カオス・ストラトス   作:caose

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 今後に向けて


会議

あの戦いの後一夏達は崩壊した第4アリーナの後片付けをトランスフォーマー達に

任せている中機体の調整、負傷者である楯無・簪・鈴音の治療の為医療施設にいる中で

刃更は・・・畜生!と言って部屋の中で机を叩いていた。

 「俺がもう少し速けりゃあ・・・澪は・・・!」

 「東城・・・すまない、私があの時万理亜を倒すことに躊躇しなければこんな事には」

 「いや・・・篠ノ之が悪いわけじゃねえ・・・それに俺が万理亜の正体を

見破れなかったからこそであってお前のせいじゃねえよ。」

 刃更がそう言う中で箒は万理亜のあの時見せた泣きそうな表情を思い出して

それを言うべきかと思っている中で一夏が中に入るとこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「皆来てくれ、話し合いをしたいんだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一夏の案内で刃更が向かった先にいたのは・・・第4アリーナにある

地下格納庫であった。

 そこには千冬や他の少女たちがいる中で・・・一人の少女がそこにいた。

 羽々斬 夜架、囚われの身となっている彼女は座席にて縛られている中一夏が

夜架を一瞥した後に千冬と・・・キンジを見つけるとえ、何でと思っていると

一夏に向けてこう言った。

 「お前なあ、俺達武偵は大抵人探しを主立ってるんだからこう言う事もやるもんだぜ?それに攫われたんなら・・・尚の事俺らも介入する必要があるもんだぜ??」

 ああそうなんですかと思っている中刃更は誰だよと聞くと一夏は紹介した。

 「この人は『遠山 キンジ』さん、武偵で主な任務は武装勢力の制圧何だけど

今回の騒動で仲間の人達と来てくれたんだ。」

 「そういやあ・・・この人たちどっか見たと思ったらお前の誕生日の時にもいたな。」

 「まあな、だけど今回のあれについて色々とこいつに聞いていたが如何やらこの事件は弦神島のアルケミスト社第5研究所の事件に関連する奴だそうだ。」

 「あの事件って確か犯人は今も逃走中だったんだよな?」

 「ああ、だが・・・事はそう簡単にいかねえようだ。」

 そう言うとキンジはある女性の写真を見せてこう言った。

 「『櫻井 了子』、脳学者で研究員だったそうだが・・・ある論文

『人間と機械の融合』で学会から追放されたんだ。」

 「学会から・・・一体何なんだよ?」

 一夏がそう聞くとキンジはこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「人間の脳を機械に無理やり繋げることで機械に100%人間と

同じ動きをさせるって言う奴なんだが・・・あんたが東城 刃更、あんたは

これと戦ったことがあるんだって聞いたがどうだ?」

 キンジが刃更に向けてそう聞くと刃更は・・・あの時戦った

シャルロット・デュノアの事を思い出してこう答えた。

 「はい!確かに俺は戦いましたが・・・もしかして今回の一件にそいつが!!」

 「まだ分からねえがそれだけじゃねえな、転生システムが他勢力にも

出始めていることを想定しているとしてでもだ。・・・奴らがその『成瀬 澪』を

攫った事理由が分かればだが・・・。」

 キンジがそう言いながら頭を掻いていると・・・刃更がこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・あいつの中にアル魔王の力・・・!」

 『『!?』』

 刃更の呟きを聞いて全員が振り向くと千冬がこう聞いた。

 「東城・・・今のはどういう意味だ?成瀬の中にいると言う魔王の血と言うのは?」

 教えてくれと聞くと・・・刃更は澪の境遇を全員に向けて話してくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「目の前で親を・・・成程な奴が抱えている闇はそれだけ深かったのだな。」

 千冬は澪の過去を聞いて辛かったのだろうな言って頭を抱えているが

それだけではないとも思っていたのであろう。

 復讐者として力を付けると言うのは・・・ある意味それが成し遂げた時の虚しさが

出ることもあるが澪にとっては其れが全てであったのだ。

 魔法も・・・ISも・・・それら全ては其の為だと思うのならば

またそれも然りであった。

 「だがその相手が冥界の悪魔勢にとって枢機院のゾルギアともなればこれは深刻だ、

何せ今回の事で奴が白と言えば白とさせるように色々と手を打っている可能性がある。

何よりも」

 「・・・冥界にいるであろう今の魔王は穏健派って話だがそれでも枢機院にとっちゃあ只の駒扱いだ、幾らアザゼルさんが冥界にコンタクト取ったとしても

多分無理にになりそうだ。」

 じゃあどうするんだと思っていると・・・一夏がこう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「成瀬さんの機体のIFFから居場所を割り出して乗り込むってのはどうだ?」

 『『!?』』

 それを聞いて全員が振り向く中一夏はこう続けた。

 「いくら転移したとしてもISコアがある以上は反応があるはずなんだ、

それに刃更の機体だったら成瀬さんのIFFを追えるはずだろ?だから」

 そう言う中・・・刃更のISの待機状態である短刀から声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『刃更!成瀬 澪の居場所が分かったぞ!!』

 『『!?』』

 それを聞いて全員が目を見開いて驚いている中・・・通信機の向こうにいるであろう

アザゼルがこう続けた。

 『居場所は今送ったが気を付けな、奴は魔術結界で厳重に現実世界にアル

日本の山にいるが気を付けな?奴は研究者としてなら厄介な奴だし何よりも

勇者勢からそこの居場所を発覚されないようにしてあるから・・・俺らが・・・

パラキエルが来るまで絶対に変な事すんじゃねえぞ!!良いな!?』

 アザゼルがそう言って通信を切る中良しと言って一夏がこう言った。

 「場所が分かってんなら乗り込むべきだ!相手が何だろうが俺達の奥敵は

成瀬さんの奪還となるなら武偵局だって関わるだろうしそれに冥界だって

動くだろうしな!」

 一夏がそう言う中キンジも確かになと言ってこう続けた。

 「うまく行きゃあ弦神島からも応援が来るかもしれないしそれに俺達が動くことで

冥界側も動かざるおえねえだろうからここは」

 キンジもそう言って攻勢に転ずるべきだと言っている中で・・・

刃更が全員に向けてこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「待ってくれ・・・ここは俺に任せてくれねえか?」




 次回はその意味。
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