「えっと・・・『Fー45』・・・『Fー45』・・・。」
マップと座席番号を確認しながら一人の少女・・・『五反田 蘭』と
呼ばれる少女が歩いていた。
赤茶色の頭髪で恐らく長髪であろうそれを頭に一括りで縛っており
白いワンピースを身に纏って歩いていた。
その目的はチケットをくれた鈴音を見に来たことともう一つあった。
それが・・・これ。
「織斑一夏と東丈 刃更の2人が見れるかもしれないんだから
良い所だと良いなア♪」
これが理由である、ある意味今時な女の子の思考であるその少女は鈴音に対して
ルンタッタと歩いていると・・・ある2人の女性にぶつかってしまい
『五反田 蘭』はあいてと言いながら姿勢を戻すとこう言った。
「ごごごごごめんなさい!」
「いえ、良いのよ。気にすることはないわ。」
そう言って2人の内の一人が『五反田 蘭』に手を差し伸ばすと『五反田 蘭』はポカーンと( ゚д゚)と・・・見惚れていた。
「(うわ・・・綺麗な人たちだな。)」
そう言って2人を見ていた、片方は20代前半であろうその身に
黒色のスーツを身に纏った女盛りと言った姿である。
然も服の中であろうが胸元は豊満で然も胸の谷間が露出されておりキュッと
引き締まったヒップとその2つの間においては心もとないくらいの腰の細さが
彼女のグラマーな肢体を見せつけていた。
『五反田 蘭』はそれを見て自分の見た目と見比べた後もう一人の女性を見た。
同じく黒髪であろう長髪を其の儘であろうがその顔つきは端正で正に見目麗しい人間であった。
スタイルは片方よりもスレンダーであるがそれを気にしない程の気配を感じた。
まるで深窓の令嬢の如き風貌に『五反田 蘭』は完全敗北したと内心がっくりと項垂れている中女性はこう言った。
「怪我はないかしら?」
「は、はい!すみません何でもありません!!」
「そう、良かったわね、けどこれからは気を付けるのよ?人が多いんだから
今は迂闊に一つの事のみに集中する事は禁物よ?」
「は、はい!」
そう言って黒髪の・・・ウエーブのかかった女性がじゃあねと言ってもう一人の黒髪長髪の・・・ストレートの女性の方に向かうと『五反田 蘭』は自身の胸元を見てこう思っていた。
「(うん大丈夫・・・まだ・・・成長期だもん!)」
そう思いながら胸元を触っている中座席に付いた。
「ここね、さてと。キャノンボール・ファストについてだけど貴方は
これのルールについて分かっているかしら?」
女性・・・不二帰がそう聞くと隣の女性がこう答えた。
「そうだな・・・内容的には俺の世界にアル『KMFリーグ』と全く同じだな、
スピードだけではなく機体性能・操縦者の資質等を反映して戦っているが
それにしても凄いな。世界中の人間が参加するとは俺達の世界では
あり得ない事だ。」
「本当に貴方達の世界は交流と言う単語が存在しないという事が
よくわかったわ。」
不二帰がそう言って隣にいる女性・・・
・・・・・女装したルルーシュに向けてそう言っていると
それにしてもと不二帰はルルーシュに向けて笑ってこう続けた。
「貴方本当に女装が似合うわね?前にも同じことしたのかしら?」
動き方とかもだけどと聞くとああそれなとルルーシュは頭を抱えてこう続けた。
「前に俺がいた学園の会長がお祭り好きでな、全員一日無言祭り・ピザ祭り・
水着祭りとか・・・男女逆転祭りとかな。」
「成程、その一環でですか?それとだけど・・・
例のアレは使えるのかしら?」
不二帰がそう聞いてルルーシュの胸元・・・いや・・・
・・・・・ルルーシュの服の中の首に付けてあるネックレス・・・いや・・・
・・・・・ISの待機形態を見ていた。
「まさか俺がこいつを使えるとはな。」
「本当ね、だけどまさか貴方がとはね。」
数日前。
「これがISか・・・見た感じだがパワードスーツと言うのは分かっていたが
こうやってみるとどれだけ兵器として確立されているのかが伺えるな。」
ルルーシュはそう言って目の前にアル・・・ラファール・リバイブ・・・
いや・・・
・・・・・正式名称『ラファール・リバイブ・カスタムⅡ』を眺めていた。
この機体は元々シャルロット・デュノアが使っていた機体であるがデュノア社が倒産したがために機体は本来ならば国でコアごと新たなパイロットを
選定出来る迄保管されているはずなのだが裏社会に流れてしまい現在は
ファントムタスクの管轄となってしまったのだ。
「この機体は第2世代、その本文は量産性だけどここに来た時には武装の殆どはない代わりにコアの武装の転送システムは其の儘生きているから拡張領域の
演算処理はまだ大丈夫よ。」
「そうか、だが何故俺にこれを見せるんだ?」
ルルーシュがそう聞くと不二帰がルルーシュに向けてこう言った。
「貴方これを使いなさい。」
「・・・・何言ってるんだ貴様は?俺は男・・・まさかあの男性操縦者と
同じことが出来ると思っているのか!」
「そうよ、貴方はこの世界の人間ではない。ならば貴方は
動かせるんじゃないかしら?」
そう思っててねと言っているとルルーシュは頭を悩ませていた、
もし動かせたとしても自分が例のIS操縦者の様に扱えれるのかと考えている中
だがとこう思っていた。
「(もし俺が使えたとしても俺は戦えるのであろうか?大勢の
人間達の運命を弄び愚弄した俺が・・・人を指揮する事が出来るのだろうか?)」
