「敵機急接近!攻撃開始!!」
楯無がそう言うと同時に遠距離から刃更の遠距離射撃と澪と簪両名からのミサイルが
放たれた。
『スラッシュ2,フォックス1!』
『スラッシュ4、フォックス2!』
2人から放たれたミサイルの軌道を考えた一夏が全員に向けてこう言った。
「各員ランダム回避!回避後は作戦通りに分散し状況に応じて戦闘せよ、だが忘れるな。俺達の目的はISが保管されていると思われるコンサート会場の強襲である。」
『『『了解!』』』
その言葉を聞いてマシュと一夏が残るとヴィシュヌと鈴音がコンサート会場に向かうのをレーダーで見てとった楯無が刃更に向けてこう言った。
「刃更君!敵は2つに分かれたわ、片方はここに残ってもう片方は
コンサート会場に向かってるわ。」
『コンサート会場・・・もしかしてISがそこに!?』
「保管されている可能性はあるわね、部品単位で荷物を一時的に入れれば後は
向こうで組み立てるだけ・・・考えたら簡単だわ。バラバラにして保管しておけば
いいのだから。」
『・・・ここは俺と楯無さんで請け負うから澪と簪は向こうに行ってくれ!あっちで
見つけられて機体が動かされたら俺達の負けだ!』
『分かったわ刃更!簪行こう!!』
『うん!2人共気を付けて、多分残っているのが織斑君だったら・・・間違いなく
厄介な相手だから倒すんじゃなくて』
『時間稼ぎがセオリーだな、皆後は頼んだぞ!!』
『『了解!』』
その言葉を聞いて澪と簪がそっちに向かおうとして・・・幾つものビットのレーザーが
澪と簪に襲いかかってきたので避けて隠れると澪がこう言った。
『ああもう!数では向こうが圧倒的じゃないの!!』
『ISの兵装使ってるのは私達もだけど・・・あっちの方が手強い。」
澪と簪型が言いにそう言うのを聞いて楯無は仕方ないわねと言って向かった
瞬間に・・・盾を片手にマシュが機関銃を持って現れるのを見て不味いと言って
楯無が避けたと同時にマシュがビットを展開するのを見て自身も
ナノマシンクリスタルを使って疑似的な水のヴェールを造って攻撃を往なして回避すると今度は一夏からの攻撃で全くもうと言って下がりながらこう続けた。
「前に出ればあの子が視界を塞いであっちはそっちに気を取られた間に隙を見て
攻撃・・・最悪ね、向こうは攻撃し放題でこっちは封じれて・・・不味いわよ刃更君!」
『一夏さん、こっちは突出した楯無さんを封じましたが今のでこちらの作戦が読まれた可能性があります。』
「分かってるマシュさん、けどこっちは俺達を釘付けにさせればそれでいいから・・・ここは幾つもの壁になる場所が沢山あるから隠れながら攻撃するぞ。」
『分かりました、ここは地形が複雑ですが向こうも同じことを考えるかも
しれません。』
「そうなった場合は各自で対応するしかないが・・・向こうは4人で俺達2人・・・
籠城戦を洒落こむか?」
『そうですね、時間稼ぎがこちらの目的ですからね。』
マシュがそう言って通信を切ると一夏は地図データを見てこう呟いた。
「もしコンサート会場が駄目だった時はそれぞれ別々に予測地点に向かう事に
なっているけど・・・あいつら大丈夫かな?」
特に鈴音と呟きながら射撃地点から少し移動して・・・地図データから
状況分析する事となった。
「ビットは四方八方から配置していておまけに俺達が動けば牽制と誘導、そして攻撃。こいつら完全に理想的なタッグだぜ。」
刃更はそう言って状況を見極めていた、この戦いで一番重要なのは一夏の存在であるがその一夏の居場所が特定しづらいのだ。恐らくはスラスターは切っているか使っても
一瞬で微弱であることを考えて答えは一つであった。
「あの野郎、恐らくは天井か歩行しながら移動しているな。となると集音させて・・・いやあいつがそんな初歩的なへまはしねえだろうしやったとしても罠の可能性が高い・・あいつは本当に経験者のようだぜ・・・戦闘のな。」
