カオス・ストラトス   作:caose

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 出立します。


出撃

「何他人に向かってちびっこ言うんすか失礼じゃないっすか!?」

 フォルテが斯波に向けてそう言うが斯波は知らんこっちゃないと言うような表情を

しているとグリフィンが斯波に向けてこう言った。

 「待って!そのことは私が」

 「理由なんだけどそれは君たちが未だ彼と出会っていないと言う事だ、君だと手加減して最悪・・・他の皆に迷惑かけちゃうかもしれないからね。」

 「うう。」

 「それに今この学園島を守るためには戦力がいるのは知っているよね?

半数近くの学生の専用機のIS操縦士がいなくなるんだから

ここは大人しく待機して欲しいんだけど・・・どうかな君は?」

 斯波は千冬に向けてそう聞くとふむと千冬は暫く考えて・・・こう答えた。

 「いや、それならば私も納得がいく。だが居場所次第ではこの編成に少し

手を加えなければいけないが?」

 「構わないよ、それでだけど刃更君・・・場所は何処か分かるかい?」

 斯波が刃更に向けてそう聞くがけどと刃更は何やら躊躇している様な眼であったが一夏が刃更に目を向けると刃更は分かったと言って・・・データを目の前にアル大型スクリーンに映すと斯波は成程ねと言ってこう続けた。

 「ここから西にある廃工場だね?だけど・・・罠が無いと言う訳じゃないだろうね。」

 そう言うと飛鳥が前に出てこう言った。

 「じゃあ潜行してみるね、皆は後から来てね!」

 飛鳥がそう言うと同時に速攻で走って行くのを見てそれじゃあと言って斯波は

全員に向けてこう言った。

 「それじゃあ皆は一時間後に出立だね?今のうちに武器のメンテに機体搬出の

準備だけど・・・機体搬出の車はどうなんだい?」

 斯波が山田先生に向けてそう聞くとああはいと山田先生はPADを操作するとトレーラーの映像を見せるとこう言った。

 「このトレーラーにはトランスフォーマー『オプティマスプライム』と

同じ型式形状にトランスフォーマーすることが出来ます、それとですが万が一に備えてこの廃工場一帯には非常警戒警報を発令しますか?」

 「いや辞めておけ、敵が何処かに移動すると言う事を想定したうえで

行動をするべきだ。我々は飛鳥とやらの少女がバイクを使って現地に向かっているが

辿り着くには後33分は掛かるはずだ、それならばまずは無事な機体をトレーラーに

積み込ませる。総員はこれより損耗した機体の武装の補充と各部隊の最終チェックを

始める、既に政府に頼み込んで対悪魔部隊である特殊戦闘部隊を派遣させると連絡が

入っている・・・死ぬ気で成瀬を救うぞ!」

 『了解!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 全員が自身のISの準備を始めている中刃更は白竜・ファブニールの真ん前にいた、

そこには幾つもの武装が置かれている中刃更が白竜・ファブニールを起動させようとして乗り込もうとすると・・・背後から声が聞こえた。

 「何をしているのかしら刃更君?」

 「・・・楯無さん、簪。」

 刃更が楯無と簪を見てそう言うと楯無が前に出てこう聞いた。

 「何をしに行くのかしら刃更君?」

 「・・・俺は澪を救いに行きたいんです、今この瞬間にも

あいつが何されているのか考えたくも」

 「だから一人で行くなんて・・・死にに行くようなものよ?」

 「確かにそうですが・・・けど時間が」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「だからこそ俺達で行くんじゃないのかな?」

 そう言って現れたのは・・・勇者としての服を着た斯波が姿を見せたのだ。

 「・・・斯波さん。」

 「東丈君、僕達がこれから向かうのは死地なんだヨ?先ずは情報を精査して

そこからだよ。それに・・・相手は枢機院なんだからね?君も只じゃ済まないと

思うよ??」

 「だからこそゾルギアが報告する前に」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「刃更君・・・いい加減にしないかい?」

 「「「!?」」」

 刃更達が斯波の殺気の重圧に三人がそれに対してびくりとしているが斯波は

刃更に向けてこう続けた。

 「僕達は遊びに行くわけじゃないんだよ?それに何より分かっているだけでも

あの中・上級悪魔だけじゃなくて分かっているだけで神器持ちと

IS操縦者がいるのだから・・・・万全を期して戦わないといけないんだよ?」

 「それは・・・分かってますけど・・・!」

 「それに君は責任感強すぎるんだよ?君一人で戦う訳じゃないんだから少しは

落ち着いて周りを頼ろうよ!」

 ハハハハハと笑う斯波を見てハハハハハと鼻で笑ってこう返した。

 「それ言うんなら・・・一夏に言って下さいよ、あいつは色々と

隠し事しているんですから。」

 「其れもそうか、それじゃあ君たちは待機組だったね?」

 斯波が楯無と簪に向けてそう聞くとそうよと言ってこう続けた。

 「機体がボロボロだから今武装は箒ちゃんの機体に換装中よ、本当なら無理してでも

私が救援に行かなきゃいけないけどこの体たらくだし。」

 楯無はそう言って包帯塗れの自分の体を見せてこう続けた。 

 「だからお願いよ刃更君、皆を頼むわ。そして貴方も・・・無事でね。」

 「わ・・・私も・・・澪をお願い!」

 簪が刃更に向けてそう言うとああと刃更はそう答えると一夏が出てきてこう言った。

 「それじゃあ・・・行こうぜ。」

 一夏の声を聞いてああと刃更が答えて・・・戦場に向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「う・・・ぐ・・・。」

 澪が目を見開くと・・・暗いまるで大きな金属の中にいるようなその場所で澪が

目を覚ますと・・・自身の今の状態に驚いていた。

 「何で・・・腕が・・・鎖!」

 自分の背後に鎖で縛られているのを見て何でと思って動かそうとすると・・・

上から声が聞こえた。

 「お目覚めになりましたか?」

 「あ・・・あんたは!」

 澪がそう言って目の前にいたのは・・・ゼストであった。




 続く。
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