カオス・ストラトス   作:caose

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 この再会に何があるのか。


再会

そして数日後、学園祭が執り行われた。

 学園の随所で花火が上がり辺りは活気に満ち溢れていた。

 よく見れば各企業の社員が自社の機体の兵装を見せたり大使館の人達であろうか、生徒達の見世物を見て楽しんでいる中で一際賑わっている場所があった。

 それこそが・・・一年一組であった。

 「嘘!?一組で織斑君と東城君の接客が受けられるのって本当!!」

 「然も執事服だってさ!!」

 「それにだけど追加料金次第じゃあ写真も撮ってくれるらしいよ!

それもツーショット!!」

 この様な感じで朝から大忙しで一夏と刃更の2人は引っ張りだことなっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「「いらっしゃいませ、こちらへどうぞお嬢様」」

 「ハイ!」

 一夏と刃更はこのセリフと接客で忙しく回る中で厨房班は材料の調達

(学園島の調理庫から調達)とテーブル整理で忙しそうに働き外では廊下にて

長蛇の列を整理している生徒達も全員忙しそうであった。

 そして暫くすると・・・聞き慣れた声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「よう、一夏。何だか忙しそうだなあ。うっしっしっし。」

 そう言っていたのは・・・男性であった。

 耳には小型のイヤホンを耳にはめて音楽プレイヤーを胸ポケットに入れており、首元には黒い爪の様なネックレスをぶら下げて私服であろう

白のワイシャツに緑のズボンに何故だかサンダルを履いていた。

 「おお久しぶりだな葉!」

 「よう久しぶりだな一夏、卒業以来だな。」

 しっしっしと笑っている葉を見て一夏は久しぶりの級友相手に喜んでいると・・箒が現れた。

 「一夏、その者は確か大会にいた」

 「そういや箒はあの時から見ていなかったな?紹介するよ、『麻倉 葉』。俺の中学の時の同級生で同じ剣道部だったんだ。」

 「そうかあの時の二刀流か、初めまして『篠ノ之 箒』だ。よろしく頼む。」

 「オオ宜しくな、ああそういやあ三組で篁と遭ったけど

やっぱアイツ真面目だよな。来てたのって兵器関連の企業しかいなかったぜ?」

 ファアアアアアアアア~~と欠伸している葉を見て一夏はアハハと

空笑いしてこう言った。

 「それではご主人様、お客席にご案内させてもらいます。」

 「オオ宜しくなって何かむず痒いなお前が言うと。」

 「うるせえ、これしなきゃいけねえんだよ。」

 そう言って席に案内すると一夏は葉にメニューを見せると葉はこう聞いた。

 「なあ一夏、この『執事にご褒美セット』とか『メイドにご褒美セット』って

一体何なんだよ?」

 そう聞くと一夏は・・・黙ってこう言った。

 「当店お勧めのケーキセットは如何でしょうか?」

 「無視かよ!?仕方ないなスイマセン篠ノ之さんちょっと聞きてえんだけど!」

 「おいマテ葉!それナンデ箒に向かって!?」

 一夏はそう言うが箒が来たので今のを聞くと箒は少し嫌そうであったが・・・

こう答えた。

 「そ・・・それはお客様がその・・・執事又はメイドに

食べさせるという奴でありまして。」

 「それ誰が喜ぶんっていうかお客の飯食うって何考えてんだよそれ!?」

 「私だって知らん!クラスの人間が勝手に考えたんだ!!」

 「・・・・おめえら苦労しているだろ?」

 「「滅茶苦茶に!」」

 2人は拳を握りしめてそう言うのでそうかと呆れ眼でそう言うと仕方ねえなと言ってケーキセットを頼んだ。

 「序にだけど飲み物って何だ?」

 「ジュースとか紅茶とかコーヒーだな。」

 「そいじゃあ・・・甘めのカフェオレで。」

 「畏まりましたご主人様。」

 そう言って取敢えずは普通になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして暫くすると現れたのは・・・水色の短髪でクール系の美少女が澪と共にやって来た。

 「刃更いる~~?」

 「オオお前らかって店どうしたんだよ?」

 刃更がそう聞くと澪がこう答えた。

 「うん、今休憩よ。アタシ二組だけど説明とかないから大体が雑務だったし

今ばらけて休憩しているけど友達と回ろうと思って刃更読んできたけど今暇?」

 「おおこっちは終わったぜって・・・何?」

 刃更は少女が至文の目の前に現れて・・・突然抱きしめてきたのだ。

 「へ?」

 刃更はいきなりの事で何事と思っていると・・・教室から悲鳴が溢れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『『『『『キャアアアアアアアアQ!!!!』』』』』

 「東城君が女の子に抱き着かれてる!」

 「然も美少女!!」

 「誰あれ東城君の彼女!!」

 「嘘だ!嘘だって言ってよ!!」

 「この世にお神は居らぬのかあ!!」

 阿鼻叫喚の悲鳴が鳴る中で驚いて声も出なかった澪が意識を取り戻して

2人を引き離すと澪が少女に向かってこう言った。

 「チョちょっと待ってよ『野中』さん!いきなり何やっているのよあらぬ疑いが掛るでしょう!?」

 「刃更・・・私の事覚えない?」

 「ええっと・・・何処かで会ったかな?」

 そう聞くと『野中』と言う女性がこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「5年前の『ブリュンヒルド』、勇者。」

 「!!どうしてそれをって待てよ『野中』・・・そんでその髪の色って・・・・まさか!!」

 刃更はまさかと聞くと『野中』と呼ばれる女性はこう名乗った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「そうだよ刃更、私は『野中 柚希』。あの時刃更が助けてくれた・・・

幼馴染。」

 「『柚希』。」

 「久しぶり。刃更」




 そして続く
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