「ああそれとだけど丁度いいから君達に説明しておかないといけない事が
あったのよねえ。」
「「「「?」」」」
楯無の言葉に一夏達は何だろうと思っていると楯無は4人に向けてこう言った。
「今度IS学園で専用機持ち限定タッグマッチトーナメントがあるんでペアを
決めないといけないわよお。」
「タッグマッチ・・・夏の前にありましたよね。」
「あああれね、あれはその前に来た乱入者の一件で今のうちにチーム戦をさせてまた
乱入者が来た時に備えらせようとしたんだけど・・・簪ちゃんの事で中止になっちゃって
それで今回はその穴埋め的であり元々こっちが本命だったりしてねえ・・・アハハ。」
箒の言葉に楯無がアハハと空笑いしながらもこう続けた。
「それで今回のタッグマッチは上級性も参加OKなのよ、表向きは専用機持ちの
実力を見せて持っていない生徒の目標として見せるんだけどまあ本当は上級生が
専用機を見せびらかしたいのと下級生の専用機持ちと組ませて自分の技を教えるってのが
本当の目的なんだけど・・・今年は専用機持ちが多いから何時もだったら総当たりと言うかバトルロワイアル形式だったんだけど今回はトーナメントなのよねえ。そして・・・ここが重要!」
「「「「?」」」」
一夏達は一体何だと思っていた、楯無が何時にもまして真剣な表情であったがために
何だと思っていると・・・楯無はこう答えた。
「前回のタッグマッチで専用機持ち同士が組んでいた場合それ以外のメンバーにせよ!これが追加ルール。」
それを聞いてええとつまりと刃更は楯無に向けてこう言った。
「俺の場合は簪と、一夏はロランとは組めねえって事ですよね?」
「その通り、それと出来るだけ上級生と組むことがもう一つのルール。上級生は2年が私とフォルテちゃん、サラちゃん、3年はレイン先輩、ベルベット先輩、
グリフィン先輩の6人。
対して一年生は一夏君、刃更君、箒ちゃん、澪ちゃん、鳳ちゃん、ヴィシュヌちゃん、
マシュちゃん、簪ちゃん、ロランちゃんは機体と一緒にオランダに帰省中だから除外。
これで一年生勢は合計して8人だからそうねえ・・・一年生勢が一組チームしてくれると助かるんだけどねえ。」
そう言うと箒がふむと言って・・・澪を見てこう言った。
「成瀬・・・私と組まんか?」
「ふぇ!?」
箒が澪を見てそう聞くと当の本人は驚いている中箒はこう続けた。
「私とお前は専用機を貰って日が浅い、今から上級生と特訓したとしても所詮は
焼け石に水程度だ。ならば日が浅いもの同士が組んだ方が効率は良かろうし何より
私はお前とは面と向かって話をしていたという機会が無いものでな、これを機に
私は成瀬の事が知りたいのだが・・・ダメか?」
駄目ならいいがと箒がそう聞くと澪は暫く考えて・・・こう答えた。
「OK!私も同じ気持ちだったしそれに・・・足手まといで戦いたくないもの。」
そう言って手を箒の前に出すとこう言った。
「これからよろしくね箒!」
「私もだ・・・成瀬。」
「澪で良いわよ。」
「ならば・・・宜しくな澪。」
そう言って2人が手を取り合うのを見てうんうんと楯無は青春ねえと呟きながら
こう言った。
「それじゃあ私がこの事話しておくから2人は後で教員室に行ってタッグマッチの
申請票を取りに行ってて、これで6・6になるって訳だけど・・・。」
他の皆はどうするのと聞くと・・・刃更はこう答えた。
「まあ俺はぼちぼちと決めますよ。」
「それなら私と」
楯無がそう言うと刃更は・・・頭を下げてこう言った。
「すみません胃痛がし始めましたのでなかったことで。」
「ちょっと酷くない?!」
お姉さん悲しいわよ~~~と・・・ウソ泣きしているが刃更は気にせずに一夏に向けてこう聞いた。
「お前はどうすんだよ一夏、お前が上級生相手と組むとなると・・・ああレイン」
「やめてくれ刃更!そんな事になったら俺の心がどうかなっちまうよ!」
一夏の鬼気迫る表情に刃更は・・・おおそうかと何だか申し訳ない
気持ちになっているとじゃあどうするんだよと思っているが楯無は一夏に向けて
こう言った。
「まあまだ時間はたっぷりあるんだからゆっくりと考えれば良いのよ、
それとだけど織斑君達の会社から取材の許可は下りてるから外出許可はこっちで
出しとくから楽しんでねえ♪」
楯無が笑顔でそう言っているのを見て一夏達はアハハと笑いながら今度の外出での事を考えていた。
そんな中澪の部屋にいる万理亜はと言うと・・・。
「・・・それでは決行はその時に。」
『ええ、我が主も承知しております。それとですがこれは耳に入れておいて
損は無いと思いますがどうも裏社会においてそちらに強襲する一味がいるようなので
気を付けるように。』
「それは・・・一体?」
『正体は知らなくて良いでしょう、何せあなたには関係ないのだから。』
そう言って電話が切れると・・・万理亜は俯きながらこう呟いた。
「申し訳ありません・・・澪様。」
「それじゃあ宜しくねえ。」
「ええ・・・私は只戦うだけですから。」
そう言う少女の目の前にあったのは・・・達磨みたいな胴体の形をしたロボットが
そこにあった。
「さて・・・貴方の初陣ですわよ・・・『モール・リヴァイブ』。」
少女・・・夜架がそう言うと『モール・リヴァイブ』から・・・声が聞こえた。
『殺してやる・・・コロシテやる・・・コロシテヤル・・・織斑 一夏・・・
東丈 刃更。』
次回は取材からです。