ルルーシュはそう思っている中ルルーシュは
ラファール・リバイブ・カスタムⅡに触れた瞬間に・・・頭の中に何かが
流れてくるのが見えた。
「(何だこれは!一体何がどうなっているんだ!!俺に一体何が・・・!)」
ルルーシュはそう思っていると頭の中である事を思い出した。
~~等価交換だ少年。
~~お前の力と『不死の力』を貰う
~~だからお前には2つの力をやる、ありがたく思え。
「(一体何なんだ!何だこの記憶は!!)」
ルルーシュがそう思いながら思い出していると・・・視界が真っ白になって・・元に戻った。
「あら・・・使えるようね?」
「へえ・・・やるじゃん?」
ブリッツアがそう言っていると・・・ルルーシュは違和感に気づいたのだ。
「(何だ?視界と言うよりも・・・視線が高くなってる・・・だと!?)」
そう思いながら辺りを見回していると(* ̄▽ ̄)フフフッ♪と不二帰は笑いながら
こう言った。
「私の予想は正しかったようね。」
「何?・・・どういう意味だ・・・!」
それを聞いてルルーシュは視線が高くなっているのを感じてまさかと
思っていると自分の状況を確認していた。
「・・・嘘だろ?」
ルルーシュはそれを見て・・・驚いていた、今自分は・・・ISを
纏っているからだ。
「何・・だと!?」
「こうなれば確実ね、こうなると貴方の行く道は2つ・・・実験動物として
本部に送られるか私達と行動を共にするかだけどどっちが良いかしら?」
「どっちにしても一択じゃないか何言ってるんだ貴様は!」
ルルーシュは其れを聞いてふざけるなと思っていると仕方ないと思って
ルルーシュはラファール・リバイブ・カスタムⅡを見てこう聞いた。
「こいつについてだが・・・少し俺の頼みを聞いてくれないか?」
「良いわよ?何がご所望かしら?」
「そうだな・・・先ずはバイザーだがフルフェイスで頼みたい。」
「それくらいならお安い御用よ、言われなくてもそのつもりよ。」
「2つ目だが武装の方は一般的な奴が良い、拳銃程度で
自衛できる程度が良い。」
「分かったわ、近接格闘兵装は?」
「俺は体力がない事で向こうで苦労したからいらん、その代わりに
演算処理用のシステムを機体に搭載してほしいんだ。」
「良いわよ?演算処理装置の方何だけど裏社会で
第3世代兵装のビットがあるからそれを応用しましょう。」
「ビット?・・・何だそれは??」
「そっちにはないのね?ビット言うのはイメージインターフェイスシステムを
応用した兵器で独立した幾つもの武装を持った兵器よ。」
「イメージインターフェイスシステム・・・独立した兵器・・・無人機とは
違うのか?」
「いいえ、無人機はAIで動かすことだけどビット兵装は自分の思考操作で
動くからAIとは違って局地戦闘においては無類の強さを発揮するわ。」
「成程な・・・ナイトメアではそれを扱うには少し時間が必要だな。」
ルルーシュはそう呟いているとならばと言ってこう続けた。
「3つ目に防御力を強化してほしいんだ、ISには絶対防禦があると聞くが
万が一に備えてシールドを増やしてほしいんだ。」
「・・・良いわよ、シールドは2枚あるけどこれは内部にサブアームがあるから武器の方は銃は幾つか予備用に使う事が出来るわ。」
「分かった、シールドを増やしてくれることに感謝するが・・・後は良い。」
「了解ヨ、武装はこちらで勝手につけておくから。」
ご所望の奴を加えてねと言うとルルーシュは不二帰に向けてこう聞いた。
「所でだが・・・一つ良いか?」
「何かしら?」
「・・・・降り方を教えてくれ。」
それからという物ルルーシュはブリッツアや閃光からISについてを学んだあと
機体のカラーリングをオレンジから黒に変更して見た目も変わっていた。
シールドは2枚から4枚になりシールドの内部には幾つもの銃兵器が
装備されており何時でも使えるようになった。
更に言えばルルーシュが所望した拳銃だが向こうとは違い火薬式だし内容が
違う為腕部に付いたハンドガンであり背面部には通信システムや
電子戦用兵装が装備されていた。
脚部にはミサイルが装備されており中遠距離兵装搭載機としてルルーシュに
与えられると同時に名前が言い渡された。
ラファール・リバイブ・カスタムⅢ・又の名を『黒幻』
「それにしてもだが色々とあったがここに来たのは何か理由があるのか?」
ルルーシュがそう聞くと不二帰は笑みを浮かべてこう答えた。
「テロよ、ISを使ったね。」
そしてキャノンボール・ファスト会場近くにて。
「これより行動を執り行う、我ら女こそがISを使う神聖な存在であることを
世界に見せつけるわよ。」
『了解。』
「全ては私達・・・女性権利主張団体が世界を手に入れるために。」
型式番号RRー08/S3
ラファール・リバイブ・カスタムⅢ
和名 『黒幻』
見た目は『機動戦士ガンダム』の『00』と『鉄血のオルフェンズ』を
混ぜ合わせており機体の見た目は『スローネドライ』だがウイングバランサーには『ガンダム・ぜパル』を踏襲してある。
本機の最大の特徴は電子戦対応機として改造し直した機体でありカスタムⅡ時の
ラピッド・スイッチ能力をオミットした代わりに元々のラファール・リバイブに
戻した。
ルルーシュ本人の実力を考慮し現在はこの兵装だが戦闘次第では更なる強化を
見込んである。