カオス・ストラトス   作:caose

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それぞれの目線から見た戦いです。


それぞれの視点

「あれが・・・3年最強の実力なのか・・・圧倒的じゃないか!」

 「『守の岩戸』の正体を見破るなんて・・・今迄こんな事なかった・・・!」

 箒と唯依は互いにそう言いながら一夏とベルベットの戦いを見守っている中で他の方でもその光景を眺めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 楯無と簪

 「凄い・・・あれが3年最強の実力。」

 「彼女は努力家であると同時に戦略家よ、あらゆる戦闘パターンを

考慮するだけじゃなくて各国の機体の開発思想からどんな戦闘パターンを繰り出すのかも

予測したり噂とかも拾い集める事でどんな戦い方をするのかも想定したうえで

戦うものだから質が悪いわ。私のISだって何時対応されるか分かったものじゃないわ、元々彼女は生徒会長候補筆頭だったわ。」

 「え?」

 楯無の言葉を聞いて簪はそうなのと聞くと楯無は更にこう続けた。

 「本当よ、何せ彼女の実力はそれほどだったのに彼女は当時立候補しなかったわ。」

 「何で・・・強かったんでしょ?」

 簪がそう聞くと楯無はこう答えた。

 「彼女はそう言う地位には興味ないの、只相手の機体データを手に入れる事とそれを元に対応策を協議して自国を有利に導かせるって言う典型的な諜報タイプね。

既に多くの国の世代技術を手に入れてるはずよ。」

 「そんな・・・たった2年足らずなのに・・・!」

 「いえ違うわよ簪ちゃん・・・既に2年も経っているわよ。」

 「!」

 「唯一持っていないのはGUO、つまり刃更君達だけど何れは手に入るはずね。

そしてその技術はギリシャによって再現されればイグニッションプラン・・・

今のイグニッションプランは恐らく勝つのはオランダでしょうね。

セカンドシフトした以上は技術を解析されてそれが発展に繋がるわ。けど第4世代・・・未だ机上の空論だけどあらゆる戦局に対応できる換装せずに目的を達成する事が出来る

機体が出来上がれば間違いなくギリシャがそれに立つことになるわ。」

 「情報が・・・時に武器となる。」

 「そうよ簪ちゃん、この戦いは間違いなく後々になるまで日本にとっても

重要な一局になるけど・・・情報を手に入れようとするのは彼女だけじゃないわ。」

 楯無はそう言って観客席にいるであろう大勢の他国の人間達を見ていた。

 情報合戦は既に始まっているのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 澪と万理亜

 「凄い・・・これが一夏君とベルベット先輩の戦い方・・・。」

 「凄すぎですね、弾幕の張り方ですけど一夏さんの迎撃方法は見事でしたがそれを逆に利用しているベルベットさんも一筋縄ではいきませんよ・・・。」

 万理亜はそう言いながらその攻撃を眺めていた、澪は魔法で攻撃する遠距離型の

レーティングゲームだったらビジョップ的な立ち位置であろうがこの攻撃は澪にとって

勉強になるだろうという想いがあった。

 だがもう一つ・・・澪が強く成る機会がもうないんじゃないかと言う・・・

そういう感情が内心あった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 サラとマシュ

 「あちゃー、あれは完全に織斑君ベルベット先輩のペースね。」

 「あれがベルベット先輩の戦い方ですか、勉強になります。」

 マシュはそう言いながらその戦闘データを記録しているとサラは一夏の戦闘を見て

成程ねと思っていた。

 「(織斑君の戦い方は機体性能だけじゃない、多分だけど実戦も

しているんでしょうね。臨機応変に通じた戦いをしているようだけど今の織斑君じゃ

ベルベット先輩の相手は荷が重いわ、彼女もギリシャ軍の所属だし何よりも彼女は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・あれを使ってない。)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 鈴音とヴィシュヌ

 「ちょっと何やってるのよ一夏!そんな女に何やられてんのよ!!」

 「落ち着いてください鈴音さん!それに織斑君だって只やられてる訳じゃありません、この状況を打開させるために織斑君だって必死に頑張ってるんですから!!」

 ヴィシュヌはそう言って鈴音を止めているがヴィシュヌは内心こう思っていた。

 「(これは手厳しいですね、織斑君の強さは把握しています。

この間の臨海学校の時での時の強さは知っていましたが未だ戦えるはずですが・・・

ベルベット先輩の戦い方は織斑君以上です、私達よりも長い間ISを扱っていますし

それに何より・・・恐らくは3年全員は実戦経験があるはず。上級生についても恐らくは経験はある方でしょう、楯無生徒会長は特にその傾向ですし・・・恐らく

ベルベット先輩は幾つか隠し玉を用意しているようですね。)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして千冬と摩耶

 「矢張りあいつの強さは別次元だな。」

 千冬がそう言ってベルベットの戦い方を観察していた。

 自分のISの強みや弱みを全て知り尽くしているからこそできる芸当である。

 この戦いは間違いなく一夏にとって得難い財産になるであろうそれを千冬は見ていると摩耶は一夏の戦いを見て凄いと感じていた。

 ベルベットの実力は日本代表候補生時代からIS学園にとんでもない新人が専用機を

手に入れたというのは聞いていたがまさかと思っていた。

 「これがベルベットさんの戦いですか・・・来年が楽しみですね。」

 そう呟いているが内心冷や汗を搔いていた、もし自分がいた時に彼女がいた時を

考えていると・・・ぞっとしかしなかった。




 次回は一夏とベルベットに戻ります。
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