カオス・ストラトス   作:caose

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 続きです。


刀使いの巫女③-③

『隠世』、それは荒魂のいる世界の名前でありその世界は干渉できないのが常識。

 「だけど・・・其れは荒魂じゃない常人の場合・・・だけどあいつが荒魂だったら

可能性は・・・ありそうね、だったら奴が持っている御刀だって出せるわね。」

 姫和はそう言ってあの時の事を思いだした、姫和はあの時自ら『刃威』と呼ばれる

攻撃術を使ったのだ。

 『刃威』とは『写し』状態で発動される力でその速度は銃弾ですら置いてけぼりを

喰らう程の速度なのだが其れを弾く、それも何も使ってない人間がだという事に

紫が荒魂になっているという情報は真実なのだという事である。

 だがそれが見えたという所にちょっと待ってと姫和は可奈美を見てこう聞いた。

 「貴方もしかして・・・見えてたのあの攻撃!」

 「ええええと・・・うん見えてたよ、私昔から目が良いから。」

 其れを聞いて姫和はあり得ないと思っていた、何せ『刃威』の速度は

銃弾以上であるがために普通ならば不可能なはずなのに一体どうやってと思っている中

それじゃあと可奈美は布団に入って・・・即寝た。

 「「「速!」」」

 其れを見た一夏達が驚きながらも全くと呆れている姫和であったが取りあえずはと一夏は部屋から出るとこう言った。

 「じゃあ俺向こうの下手で寝てるから何かあったら起こせよ。」

 「大丈夫よ、子供じゃないんだから。」

 「すみません一夏さん、本当でしたらゆっくり寝られる場所が必要なのに。」

 姫和とマシュが互いに一夏に向けてそう言うと一夏はあははと笑いながら・・・フロアに入って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして次の日の朝の明朝

 「あわわわ昨日は貰ったデータの解析とかで寝過ごしたよ仕方ない朝ごはんは

コンビニで」

 済まそうと累は言いかけてフロアに入った瞬間に・・・目の前に2つほどある

弁当が見えた。

 水稲は片方は保温型、もう一つは普通のタイプ。

 何これと累が言うと・・・台所から一夏が出てきたのだ。

 「あ、おはようございます累さん!」

 「お・・・おはようって・・・何これって言うか・・・これ君が作ったの?」

 「そうですねと言いたいですけど大半は近くのコンビニであった総菜とか

台所の中にあった残り物とかをチンして作ったのだけど・・・ああけど保温型の中には

味噌汁作ってますんで仕事場で食べて下さいね朝ごはんはちゃんと食べなきゃ仕事なんて出来ませんよ。」

 一夏がそう言って弁当を手渡すと累はええとと言う中一夏は更にこう続けた。

 「弁当箱何ですけど大きいのは朝ごはん、そうじゃないのは昼飯用なんで

気を付けて下さいね。」

 「あ・・・ありがとう・・・って遅刻遅刻遅刻ーー!!」

 累はそう言って出て行くのを見届けた一夏はさてとと言って・・・部屋の中を見てこう言った。

 「今日は掃除しておくかって言うかあの人の生活態度千冬姉と

あんまり変わんなくね?」

 そう言って取りあえずと可奈美達の分も作り始めたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うわあ・・・これ全部一夏さんが作ったんですか?」

 「まあな、家じゃあ俺が作る側だったからな。」

 可奈美はそれを聞いてへえと言って食卓の光景を眺めていた。

 白ご飯

 味噌汁(中身は大根の葉っぱと豆腐)

 ウインナーソーセージ

 漬物

 「取りあえず食事だな、必要なのは朝食だからな。」

 「そうですよねえ!・・・あの・・・納豆ありますか?」

 可奈美が恐る恐る手を開けるとあああったぞと一夏がそう言うと可奈美は

うわあいとルンルン気分で冷蔵庫から納豆を取り出してご飯にかけるのを見て全員が

こう言った。

 「「「「頂きます。」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それにしても朝ごはん量が多かったけど・・・良く食べれるわね。」

 姫和がそう言うと一夏はこう答えた。

 「ああああれな、朝はちゃんと食べると同時に一日の始まりだからな。

朝はちゃんと多めに食べて夜は少なくさせるんだ、夜はどうせ寝るだけで太るだろ

多く食べると?」

 「・・・理には適ってるわね、いいえちゃんと考えているしそれなら栄養学的にも

ちゃんとしてるわ。」

 姫和が一夏の言葉を聞いて成程と思っていると可奈美はそうだよねえと机を拭きながら答えてマシュは掃除機を付けて姫和はフロアの掃除、最後に一夏は周りの

掃除をしていた。

 匿ってくれた累に対する恩返しとして今こうやっているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「では貴様はまんまと逃げられたという訳か。」

 雪那が目のまえにいる舞衣に向けてそう言うと舞衣はそうですと言って・・・

雪那は大声で舞衣を責めた。

 「貴様は何をやっているというのだ!そのアンノウンの男相手に梃子摺るなど

貴様は刀使師か!!」

 「!」

 其れを聞いて舞衣はびくりとするが全くと雪那は舞衣に向けてこう続けた。

 「貴様についての処遇は美濃関学院の学院長に任せるが・・・これ以降は

こちらで対応するからそのつもりでな。」

 其れを聞いて舞衣は落ち込んでしまい部屋から出ると・・・ある少女が舞衣を見て

こう言った。

 「ねえ・・・あんたその男と戦ったんだって?」

 そう言いながら現れたのは・・・一人の少女であった。

 薄いピンク色の髪に先端は蒼で左側だけ結わえたサイドテールの少女

 だが何か異様な力を感じるその少女が舞衣に対してこう続けた。

 「あんたそいつに負けたって聞くけど本当?」

 「え・・・ええ。」

 また馬鹿にするんじゃないかと思っているがへえと言ってこう続けた。

 「そいつさ・・・強かった?」

 其れを聞いて舞衣はそうですと言うと同時に・・・少女が抜刀術の如く御刀を抜いて

舞衣の首元すれすれまでに当てるとつまんないと少女は舞衣に向けてこう続けた。

 「弱いわねアンタ、けどまあ・・・そいつがアンタ以下じゃないってのを祈るわ。」

 そう言って去ろうとする少女をあのお方はと舞衣は江麻に向けてそう聞くと

あの子はねと舞衣に向けてこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あの子は紫ちゃんの紹介で最年少で親衛隊に入った確か名前は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『燕 結芽』さんですね。」

 12歳のと聞いてその年齢でと呟くしかなかった。




 次回へ続く。
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