カオス・ストラトス   作:caose

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 互いに紹介します。


刀使いの巫女②-1

 きゅおおおおおおおと・・・エンジン音が小さなお寺一帯に響き渡っていた、

誰もいないようなその小さな神社にて吹雪が降り立つと『衛藤 可奈美』と

『十条 姫和』は一夏とマシュを見て・・・『姫和』が刀を抜刀する構えで3人を

睨みつけていると『姫和』は先ずは『可奈美』に向けてこう聞いた。

 「・・・どうして私を助けたの?」

 「!ええと・・・その・・・あの時助けなきゃって思ってて・・・それにあの時の貴女が『折神』指令に攻撃しようとした時何だか・・・変な感じがして。」

 「!お前あの攻撃・・・見えたのか・・・!?」

 『姫和』がその事を聞いて驚いている中一夏が変身を解除してこう聞いた。

  「ええとその・・・聞かなきゃいけないんだけど」

 「「お・・・男!?」」

 『可奈美』と『姫和』が互いにそう言って一夏の格好・・・戦術機用ウエアの姿を見て

赤面して互いに『姫和』は片手で、『可奈美』は両手で目を覆って隠していた。

 何せ彼女達刀使の剣士たちは女子校並であり主に女生徒や女性教師が殆どであるが為

男性との・・・それも年齢が近い男ともなれば免疫力が殆ど無い彼女達からすれば

その格好・・・半裸のその姿は確実にショートする一歩手前である。

 「ななななな何で半裸!?」

 「まままままま前隠しなさいよ!」

 『可奈美』と『姫和』が互いに慌てた様子でそう言うが一夏はどうしようかと

思っていた、何せ服など無く制服はIS学園の為服など一つもないんだよなあと思っていると吹雪を纏っているマシュが出てくると今度は2人共一体誰だと考えているとマシュが

前に出てこう言った。

 「あのお二人とも待ってください!私達は敵ではありません!!」

 「女の人・・・外人さん?」

 「また変なのが・・・然もあの機体・・・『稼働装甲兵装』に似てるような

感じがするけどあれとは違う。」

 『姫和』がそう言って警戒しているが・・・サイレンの音が聞こえて全員が隠れると

『姫和』は神社の下からある物を取り出してパトカーが通り過ぎると3人を見て

こう言った。

 「取りあえずは身を隠すことが必要ね、それと・・・あ・・・貴方達の恰好を

何とかしなきゃ!」

 『姫和』は一夏とマシュ・・・特に一夏の恰好を見てそう言うと確かにですねと

マシュが言ってこう続けた。

 「下着とか・・・私達のはずっと着る訳にはいきませんからね。」

 「そうだよなあ、俺なんてこれ脱いだら真っ裸だし。」

 「「ま・・・真っ裸ーー!!」」

 2人はそれを聞いてまたもや何を想像・・・いや妄想したんだろう赤面になっていると取りあえずと言ってこう続けた。

 「あ・・・貴方達の服は私達が見繕うからここで待ってなさい!」

 『姫和』がそう言って立ち去って行くと・・・ああああ!と『可奈美』が大声出して

何だと思っていると『可奈美』は慌てながらこう続けた。

 「私の荷物とお金が宿の中だよどうしよう!」

 「・・・諦めるしかないわね、既に特別祭祀機動隊や刀剣類管理局が詰めかけている今もう戻れないわよ。」

 「そ・・・そんなあ・・・こんな事なら『舞衣』ちゃんのクッキー・・・昨日のうちに食べて置けばよかった・・・。」

 『可奈美』はそう言いながら『姫和』の後を付いて行ったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「『柳瀬 舞衣』は『衛藤 可奈美』と『十条 姫和』の事に関して何一つ

知らなかった様でした、それと・・・例の奴らについてですが。」

 そう言って少女・・・『獅童 真希』が4人の事を説明した。

 「あの2人・・・片方は見たこともないパワードスーツでした、Sアーマーとは違う

特殊タイプ、例の組織と関係あるかもしれません。」

 「そうか・・・それでもう一つの『稼働装甲兵装』と同じ様で違う手合いでした、

もしこれも例の組織だとするならば。」

 「そうだな・・・『衛藤 可奈美』と『十条 姫和』の確保と共にこの未確認の

『稼働装甲兵装』を手に入れろ、先ずは両名の学園長を招集して話を聞く。」

 「は!」

 『柳瀬 舞衣』が敬礼して答えて立ち去ると紫はこう呟いた。

 「まさかこの青い奴は・・・間違いないだろうな、直ぐに手に入れる必要がある・・・こいつも含めて。」

 紫はそう言ってコブリーナーの方に目を向けていたがその時の目つきが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・シャルバと同じ目の色であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うまく行ったわね・・・高速に入ればなんとかなるわ。」

 『姫和』がそう言って外の・・・貨物が入ったトラックから外を見ていると

神社の中にあったブルーシートを被っている・・・一夏とマシュを見かけた。

 「それにしてもあの機体・・・吹雪って言ってたわね、あれはあそこに置いて

良かったの?」

 『姫和』がマシュに向けてそう聞くとマシュははいと言ってこう答えた。

 「あの機体はこっちにとっては劇物ですし何よりも・・・今後の事を考えればあれは

身動き取れません。」

 マシュの言葉を聞いて『姫和』は確かにねと思いながら・・・2人を監視していた。

 何せ見たこともない物を扱うがために疑いの眼で見ているのに対して『可奈美』は

マントの様な全身隠せれるローブを身に纏っていると一夏達に向けてこう聞いた。

 「えええとさ・・・貴方達ってどなたですか?」

 そう聞くと『可奈美』は自身を紹介した。

 「私は『衛藤 可奈美』、美濃関学院中等部二年の13歳!貴方は?」

 そう聞くと一夏はこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「俺の名前は・・・『織斑一夏』、IS学園の一年生だ。」




 次回は・・・互いの齟齬。
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