あの後刃更と万理亜の状況を見て驚いた澪が何があったのかと聞いた後に万理亜を見て・・・笑顔でこう言った。
「万理亜~~。どういう事かしら~~?」
「み・・・澪ちゃん。」
紅い髪が逆立って鬼のような形相で言った後に万理亜の頭を撫で・・・
潰すかのように掴んだ。
「あぎゃあああああああ!!」
「何買ってんじゃああああ!!!」
そのまま万理亜が昇天(誤字であらず)するまで続いた。
それから3日後。
「そいじゃあ俺はアラブのドバイまでドバってくるわ。」
じゃあなと言って迅は去っていった。
迅はフリーのカメラマンなのだが世界中に顧客を持っており、撮った写真は
それ自体が芸術性を持っていると評されこの調子なら個展も夢じゃねえぞと
迅が言っていたのを思い出した。
そして何よりもアザゼルの言葉を思い出した刃更は澪達が来た日に撮った
写真を見ている中では~~とため息ついていた。
正直これって親父だろうがと思いながら澪達がいるリビングにへと向かった。
そして刃更は澪達に向かってこう聞いた。
「なあ、二人とも。今日の晩御飯なんだけど・・・。」
「「・・・・・」」
刃更は無言の二人を見てこう思っていた。
「(何時でも準備できるようにしないとな。)」
そう思いながら刃更は『白竜・ファフニール』の待機状態でもある短刀を
構え乍らある操作をしていた。
「なあさ。今日の晩御飯は店屋物なんだが何が良い?」
そう聞くと澪は重い口を開いてこう言った。
「じゃあ・・・お願いがあるんだけど。」
「ああ何だ。何か希望があるなら聞くぜ。」
そう聞くと底冷えするような声でこう言った。
「この家から出てって。」
そう言うと万理亜が軽く手を上げて・・・その手を刃更目掛けて翳した瞬間に光輝いて・・・突風のような物が刃更に襲い掛かった。
「ヤバ!?」
刃更は不味いと思い避けた後に短刀を構えた。
すると万理亜はこう言った。
「中々やりますね。」
すると万理亜の体が青く輝いたと同時に背中に・・・蝙蝠のような羽が
生えた。
そして万理亜は刃更に対してこう続けた。
「初めて魔法を見た人間は大抵がパニック状態に陥る物なんですが。」
万理亜はそう言うと刃更に向かってこう言った。
「ですがISを持っていても只の人間ですから・・・眠ってて貰います!!」
万理亜はそう言いながらもう一度魔力を練ろうとすると刃更は・・・
魔法陣を出してこう言った。
「悪いが未だ寝れねえよ!!」
「魔法陣!?まさか貴方は!?」
万理亜はそれを見て驚いている中で刃更は魔法陣から指輪と
手の形をしたものを取り付けたベルトを腰に付けて刃更は指輪を填めている手で
べルトに触れるとベルトから声が聞こえた。
《バインド・プリーズ!》
すると魔法陣から鎖が出てきて万理亜を縛り付けた。
「そ、そんな!?」
万理亜はいきなりの事で対処できずに捕まるが万理亜はこう言った。
「こんな鎖!!」
そう言いながら踏ん張ろうとすると刃更はこう言った。
「やめとけよ。そいつは特注で魔力を吸収することが出来るんだ。」
「そんな!?」
すると刃更は万理亜を見てこう言った。
「その羽は悪魔だろ。全く、『弦神島』での条約を忘れてんのかよ?全く」
刃更はそう言いながら澪の方を見てこう言った。
「そんでお前はこいつの上司って事良いよな?」
「澪様!逃げて下さい!!」
「けど!!」
澪と万理亜の光景を見て刃更はこう続けた。
「お前らが追われてるのって一体誰だよ?『逸れエクソシスト』か?
『天使』か??それとも・・・同族か?」
「「!!」」
二人はそれを聞いて驚くも万理亜はこう聞いた。
「何故貴方がそれを知ってるんですか!?一般人が知りえるはずもないのに!」
そう聞くと刃更はこう言った。
「あのなあ、悪魔が普通の世の中でそれを知っていることとなると選択権
狭められるのに何聞いてんだよ?」
刃更はため息交じりでそう言うと刃更は魔法陣を再度展開してある物を
引き出した。
「それは・・・・!!」
万理亜はそれを見て驚くと刃更はこう言った。
「ああ、俺は・・・いや、俺と親父は」
「・・・元勇者の一族だよ。」
「「!!」」
それを聞いて二人は不味いと思っていた。
何せ勇者の一族は天界側の人間。
退魔用に訓練された一族なのだ。
すると澪が刃更に向かって大声でこう言った。
「け、けど迅さんには効いて」
「馬鹿かよ。親父はお前らの芝居に付き合ってただけだよ。」
「「なあ!!」」
「それにアザゼルさんから聞いたけどお前らの芝居を見て笑いを殺すので
必死だったそうだぞ。」
「「・・・・・」」
二人はそれを聞いて絶句している中刃更はこう続けた。
「ま、あと3日すればお前らは『弦神島』にある俺の上司が運営する
社宅になるから当面の安全は保障されるぜ。」
そう言うと万理亜は少し顔を引きつらせながらこう聞いた。
「あのう刃更さん。少し聞いても良いでしょうか・・・?」
「何だ?」
刃更は何だと思っていると万理亜はこう続けた。
「先ほどから気になってますけど・・・『アザゼル』ってもしかして・・・
『堕天使総督』の・・・?」
そう聞くと刃更はしれっとこう言った。
「ああ、そうだ。俺はそこの会社『グりゴリ』の社員だぞ。」
ほら社員証と言って見せると万理亜は・・・顔を青くして・・・こう叫んだ。
「嘘でしょーーーーー!!!!!」
まるでム〇クのような表情でそう言った。
まさか・・・敵のど真ん中なんてーーー!!