カオス・ストラトス   作:caose

293 / 304
 続きです。


刀使いの巫女⑤ー4

互いに一進一退の攻防であった、一夏と真希は互いの獲物を使って戦っているが一夏の

クローは格闘近接距離・・・つまりは殆どガチンコレベルの距離となる為メイスと言う

中距離殴打兵器とは相性が悪く然も一撃当たるだけで大ダメージを負ってしまうがために

何が何でも当たらないように気を付けなければいけないのだ。

 そんな中真希はと言うと・・・此方も酷かった、何せメイスとは先ほど言った通り

中距離殴打兵器である事から持ち手の内側に入り込まれたら真希自身も只では

済まないのだ。

 無論真希は其れを熟知としている事から常に寿々花と行動を共にしているが

今彼女はマシュを相手取っている中である為互いに一対一の戦いとなっている。

 真希はメイスを振いながら一夏を相手取っている中一夏はキャノン砲の弾数を

考えていた。

 「(弾数は左右合わせて8発、これ以上無駄玉は使いたくねえ。其れにあのメイスを

相手取るのに遠距離だと間違いなくあのメイスの中にアルキャノン砲の餌食、だけど

近づかなきゃ倒せないともなれば・・・糞が、完全にどっちに専念したとしても

戦闘に支障が出ちまう!)」

 これ以上の消費は間違いなく今後の戦いで不利になると思っている一夏は

キャノン砲の砲台を・・・左側だけ展開しているのを見て真希は何だと思った瞬間に一夏は機体の出力上げて向かって行った。

 「来た!」

 真希はそう言ってメイスを使って突進すると一夏はキャノン砲を真希・・・ではなく

足元の河に目がけて放った。

 「な!?」

 真希はその行動を見て何故と思った瞬間に水しぶきから・・・一夏がその姿を見せて

クローを展開するのが見えた。

 「しまった!目晦まし!!」

 真希はそう言って動きが少しだが鈍くなった時を見計らってここだと一夏が

そう思った瞬間に真希は其れに対して・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・メイスを手放して御刀を使って防いだのだ。

 「な!」

 「この程度でやられてしまったら僕は紫様の親衛隊にはいられないのでね!」

 そう言って一夏に対して御刀で弾き飛ばすと今度は真希が向かって行った。

 「お前の実力は確かに高い!だからこそ僕はお前に対して僕の剣で倒す!!」

 そう言うと一夏はそうかよと言って・・・右腕のクローだけで立ち向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あらあら、あちらは本気で戦っておられますのね?でしたら・・・此方も本気で

行きましてよ。」

 そう言って寿々花はマシュに対して御刀と曲刀の二刀流で向かって行く中マシュも

大型クローと剣の二刀流とで向かい合っていた。

 ガキがキと剣と鉄が弾きあうこの音が戦場に響き渡る中マシュは寿々花に対してこう言った。

 「お強いですね貴方は!然しなぜ私達を敵視するのですか!!」

 姫和さん達関連だけでは無いのですよねと聞くとそうですわねと寿々花はこう答えた。

 「簡単ですわ、貴方達が持っている・・・それ、その稼働装甲兵装を

奪いに来ただけですわ。」

 「稼働装甲兵装・・・私達のISを奪て一体何を!」

 「成程ISと呼ばれるのですねその稼働装甲兵装は?当たり前ですわ、その機体の解析と技術一つで私達は荒魂を討ち倒す力を手に入れることが出来ますわ。其れに私たちは

あの男・・・織斑一夏が持っている小さなボトルの様な物をも奪う事を目的と

致しておりますわ。」

  「一夏さんの・・・何の理由でですか?」

 「其れは紫様でしか知りませぬわ、ですが・・・私達親衛隊もまたこの国を守るための存在。御刀を持ちそして荒魂から民を守る、私たちは其の為に剣を振う。」

 其の為にと言って身構えるとそうですかとマシュも剣を構えてこう言った。

 「私も同じです、力ある者はその力を持って民を・・・ソシテ国を守らんがために

戦います。騎士として・・・国を守る者として私は同じ志を持つ貴方相手に戦う事を

誓いましょう。」

 「・・・あらそうでしたか?・・・でしたら!此花 寿々花!!

押して参りますわ!?」

 「マシュ・キリエライト、騎士として貴方を相手取ります!」

 そう言うと互いに・・・その剣を使って戦い始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「凄い、あんなに凄い人達を相手取ってる。」

 「ええ確かにね、けど私達は・・・あっちの方に目を向けなきゃいけないわね。」

 姫和の言葉を聞いて可奈美はうんと答えて沙耶香に目を向けると沙耶香は

攻撃していくと姫和は写し状態で互いに攻撃していきそして・・・勝負が決まった。

 姫和の一撃が沙耶香の体を両断して写し状態が切れるとこれでと思った瞬間に・・・

沙耶香はこう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「『無念夢想。』」

 そう言った瞬間に沙耶香の眼の色が更に赤く輝くと沙耶香は御刀を持って・・・姫和に立ち向かって行った。

 「な!」

 姫和は其れを見て驚きながら向かい合うが沙耶香は知らないと言わんばかりに

向かって行くと待ってと可奈美は沙耶香に向けて止めようとするが沙耶香は何も言わずに唯々まるでロボットの様に向かって行く中・・・姫和から割り込むような形で可奈美が割って入ると沙耶香は可奈美に対しても同じように戦っていると可奈美は一夏と舞衣との戦いを思い出して・・・あれだと思ってこう言った。

 「そんな心のこもってない剣で私を斬る事なんて・・・出来ない!」

 そう言って可奈美は沙耶香の・・・御刀を持っている手目がけて其の掌で

弾き飛ばしたのだ。

 「!」

 「『蛇弾き』!」

 沙耶香は可奈美の攻撃を見てびくりとした瞬間に沙耶香の腹部目掛けて・・・掌打を放った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「『視陸』!」

 「が・・・は!」

 沙耶香はその攻撃を浴びて・・・倒れて行った。




 蛇弾き
 一夏の篁流剣術の一つである『蛇掴み』を自分なりにアレンジした技。
 打撃における防御で刀を弾き飛ばすことが出来る。





 
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。