道具も使い慣れれば同じようになり付喪神はそれである。
さてあのあと俺は鳳に殴られた後俺は謝り本人も同じように謝った。
まあ俺のせいでもあるしお互い両成敗で済んだ。
鳳の家は中華料理店を経営していてたまに俺も食べに行っていた。
まあ本人の竹を割ったような性格が功を奏し友達もできたのでよかったよかった。
さて時間は流れて5月3日ゴールデンウイークの日俺と千冬姉は新幹線(初めて)に乗って京都に向かった。
目的は俺がこれからお世話になる企業に挨拶がてらあの時俺が乗ったISの受け渡しも兼ねての京都行である。
防人さんは既にそっちで待っていると連絡があったのだが千冬姉はどうもあの人が苦手らしい。
「いいか一夏、粗相がないようにちゃんとするんだぞ。」
「わかっているよ千冬姉。」
千冬は一夏に注意をして一夏はそれに答えた。
そして京都につくと駅にどう見ても不審者としか思えない目深な帽子と襟の長いコートとアルファベットのAを逆向きにした手袋とブーツを身に纏った人と鼻に傷がついた短髪の青い髪をしたどこかの学校のブレザーを着た俺よりも年上の少女が隣に立っていた。
「よー一夏、それと千冬さんよく来てくれましたな。」
「すまないがその恰好はやめてくれませんか?いろいろと目立つし不審人物しか見えませんよ。」
防人が一夏たちに気づいてこっちに来たので千冬は諦めて防人たちのところに行きがてら防人の服装を注意すると隣にいた少女がこう言った。
「防人さんだから普通の服にしてくださいって言ったんですよ。」
「おお、すまんすまん。こっちが目立っていいなと思ってな。」
それは有難迷惑ってもんだろと本人以外は全員思った。
「あのー防人さん。その人は一体?」
「あー紹介するよ。こいつは津村 斗貴子。お前の先輩で能力者だ。ほかにも何名かいるが今回の任務はこいつだけにしたんだ。人数が多いと怪しまれるしな。」
「いやその恰好だけで十分目立ちますが、初めまして織斑 一夏君。
津村 斗貴子だ。能力は相手の数秒先の未来予知だ。よろしく頼む。」
「よろしくお願いします。」
防人の服装を注意した防人さんの隣にいた少女が気になった一夏は自分の先輩である斗貴子のことを知るも本人は手を指し伸ばして握手しあった。
「さてと顔合わせが終わったところでそろそろ行くぞ。」
「え、どこにです?」
一夏は防人にこれからどこに行くのかと聞いた。
それに防人は笑みを浮かべて答えた。
「御剣重工兵器開発研究所 篁技研だ。」
そのあと俺たちは駅の真ん前に止まっている長い長い黒の・・ポルシェがあった。
正直ポルシェなんて初めて乗ったし緊張していたしそれになんか・・
メイドさんがいた。
え、ナニコレーと思いながら車で進むこと何十分経ったのだろう。
町を離れ山の中に入った。
そして少し進むとそこには大きな家が建っていた。
まるでそこだけが歴史に出てくる侍の家のようだった。
「あそこが篁さんの家だ。中学の間お世話になる場所だ。
あとで挨拶に行くからな。」
防人の言った言葉に一夏は内心びっくりした。こんなお屋敷に住むのかと思うとまた緊張するからだ。
「ここから数㌔離れたところに廃校があってなそこら辺の山すべてが篁技研の
所有地だ。そんでその小学校の地下に研究所がある。俺たちはその小学校に行く。そこで篁さんが待っている。」
一夏の緊張はさらに強まった。そんなに偉い人が待っているといわれると余計に緊張するのだから。
「ま、あの人は気さくな人だからリラックスしろよってもうすぐだぞ。」
一夏はさらに緊張した。どんな人なのかと思い胃腸が苦しくなりそうだからだ。
そして車から降りると見たことのある男性が2人と自分と同じぐらいの年の少女が
そこにいた。
「あ、あの時にISの外し方を教えてくれた人!」
「あーそういえば名前を言ってなかったね。初めまして織斑 一夏君。私がここの責任者篁 佑唯だ。よろしくね。」
一夏は初めて自分がISに乗った時にアドバイスをしてくれた人がこれからお世話になる人だと確信した瞬間ほっとしたのであった。
運命とは不思議なものである。
何気ない日常で会う人が自分の将来を作るかもしれないからだ。