんだよぉぉぉーーー!!」
木場「僕は………風のように自由に生きたい………」
イッセー「戻ってこおぉぉーーーい!木場ぁぁぁーーーー!!」
その後、あまりにもうるさい兵藤は筋トレを三割増しにされたとか。
今回のライダーはディケイドの門矢士でした。
前回に並んで理矢理な登場orz
それに話が全然進んでないですね……。
ちなみに修行の話は次回で終えたいと思ってます。
さて、グレモリー眷族には"あの修行"をやってもいますか(笑)
それにしても、前回のウィザード………
クロックアップの演出がすごい適当でしたねorz
そ、それではまた次回!
ーータイトルが"たちばな"の日常なのに舞台が"たちばな"じゃないorz ーー
おまけ~たちばなの日常~
〈鳴海探偵事務所(?)〉
翔太郎「ようフィリップ、何して………ってなんじゃこりゃぁぁぁーーーーー!!」
フィリップ「あぁ、翔太郎。見ての通り、木を育ててるんだ」
翔太郎「いや、何を当然のように言ってやがる!天井突き抜けてるじゃねーか!どうすんだよこれ!」
フィリップ「おっと、
翔太郎「寒いわっ!………ってか、そもそも何の木だよこれ」
フィリップ「『パンツ』だよ」
翔太郎「………はっ?」
フィリップ「だから、『パンツの木』だよ」
翔太郎「いや、そんなのあるわけないだろ」
フィリップ「まだまだ青いね、翔太郎。そんなことだからいつまでたってもハーフボイルドなんだよ」
翔太郎「うっせっ!どういう意味だよそれ!」
フィリップ「翔太郎、ここを見てくれ」
翔太郎「あ?………つぼみだな」
フィリップ「そう、もうすぐ開花するつぼみだよ。………ほら」
つぼみの様子が………
翔太郎「なっ、なんだこりゃぁぁぁぁーーーーー!!」
フィリップ「ね?パンツが出来ただろ?今は無地だが、時間がたつにつれて色が鮮やかになるらしい」
翔太郎「そんなバカなぁぁぁぁぁーーーーーーーー!!」
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~鳴海探偵事務所~
翔太郎「ああぁぁぁーーーーー!!……ハァ………ハァ……夢……か?………だよな。パンツの木とかあるわけ………」
フィリップ「翔太郎!見てくれ、珍しい木を見つけたんだ!」
翔太郎「フィリップ!?………おい、なんだよその種の様なものは………」
フィリップ「聞いて驚いてくれ!なんと、『パンツの木』というものなんだ!」
翔太郎「やっぱりかぁぁぁぁぁーーーーーー!!」
その後、フィリップが種を植えたら三日で芽が出てきたらしい。
それを見た翔太郎は、あまりのショックにおやっさんの帽子をゴミ箱に落としてしまったとか。