学園島IS学園第12アリーナにて・・・鈴音対レインが模擬戦をしていた。
「はああああああああ!」
「うおらあああああああ!」
ぶっちゃけて言えば・・・白熱していた。
ガキがキと甲龍の青龍刀とヘル・ハウンドのブレードがぶつかり合い離れたと思えば
甲龍の背面部の衝撃砲が放たれたと思いきやヘル・ハウンドの肩部にアル火炎放射器が
放たれて衝突したと同時に炎が圧縮された空気とぶつかった事でその爆発音と同時に巨大な爆炎が巻き起こるとまた互いに近接格闘を続行したのだ。
「あの2人って・・・もしかして似たもの同士なのかな?」
「そうね、考えたらレインはあの鳳かしら?彼女とは性格的に似通ってるからあの2人がコンビになる事は確実でしょうね。」
「アハハ・・・そういやあ刃更はフォルテ先輩と組むそうですよ?」
「・・・フォルテ?」
「ええ、そう言えば2人は同じ国家ですよね?」
「そうよ、私の機体は私が使ったデータから単一になったの。元々は複数の属性を一度に使いこなすために魔法技術を取り入れたのよ。」
「魔法技術って・・・それロタリンギア王国の技術じゃあ!」
「いいえ、聞いた話だけどギリシャ神話側の勢力からの魔法技術を提供して
もらったかららしいの。私が使っている魔法技術はその属性技術の機体の定着だけど
機体もそうだけど操縦者の要求技術が高くなってしまってフォルテの機体を単一の
属性技術にすることでパイロットの要求技術に直結させないようにしたの。」
「となると刃更とフォルテ先輩のペアはある意味魔法技術と魔導技術の併用からの
攻撃かあ・・・ある意味コンビネーション良さそうだなあ。」
「それだけじゃないわ、フォルテの戦い方は主に後方支援。前衛に東丈 刃更が
担当となると丁度よさそうね。」
「サラ先輩は確かマシュと組むって聞いてるな、サラ先輩の機体は確か全距離対応型でマシュもある意味全距離対応。鈴とレイン先輩が組むとなると典型的な前衛特化型、
残りはヴィシュヌと簪さん、楯無さん、グリフィン先輩達だからこの内の
どっちかが組むって事だよなあ。」
「今迄のパターンからすると多分・・・生徒会長は妹さんと組みそうね、
互いに互いの事知ってるし。そうなると残ったのはレッドラムと
ヴィシュヌ・イサ・ギャラクシーのペアね、そう言えばだけど貴方の幼馴染は
これに出席するの?」
「ああはい、箒は成瀬さんと組みます。あの2人専用機を貰って
まだ日が浅いですからね。」
「確かにベストね、まだ日が浅いとなるとコンビネーションは逆に相手の脚を
引っ張りかねないから。それにしてもそれ同士で組ませるなんて楯無生徒会長も
よく考えたわね。」
ベルベットはそう呟きながらレインと鈴音の戦いを見て・・・こう呟いた。
「そろそろ決着ね。」
「このおおおおおおおお!」
鈴音はそう言いながら青龍刀を振り下ろそうとした瞬間にレインは双剣の片割れで
それを受け止めて・・・其の儘受け流したのだ。
「な!」
鈴音はよろめいてしまった態勢を整えようとしてレインから離れようとして・・・
ニヤリとレインが笑みを浮かべた瞬間にパステロッテの光が足に輝いた瞬間に・・・その大きな口が鈴音の両手に噛みついたのだ。
それは巨大な・・・犬の口に形状をした武器であった。
「な・・・何よこれ!」
「おおよ!こいつは元々キャノンボール・ファストで使う予定だったんだが
あんな事になっちまって使わずじまいだったからな!!使わせて貰うぜこの・・・
『オルトロス・ファング』でな!?」
そう言ったと同時にレインは『オルトロス・ファング』で鈴音を噛みながら
ぶん回し始めたのだ。
「きゃああああああああああああああ!」
「うおらあああああああ!」
其の儘レインは鈴音を振り飛ばすと『オルトロス・ファング』の口から巨大な炎が
溢れ出てくるとレインはそれを後方に向けて・・・放った瞬間に膨大な熱量と共に
その爆発力を生かして振り飛ばされた鈴音の前に現れたのだ。
「な」
「悪いな、あたしはお前以上に諦めが悪いからな。」
そう言ったと同時にレインは鈴音の目の前に現れると其の儘・・・その双剣で
鈴音を壁際迄弾き飛ばすと・・・アナウンスが流れたのだ。
ーーシールドエネルギーエンプティー!勝者『レイン・ミューゼル』!!
「だあああああ畜生負けたあああああああああ!!」
鈴音はああもうと言いながら寝転がりながら暴れているとレインが
前と同じような感じで現れるとニヒルに笑いながらこう言った。
「そんじゃあ約束覚えてるな?」
「・・・何だったっけ?」
鈴音はレインに視線を逸らしながら何だったかなあと言うと・・・レインは携帯電話を見せるとボタンを押して・・・音声を流した。
『賭けようぜ鳳 鈴音?』
『賭けって何よ?』
『お前が勝てば一夏を諦める。』
『!』
『そしてあたしが勝てば・・・教えてもらうぜ一夏の好きな物とか趣味とカナ。』
『・・・良いわ受けるわ・・・その約束果たしてもらうわよ!』
「教えてもらうぜ。」
「畜生がーーーー!!」
鈴音は大声でそう言いながら頭を凄く搔いていた。
そして次回へと。