俺がガンダムで現実無双する話   作:toragonn

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第六話

キィンキィンキィンキィン......

 

あれから白帝は、トイレを出て銃撃を受けながら思考にふけっていた。

 

「(しかし、あの方とは誰だよ.....)」

 

ウ、ウワァ~ ジュウダンガマッタクキイテヌェ~!

 

アホナァ.....

 

ウヒァハハハハハハ

 

装甲により痛みも衝撃もなく、気付けば、学校の正面口へとついていた。装甲には傷一つなく、ただただジオンの銃弾が無駄になっただけであった。

 

あのお方とは本当に誰だよ....考えてばかりでなんもできないとはこのことだな....。

 

嘘である。彼は通るだけでただの兵器へとなっていたのだった。

 

「あ、あいつです。あいつが....そう、ガンダムとやらです!!」

 

『カンタム星人ではあるが、そんな名前ではなく HIGE といったのに....』

 

「......いや、スキン君、君のいったとうりあれはガンダム....忌々しい地球軍が造った悪魔だよ」

 

ま....まさかあのお方って....赤い彗星"シャア・アズナブル"のことだったの!?

 

「全く..........この世界でもまさかこの MS に会うことになるとは....まったく運の悪いことだ....。しかし、君は....『白帝です!! 白帝 剛希ていうんです!!』 そ、そうか....剛希君は銃弾が効かないからと慢心しているのではないのかね?」

 

『..........』

 

「図星か....。ガンダムの性能は確かにいいものだ。過去にアムロに痛い思いをさせられたからな。君は確かに私たちとおなじニュータイプだ。だか、君の腕が私たちほどとは思えん」

 

なめられている。直感で分かった。だからといって激怒することも、負け惜しみを言うこともできなかった。それは、白帝じたいが認めていたからだ。

 

「さ、さすがシャア大将!! 言葉だけで黙らせやがった! や、やぁいガンダムとやら、悔しいのならなんか言いやがれ!!」

 

『うるへぇ!』

 

スキンをパンチで吹っ飛ばす。そのままスキンは壁にぶつかりぐったりとしていた。

 

『お前うるさい!! なんもしてねーくせに偉そうにおちょくんなや! いらつきまくって仕方ねぇんだよ!』

 

「(ほう、これはすごいパワーだ。あのガンダムが初期のものだとして、あれの威力はそれを上回っていると言える。だがなっていない! なんだあの無駄の多いパンチは、パンチというのはもっと腰を低くだな..........と、とにかく、あれは使っているのではなく、使われているのだな。....あれ、そういえば、なんでみにまとってんの?」




どでしたか? シャアのしゃべり方は変ではなかったですかね。

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