カオス・ストラトス   作:caose

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 1年ぶりに再会です。


第6章 音速と勇者と黒の魔王
朝の一コマ


男と言うのには一つの夢がある。

 それは・・・朝起きたときに可愛らしい女の子が潜り込んでいたらと言う夢。

 だがこの男東城 刃更はそんな夢が・・・嫌いなのだ。

 その理由が・・・これ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「おはよう刃更君♡」

 そう言っている同居人更識 楯無がウインクしてそう言って

刃更のストレスがマッハに高まりそして・・・布団にぐるぐる巻きにした。

 「ふにゃあああああああ!何でいつも何時も縛り上げるのよ~~!」

 「こんな夏真っ盛りに毎度毎度俺のベッドに忍び込むからでしょうが!?」

 いけず~~と楯無は刃更に向けてぷんすかしていると刃更はため息交じりにこう言った。

 「それで?なんの用なんですか楯無さん、学園祭での戦闘の後始末と始末書とかはもう書き終えてますよね??」

 「ええそうよ、織斑君もちゃんと書いてもらったけど気掛りがあるのよねえ。」

 「気掛り・・・と言いますと?」

 刃更がそう聞くと楯無は布団の中で縛られていながらもシリアスな口調・・・

見た目時点でダウトなのだがこう言った。

 「あの白式を使っていたISパイロットとの関係が気になるのよ。」

 「関係・・・つまりあいつらは顔なじみ何でしょうか?」

 「ええ、恐らくね。聞こうとしても返ってくるのはこの言葉。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「すみませんがあいつについては国連軍日本支部に問いかけてください。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それで聞いてもあっちからは

『軍での秘匿作戦事項の為お答えできません』だけよ信じられないわよ!」

 びったんびったんと跳ねながら答えると刃更はそうですかと言って

こう思っていた。

 「(国連軍の作戦なあ、アザゼルさんの話だと確か国連軍の中には

特殊部隊な連中がいて表ざたにはなれない違法研究や紛争などの

内密且速やかに実行して後で情報公開させるって連中がいるって聞いたがまあ・・人間言いたくねえことの一つや二つはあるよな・・・俺みたいに。)」

 刃更はそう言って内心自分を自嘲していると楯無は心配するみたいに

こう聞いた。

 「ねえ刃更君、君が一体何を抱えているのかは知らないけどね・・・

貴方は私達姉妹を救ってくれた・・・今度は私たちが貴方を救うから

期待しててね♪」

 楯無がウインクしてそう言うと刃更は楯無を見て・・・

あほな子を見るような目でこう答えた。

 「楯無さん・・・・・そんな恰好で言ってもカッコ悪さしかありませんよ。」

 「じゃあほどいてよ!」

 「ほどいたらもう俺のベッドに入りませんか?」

 刃更が真顔でそう聞くと楯無は暫くして・・・こう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・・い・や・よ♡」

