「出たわね、ベルベットさんの本気が。」
「お姉ちゃん・・・ベルベット先輩の本気って・・・あれって一体何なの?」
簪が楯無に向けてそう聞くと楯無はこう答えた。
「あれの武器の名前は『ヘファイストス』、全距離対応する事が出来るシールド型の
兵器何だけどタクティカルアームズって言うギリシャが独自開発した第3世代技術が
盛り込まれているわ。」
「待ってお姉ちゃん!既にベルベット先輩の機体には第3世代の環境操作技術が
含まれてるんだよ!!そこに別の第3世代技術何て入れたら操縦者の
イメージインターフェイスの感応波が持たないんだよ!?」
簪が楯無に向けてそう言ったがそれは当然の言葉なのだ、
イメージインターフェイスの使用できる感応波を利用する事で初めてISの
第3世代技術が使えるのだが未だ試作段階である為各IS操縦者にはリミッターが
掛けられておりそれをオーバーするとIS操縦者と共に機体までもが
異常をきたすことになるのだが・・・例外もある。
「けどね簪ちゃん、中には例外だってあるわ。脳波が強ければ強い程掛かっている
リミッターは緩いだけじゃなくて機体性能が高くなるらしいの。其れにおいては
強いのはベルベット先輩と・・・織斑君よ。」
「織斑君がって・・・そうか、ビット兵器だけじゃなくて他の第3世代技術を
盛り込ませる事が出来る!」
「そして2人以外にもロランちゃんも最近はそうよ、
どうもセカンドシフトしたことでイメージインターフェイスの適性が
強く成っているらしくて多分だけど私こう思っているのよ。」
「・・・何なのお姉ちゃん?」
簪がそう聞くと楯無は重く口を開いてこう言った。
「IS操縦者の適性はセカンドシフトで向上するんじゃないかって話。」
「!」
箒と唯依
「『ヘファイストス』か・・・あの見た目だと近接格闘戦だけではなさそうだな。」
「そうね、其れだけじゃなくてその気になれば遠距離兵装としても
使える可能性がありそうだね。」
「ああ、そうなると内部に銃火器兵装が内蔵しているのかもな。」
「それだけじゃないよ箒、あれは盾としても使えるって事は・・・装甲としてでも
使用できると思うよ。」
「正に攻防一体、難攻不落の要塞としても使えるという事か。」
「そして彼女自身も冷静沈着で策士としては優秀・・・知識と実力も申し分ない・・・私達だけじゃなくてIS学園全体においても最も最重要人物に該当されるわ。」
サラとマシュ
「あれがベルベット先輩の機体の真骨頂ですか・・・?」
「そうよマシュ、あれこそ彼女の実力を最も発揮しやすい兵装。相手によって
戦闘パターンをがらりと変えるだけじゃなくて内容によっては更に自分の武器を
多く使うことが出来る・・・それがベルベット先輩よ・・・そしてもう一つだけど
彼女には2つ名があるのよ。」
「2つ名って・・・何ですかサラ先輩」
「それは・・・」
刃更・レイン・フォルテ
「『ミラージュ・クイーン』・・・ですか?」
刃更がそう呟くとレインはそうだぜと言ってこう続けた。
「そうだ、『ミラージュ』はその戦い方。相手に応じて変幻自在に戦うその臨機応変な戦い方から出た異名だが・・・『クイーン』・・・こいつがどういう意味か分かるか
『東丈』?」
刃更はレインに向けて何だと聞くが刃更はいやと言うと・・・フォルテがこう答えた。
「『クイーン』は女王、そしてこのIS学園に於いてアンタらが出来る迄男が
ISを使えることが出来ないって言う常識があった・・・後は分かるっすよね?」
フォルテのニヤリと笑みを浮かべると・・・刃更はまさかと言ってこう続けた。
「そうっすよ、アンタが思う通り・・・女王・・・そしてこのIS学園に於いて
名乗れるって事は・・・。」
千冬と摩耶
「最強って・・・ですけどIS学園に於いて最強は更識2年生ですよ!何で彼女が
女王って呼ばれるんですか!!」
納得いきませんと言うとそれはなと千冬は山田先生に向けてこう答えた。
「それは楯無が当時に生徒会長に戦いを挑んだからだ、そして勝ったからこそ
最強と呼ばれるようになったが・・・全員と戦ったわけじゃないのだ。」
「そ・・・それじゃあ・・・本当の最強って・・・!」
山田先生が千冬に向けて冷や汗を掻きながらそう言うと・・・そうだと千冬は
山田先生に向けてこう答えた。
「奴こそが本当のIS学園最強『ミラージュ・クイーン』とは奴が学園に於いて
最強と呼ばれているのだ。」
鈴音とヴィシュヌ
「何よあんな武器がある程度で強がっちゃってさーーーー!!」
「恐らくはあれがベルベット先輩の本当の実力を見せるのでしょうね、内容次第で
若し織斑君と組んだとしたら・・・間違いなくですが最強の面々となるでしょうね。
一年生勢において頭一つ抜きんでている織斑君と3年に於いて間違いなくトップランクのベルベット先輩が組むという事は・・・厄介しか言いようがありません。」
澪と万理亜
「あの武装なんだけど・・・万理亜あんたと合わない?」
澪がそう聞くと万理亜はこう答えた。
「そうですねえ、私が使うともなれば先ずはシールドではなく殴打武器として
使いますね。それだけではなく応用が効きやすいですから私から見ても
使いやすそうですねえ。」
万理亜はそう言って一夏とベルベットの戦いを見守っていた。
決着は・・・近い
多分次回は決着がつく。