「それではまず私から、この世界には人以外にも多くの種族が存在するわ。」
「ブリッツアから聞いたが正直なところ未だ信じられん、お前が俺に見せた
あの黒い蝙蝠の様な羽は何だ?」
「ルシファー、嘗ては光の天使の中において上級でしたが堕天し悪魔になった事で冥界に移住し魔王となりましたが今から1600年前の三大勢力の争いで
当時のブリテン島で戦が起こりアーサー王は当時ドラゴンと共にそれに介入。」
「待て!ドラゴンだと!?そんな空想上の生き物がこの世界にはいるのか!!」
「落ち着きなさい、確かに・・・『いました』。そう、『いました』。」
「『いました』か・・・絶滅したのか?」
ルルーシュがそう聞くと不二帰はこう答えた。
「ええ、神と魔王が入り混じる戦いの中劣勢であったブリテン島のアーサー王は
竜達と共に決戦を望む中魔術師マーリンはとある勢力を味方にしました。」
「とある勢力・・・何だ一体?」
ルルーシュがそう聞くと不二帰はこう答えた。
「・・・トランスフォーマー。」
「それもブリッツアから聞いたが宇宙からやってきた生命体・・・まさか
その時から?」
「ええ、彼らはその時・・・いえ。それ以前から宇宙から来ていてどういう訳か
彼らと行動を共にし三大勢力を蹴散らしましたが代償として神と魔王を
討伐するためにその殆どの龍種は神器と呼ばれる人間でしか使えず
人間の魂に宿す武器としてその魂を封印され邪竜と呼ばれた種類は全て魂を
バラバラにされ多くの神器として封じられました。」
「成程な、危ない対象はバラバラにするというか。そしてその後は勝利して
トランスフォーマーとの共生か?」
「いいえ、その後数百年の時の間に歴史の転換点か戦場にて確認して本格的に
共生関係となったのは2000年代。オートボットとディセプチィコンとの戦争に
突入。人類派のオートボットと対立するディセプチィコンとの戦いで
死者が出る中でトランスフォーマーの技術を接収・解析を行い人類は宇宙人の技術を手に入れました。」
「成程な、科学技術の向上は戦場に於いてよくある。」
「次に2001年、人類はもう一つの技術からある兵器が生まれました。」
「ISか?」
「ええ、昔は見向きもされませんでしたが白騎士事件にてその力を見せつけ
女尊男卑になりかけましたが戦術機の導入で免れました。」
「そして最後にだが貴様らの言っている他種族についてだが?」
「そうね、悪魔だけではなくこの世界には獣人、吸血鬼、
偉人の末裔もいるわよ。魔法使いもまた然りで魔法使いは特殊で
協会に所属する人たちが大多数よ、そして何よりも異能。貴方みたいな
ギアス能力者と同じような人間がこの世界には大勢いるわ、そう言う人間は
弦神島に住んでいるわ。」
「・・・早い話が危ない連中を隔離しているって事か?」
「いえ違うわ、どちらかと言えば専門分野で活躍させるために行った事よ。
そしてそれは武偵としても同じ事よ。」
「何でも屋だな。」
「そうよ、そして武器を扱う事を認めた組織。世界中にいるし弦神島と
同じように色んな勢力や種族が多くいますわ、そして最後にですけど・・・貴方はこれからどうするつもりなのかしら?」
不二帰はルルーシュに向けてそう聞くとルルーシュはこう答えた。
「・・・分からん。」
「・・・・」
「俺は死ぬ覚悟があった、だがこうやって生きていてそして・・・
今ここにいるが俺は最早何もない。だからこそこれからどうするべきかどうか
考えていない中・・・何をするかどうか。」
そう言っていると不二帰はルルーシュの行動理念をこう考えていた。
ルルーシュの行動理念の根本は妹と母親を守れなかったことから自己犠牲が強くそして父親からの言葉から生きているという証を見せつけるがために常に
目的の為に行動するという思いがあった。
そんな状況の中で常に未来を見て・・・いや、明日しか見れなかった。
そして常に結果を強要されていた事に慣れすぎてしまっているこの状況の中
ブリッツアはこう言った。
「別に何も考えなくて良いんじゃないの~~?」
「何?」
「目的が無けりゃあさ、その目的が見つかるまでここにいれば良いしなくても
何かしたいって思うまでぼけーっとしていたら良いしさ・・・
・・・・・人間は生きている限り何かしらの事を成すために生まれてるんだからそれが何なのかは生きている限り見つければいいだけだよ。」
それを聞いてルルーシュはだがと思っていた、只生きているだけなそ
死んでいると何ら変わらないと思っている中・・・窓から朝日が差し込んできた。
まるで・・・これからの未来を指示しているかのように。
「俺は・・・ここにいて良いのか?」
そう聞くと月光がこう答えた。
「私達は構いませんよ、やりたいことが見つけるまでは。」
不二帰もこう答えた。
「ええそうね、やりたいことが見つかるその時まではそれで。」
それを聞くとならばと言って・・・ルルーシュはこう言った
「ならば・・・当面の間はここで世話になる。」
そう言って・・・これからをルルーシュは考えていた。
そして・・・それから。