 「よし、簪の部屋に行きましょ。今の先輩の姿見せてやりますよ。」

 それを聞いて楯無は顔を青くして・・・更にびったんびったんしながら

こう答えた。

 「いやだ~~!こんな所見たら絶対に簪ちゃんから嫌われる~~!!」

 「我満言わずにほら・・・逝きますよ。」

 「『いく』の字がなんか私が思っている『行く』と違わないって言うか

引きづらないで顔にってあああああああ!擦ってる擦ってるって

痛い痛い痛いってまじで!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして簪と本音の部屋の前

 「簪~~、いるか~~?」

 刃更がチャイム鳴らして聞くと部屋の向こうから声が聞こえた。

 『え、刃更ってちょっと待ってッて眼鏡眼鏡。』

 「なんつうべたな。」

 刃更が簪の声を聴いてそう呟いていると足元にいる楯無が慌てるかのようにこう答えた。

 「お願い刃更君!今あなたには妹がいるわよね!!」

 「ああ澪ですよね、あいつって今どんな感じなんですか?」

 刃更がそう聞くとええとねと楯無はこう答えた。

 「結構真面目よ、もうすぐ始まる『キャノンボール・ファスト』には

無理だろうけどその後の『全校生徒タッグマッチ戦』までだったら十分に

一般生徒には通じれそうだし今のままなら来年には代表候補生クラスには

なれるんじゃないかしら?」

 それを聞いてへえと思っていた。

 澪は今まで万理亜の下で悪魔としての戦闘訓練を二年近くとパラキエルから

近接格闘訓練を夏休み後半からずっと、そして楯無の下でまだ半月しか

たっていないのに既に太鼓判を押してもらえるというのには

一種の才能と言うべきかそれとも・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・親を殺され、仇に対する強い憎しみが澪を強くさせているのかと

思うとちょっとだがやるせない思いになっていると楯無はこう続けた。

 「ねええ刃更君、自分がこんな状態でこうされる所を澪ちゃんに見られるのは

嫌でしょう?だからさ・・・ね♪」

 そう言って刃更は黙って・・・楯無の縛っている布団を踏んずけた。

 「ふん!」

 「むぎゃ!?」

 踏みつぶされる猫の如き悲鳴を上げて楯無は刃更に向けてこう言った。

 「ちょっと刃更君これってないんじゃないのって言うかいや本当に重い!」

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「御免待った!」

 「!?」

 簪が扉を開けてそういうのを聞いて楯無はしまったと思っていると簪は

刃更の足元で・・・踏まれている楯無を見てこう聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「何してるのこれ?」

 簪は楯無に向けてまるで・・・ゴミムシを見るかのような目で見ていると楯無は視線を逸らしながらこう言った。

 「あのええとねこれはねそのね。」

 「俺のベッドに忍び込むもんだから縛ったら今度は踏んでと

言ってきやがったから仕方なく。」

 「ちょ!私そこまで言って」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「へえ。」

 楯無の言葉を遮るかのように簪が・・・冷え切った声を出すのを見て

ぞくっとしていると今度は本音が現れた。

 「あ~~、ばさっちおはよう・・・ナニコレ。」

 本音は楯無を見てそう聞くと簪が今のを言うと楯無に対して本音はこう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「へえ・・・変態なんでございますでしょうか?当主様。」

 「まさかの敬語で他人行儀!?」

 ガーーんと楯無は本音を見るがその本音は楯無に対して・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・その狐みたいな目を開いて同じようにゴミムシを

見るかのようにしているのを見て刃更はこう思っていた。

 「(本音ってあんな顔出来るんだなあ。)」

 ちょっと怖いと刃更はそう思っていると簪は本音に向けてこう言った。

 「本音・・・後お願い。」

 「了解いたしましたお嬢様。」

 「(あの本音が間延びしてねえ!どんだけ怒ってんだこいつら!?)」

 刃更はそう思っていると本音は袖から・・・細い糸を出すと楯無を窓際の・・・太陽が照り付けている場所に連れて行くとそのまま括り付けて浮かせた状態にして今度は懐からマジックペンで顔に何か書いて鏡を見せると映っていたのは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・お多福顔みたいな化粧をさせられた楯無がいた。

 「本音ーー!!!」

 「後で姉が回収に来るらしいので・・・では。」

 そう言って立ち去ると刃更を見て・・・にへら~~と笑いながらこう言った。

 「じゃあいこうっか、かんちゃん、ばさっち。」

 「お・・・おお。」

 あまりの性格の変わり方に刃更は末恐ろしくなりながら澪と万理亜と共に食堂に向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 因みにだが薫子と共に来た虚は楯無を見て・・・同じように

ゴミムシを見るかのような目をし、薫子は爆笑しながら写真を撮られて次の日の

学園新聞での一コマに掲載された。




 1年ぶりの最初がこれか・・・最低だな俺(良いぞいいぞもっとやれ!)
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