それから数日後・・・IS学園はお祭り状態であった。
その理由が・・・これだ。
『さあ始まりました!IS学園秋の操縦者コースのメインイベント!!
『オンリー・ブレイブ』の幕開けです!?』
黛の言葉と共にアリーナにいる生徒たちが一斉に歓声を上げた、専用機持ちだけで
執り行わられるビッグイベント『オンリー・ブレイブ』は専用機持ち達の実力と共に
その機体の性能を把握する事で他国の少女たちがそれを見て自分もと考えていた。
そんな中で今回の注目株ともいえるのが・・・2人のIS操縦者・・・
男性IS操縦者である。
『さて今日はお日柄もよい中で行われます『オンリー・ブレイブ』!今回は内容を
変えましてバトルロワイアルからタッグマッチトーナメント戦となりましたが織斑先生、今回のこのバトル形式の目的は矢張り男性IS操縦者の存在ですかねえ?』
『まあな、だがそれだけじゃない。今回のタッグマッチは以前に執り行わられた夏前のトーナメント戦があったがそれはとある国のバカの差し金によって
ご破算になってしまったからな。それによる問題解消と共に専用機持ちの実力測りの為にこのイベントを執り行ったのだ、さてと。先ずは選手紹介と行くか?』
『ああはいそうですね!それではまずは1年生同士でのタッグについてです!』
黛はそう言って選手紹介を始めた。
『ではまずは一年生勢同士でのタッグ!互いに専用機持ちになったのはここ最近!!
新人同士の戦いのメンバーを紹介いたします!』
黛の言葉と同時に大画面から2人の少女の映像が出た。
『一年生勢篠ノ之 箒と成瀬 澪!機体は緋燕と赤竜・ティアマト!!』
『篠ノ之は剣道においては上級者、成瀬はあらゆる意味で初心者であるが
片や近接型・片や遠距離型。戦闘パターンに関しては互いに補えられるが
それが新人にとってどこまで出来るのかが重要だろうな。』
黛の紹介と共に千冬が2人の注意点を述べた、未だ初心者の域から出ていない
2人が何処迄戦えるのかが見どころだからだ。
千冬の内心の思いとは裏腹に黛は紹介を続けた。
『続けては一年生と二年生コンビ!先ず一年生は男性IS操縦者の片割れの東丈 刃更とギリシャの代表候補生のフォルテ・サファイア選手!!機体は白竜・ファブニールと
コールド・ブラッド!?』
『東丈は近接についてもそうだが最もあいつの強みは高速戦闘での機動戦闘、
フォルテ・サファイアはレイン・ミューゼルとはコンビを組んで
その名は『イージス』とまで呼ばれる防衛戦闘において随一だ。この戦いにおいては
フォルテ・サファイアの足を東丈が引っ張ることになるかどうかが問題だな。』
『そしてもう一つは我らが生徒会長更識 楯無とその妹の更識簪選手!機体は
ミステリアス・レディと打鉄弐式・剣!』
『更識妹は冷静沈着だが以前の事で長期休養を強いられていたからな、妹の体力が
何処迄戻っているかと同時に更識姉が妹の事で暴走しないようにするのが
見どころだな。』
『いやそんな見どころ見たくないですねえ?さて次は一年生と三年生!先ずは
グリフィン・レッドラムとヴィシュヌ・イサ・ギャラクシー選手!
機体はテンカラット・ダイヤモンドとドゥルガー・シン!!』
『グリフィンはブラジルボクシング、ヴィシュヌはムエタイ。
互いに近距離格闘型で然も格闘センスは高いからな、機体性能と相まって出力も
高そうと見て間違いは無いだろう。』
『次に鳳 鈴音とレイン・ミューゼル選手!機体は甲龍と
ヘル・ハウンドver2.5!』
『あの2人は性格的に前面型だからな、直情的な攻撃を得意とすることから・・・鳳が無茶苦茶しなければいいがな。』
千冬はそう言って懸念を口にすると・・・さてとと黛は息を整えてそれではと言って
こう続けた。
『それでは最後にですが!皆様も記憶の新しい事でしょう?あのアリーナでの激闘で戦ったあの2人が今度はコンビとして現れます!ご紹介しましょう・・・織斑一夏と
ベルベット・ベル選手の一年生と三年生最強コンビ!!機体は黒式・焔天と
ヘル・アンド・ヘブン!?』
『あのバカが最強かどうかは分からんがベルベットが現時点において最強と言えるのは私から見ても分かっている、本来ならあいつが生徒会長になっていたとしても
可笑しくないが当人はそんな事興味もないだろうからな?さてと・・・
セカンドシフトした織斑の機体と情報戦略から読み解けれるベルベットの実力が
結びつくのか見物だな。』
千冬はそう言ってニヤリと笑っているのを見た黛は少し引き気味な表情をしていた。
そしてその儘・・・開会宣言を言った。
そんな中で・・・ある面々が彼女たちの情報データを見ていた。
「それではあちらが戦うと同時に始めますが・・・宜しいですかモール・リバイブ?」
夜架が何処からかそう聞くとモール・リバイブはこう呟いた。
『コロシテヤル・・・コロシテヤル・・・織斑一夏・・・東丈刃更』
そしてもう一方
「成程、人間の造った兵器・・・どのような物か見せてもらいましょう。」
そう言うのは・・・褐色肌の女性であった。
次回は戦闘・・・かも?