re:東方project ~庶民的な龍神様~   作:僕っ娘龍神

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閑話「従者というよりは、変態と騎士じゃないかな?」

僕がこの世界に来たて巻物を読み終わったときには、衣玖さんしか出てこなかったから油断したいたんじゃないだろうか?だけど、こうなるなんて思わなかったんだよ!

目の前で勃発しているのは、獣龍種の五名(一人は中立でもう一人は傍観)と飛竜種の五名(二名は別次元に旅立っている)での睨み合い。

獣龍種の内訳は老王デモンズウォー(原典イビルジョー)・毒王ツクモミツネ(原典タマミツネ)・戦王アシュラ(原典ラージャン)・霆王タケミカヅチ(原典ジンオウガ)・潰姫ヒナ(原典ドボルベルク)。

飛竜種の内訳は覇王べリアル(原典UNKNOWN)・夜王ヴィーシャ=カンヤ(原典ナルガクルガ)・剛王ヘクトール(原典ティガレックス)・天王アメノトコタチ(原典リオレウス)・地王クニノトコタチ(原典リオレイア)。

その、計十人の話している内容がこちら

 

「お嬢様にはモノクロのゴスロリにボーダーニーソが似合うと思います!そして、『つくもぉごはんたべさせてぇ』と言われたいです!!」

 

「このロリコンが!姫様に似合うのは水縹と深縹の着物に決まっているだろう」

 

「否!メイドこそが至高ぞ!」

 

「ケダモノは黙っていなさい!私は水浅葱の単物に鉄御納戸の羽織物を所望します」

 

「フッ。そんなものより、晒に褌で十分だ!」

 

「露出狂は引っ込んでいろ!………私は出来れば鉄紺色に桜の花弁を描いた着物が見たいです」

 

「わわ、私は出来ればドレス姿を見てみたいです」

 

「俺はクニノトコタチの花嫁衣装が見たいな」

 

「私はアメノトコタチの花婿衣装が見たいです」

 

「ホッホッホ。賑やかじゃのぉ。して、儂は皆に任せるぞ」

 

『では!話し合い(殴り合い)で決めましょう!!』

 

「頑張ると良いぞ。審判は儂が務めよう」

 

******

 

中央から四方向に24㎞と広がる巨大で広大な古城、【静謐なる古城】。この場所は、老王デモンズウォーと呼ばれる怪物が所有する空間である。本来ならばこの空間には、【老王デモンズウォー】が玉座に座り、全てを平等に裁く公平なる裁判を行う場であるが、山吹社より【出雲國啓(くにひろ)】の名を授かったときより、玉座に座るのは主である社のみとなった。しかし、だからといって社当人は國啓達の所有空間を制限しておらず、自由に使って良いと宣言していた。

 

「あのさ、國啓たちが何をしようがボクが何か言える立場じゃないんだけど、流石にコレはやりすぎじゃないかな?」

 

「ふむ。しかし、ここまで我が居城を破壊するとは思わんじゃろうて。まあ、普通の城なら中央から四方に5㎞は確実に復旧不可能じゃな」

 

うん。知ってる。

けどさ、流石にコレはどうなのかな?

唯一生き残った(死んでません)のが、【夜王ヴィーシャ=カンヤ】という種族に改造された【刃龍ナルガクルガ】に【鍔塵(つばじり)冥夜(めいや)】と名付けた従者だってのは驚きだけどさ。それよりも、僕のことを姫と呼ぶのは止めて欲しい。

 

「ひめぇ………わたしは……わたしはかちましたよぉ」

 

「う、うん。確か、水浅葱の単物に鉄御納戸の羽織物だったよね。何も僕の私服選ぶのにそこまでやらなくても良いんじゃないかな?まあ、メイドやゴスロリは嫌だからメイとユイ、餝音(カザネ)の意見を酌もうかな。何で獣王組は特殊な嗜好の持ち主が多いのかな?龍王組は凄い真面目だけど、忠誠心が重いのが難点かな?」

 

「ありがとう……ございます、ひめぇ」

 

******

 

僕の私服が決まってから凡そ一月。その間にすべての従者が回復したので、一つ手合わせをしようと思うんだ。

理由はちゃんとあるよ。衣玖さんに呼び名についての相談をしたら、『一度力関係をはっきりさせてみてわどうですか?』って言ってたから、僕の実力を見せようと思うんだ。まあ、仮にも前世で世界救ったエイユウサマって讃えられてた時期があった位だから、其なりに実力はあるよ。ざっと、人間のときから古龍禁忌種の全体と立ち回れるくらいには強いかったかな。っと。皆集まったみたいだし、やろうか。

 

「それじゃあ、今から僕対皆で本気の試合しようか!もちろん。僕は古龍の力を使わない。自分の身一つでやらせてもらうよ」

 

「ふむ。良いじゃろう。儂もお嬢様の本気がどのくらいなのか知りたかったのでな。まあ、儂ら全員まとめても勝てんのは知っておるが、本気の実力、拝ませて貰うぞい」

 

「はい。私も常々思っておりました。姫様が宿している齢2000年の時を生きた古龍種たち総てに認められているんだと。ならば、その実力は一体何れ程高いのかが、我々はわかっていません。そして、我々は大國主様によって調整された為、皆、少しばかり傲っている。故に、姫様には本気で来ていただきたい」

 

オカシイナァ。まさか、本気で来てと言われるなんて思わなかったよ!【芒星印】を使わなきゃダメかな?で、でも、アレ使ったら手加減できないし、何より、身体能力が五倍から始まるからアウトだよ。つまり、【芒星印】はまだ良いかもしれないけど、【天寿】なんて問題外!いくら【天寿】が自己の魂を使わずに発動出来るようになったとはいえ、その分だけ【天寿】が強化されちゃったからこの分だと正拳突きの風圧で山が消えちゃうよ!!つまり、【天寿】は封印ってことだね。

脱線しちゃったね。待たせてるから返答しなきゃ。

 

「う、うん。必要に応じて印を使うことにするよ」

 

 

 

 

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