そう言うとどうするべきかと考えていた、ブランクはあったものの戦闘経験は
少し戻っている事は自負している事から先ずはと思っていた。
「楯無さん一つ良いですか?」
『何かしら刃更君?』
「あいつを・・・一夏を見つけ出せる方法はあるか?」
それを聞いて楯無は暫くして・・・こう答えた。
『其の為にはまずもう一人の方を何とかする必要があるわね、どっちかが一人を
相手取って残りは全員で一夏君を』
「其れなんですが・・・一夏の方は俺に任せてくれませんか?」
『・・・それって男の子としてのプライド?』
「確かにそれもありますけど今ここで俺達が全員で動けない状況になるよりかは誰かがコンサート会場に向かう方が建設的です、最低でも簪と澪の2人がいけば
もしかしたら。」
その言葉を聞いて・・・楯無はこう答えた。
『分かったわ、それじゃあどうするべきかは考えてるの?』
楯無の言葉を聞いて刃更は実はと言って計画を話した。
『成程ね、向こうが連携組んでるのならこっちはって事ね。』
「それでも運任せなんですけどね。」
『まあやらないよりかはましね、それじゃあ簪ちゃんと澪ちゃんにもこの事伝えて。
反撃開始よ。」
楯無の言葉を聞いて刃更が身構えた。
「静かだな・・・何も気配がない。」
一夏はそう呟きながら工場内の機械の陰に隠れながら一瞬だけPIC移動しながら
歩いていた。
PICは一瞬だけ使って後は自力移動する事で熱を感じさせることもなく更に歩行時間を短めにすることで集音システムの感知を遅らせることで今いる場所の特定を
不可能にさせているのだが何かが可笑しいと考えてマシュに気を付けるように
言おうとした瞬間に・・・ミサイルの反応がレーダーに映った。
「な!この状況でミサイルって何だこの数!?」
可笑しいだろうと言いながら下がろうとした瞬間にミサイルが・・・天井や機械に
命中して吹き飛ばしたり天井の部品が落ちてくるのが見えて不味い不味いとマシュに
通信した。
「マシュ!如何やら刃更の野郎俺達の足場を崩すつもりだ!!土煙に紛れて工場から
出るぞ?!」
『りょ、了解!』
マシュがそう言って通信を切った後にビットの確認を始めた。
「(幾つかは埋まってしまって出すのに苦労しそうだな・・・これらは全て使うのは
やめて残りに全集中だ!)」
そう思いながら工場から出た瞬間に・・・
・・・・・一夏は背後の視界から刃更が見ているのが見えて回避した瞬間にその場所にペイント弾が当たったのを見てこう言った。
「全く・・・面倒事をするよなお前は!」
一夏はそう言って刃更のいる・・・マンションの屋上に向かって行った。
一方マシュはと言うと・・・。
「まさか工場を破壊してしまうとは・・・ですがこちらも大回りですが
コンサート会場に向かえば」
マシュはそう言いながら近くの商店街からアーケードを低く飛行してコンサート会場に向かおうとして・・・アーケードの天井が破壊されて其処から楯無が姿を見せたのだ。
「!?」
「お姉さんと遊びましょ!」
楯無がそう言ってマシュ相手にブレードを向けるとマシュもブレードを持って
互いに鍔迫り合いとなった。
「全くてお前は意外な事仕出かすよな!」
「手前じゃねえんだよ一夏!」
一夏と刃更は互いにそう言いながら攻撃していた、刃更のシールド・ビットと一夏のビットが互いに入り乱れて刃更のスナイパーライフルからのロングレンジ狙撃に対して
一夏は銃を使ってけん制しつつ近づくのが見えた。
あいつ本当にすげえ・・・!と互いにそう思っていると一夏が見えた刃更は
スナイパーライフルを置いてブレードを抜くと一夏もブレードを構えて互いに
攻撃しようとしたその時に・・・上空から声が聞こえた。
「そこまでだ、無能な人間ヨ。」
次回はアジュカが出ます。