「一夏さん・・・御免なさい私!舞衣ちゃんと戦う事なんて出来なくてけど・・・
何か変だって事は分かってるんですけど・・・けど!」
「可奈美さん、俺は何が言いてえのか分かってるけどだったらさ・・・尚の事俺達で
舞衣サンを正気に戻さなきゃいけねえじゃねえか!」
一夏はそう言ってビルドドライバーをセットしてコウモリフルボトルとギアフルボトルをセットしてバッドギアーズに変身してドリルクラッシャーを顕現させて向かうと同時に・・
・・・・・オーディンは腰にマウントされていたロングレンジレーザー銃を掴んで
一夏目がけて攻撃してきたのだ。
「ぐう!」
一夏はその攻撃を諸に受けて吹き飛ばされるが何とか踏ん張って立て直そうとすると
オーディンが空を飛ぶのを見てマジかよと思いながら腰にアルフルボトルをギアから
ヘリコプターに付け直して変身した。
『コウモリ』!
『ヘリコプター』!
『BILUD ON!ARE YOU READY?』
「ビルドアップ!」
『ウイングダークヒーロー!〈バッドコプター〉!!YEEEEEEEEEY!!』
その音声と共に現れたのは漆黒の戦士であった。
背中にはコウモリの様な翼が4枚ほどヘリコプターのウイングを思わせる形状の武器
そして両腕にはサブのウイングが装備されていた。
「『仮面ライダー ウインバット』、闇の空じゃねえけど・・・
一っ飛び行きますか!」
一夏はそう言うと背中のウイングが回り始めて・・・ヘリコプターの様に空を
飛んだのだ。
「ふぇええええ・・・飛んでるよ~~。」
可奈美がそう言っていると一夏は舞衣の目の前に現れると攻撃しようとするも
相手の方が機動力が高く更に言えば遠距離用の武器を持っているオーディンが有利に
見えた。
その反対に一夏の方は苦戦していた、武器は恐らくだが両腕にアル
サブのウイングであろうが開示された情報を見てうげマジかよと言いながらも一夏は
仕方ないと言わんばかりに両腕にアルサブウイングにエネルギーを集中させると・・・
まるで手裏剣の様なエネルギー体がオーディン目がけて襲いかかってきたのだ。
「『ぐう!』」
オーディンは其れに対して左腕にアル盾を構えた瞬間に・・・
エネルギーシールドが現れて弾き飛ばしたのだ。
「マジかよ!」
そんなのありかよと思いながらもどうすれば良いんだと思っていると再びの猛攻に
此の儘じゃあジリ貧だと思っていた。
「一夏さん・・・舞衣ちゃん。」
可奈美はその光景に何も出来ない自分が恥ずかしかった、今の自分は完全に
足手まとい。そして何よりも人間に対して御刀を・・・武器を構えるという事に
対して・・・試合ではない真剣での正に殺し合いの際にどうすれば良いんだろうと
思っていると姫和の言葉を思い出した。
~~貴方はその手で人を殺める覚悟は出来てるの?
その言葉を思い出した、姫和がやろうとしているのは人間に憑依した荒魂・・・
つまり人間相手に刃を向けて殺さなければならないと言う思いがこれ何だと思い可奈美はこう思っていた。
「(私・・・全然分からなかった・・・姫和ちゃんが言ってたのはこれ何だ・・・人を殺すって言う重みに耐えきれるかって・・・私・・・ワタシハ・・・!)」
そう思いながら空を見上げた、追い込まれている一夏と恐らくは何かに
操られているのであろう舞衣の攻撃を見て自分は如何すればと思い刀の力を
緩めた瞬間に・・・声が聞こえた。
「どうしたのよ可奈美?」
「ふぇ?!」
可奈美はその声を聴いて目を見開くとそこで目にしたのは・・・
霧に包まれた石段とそこに座っている少女であった。
「し・・・師匠?」
可奈美はそう言って頭を一か所に結んでいる少女に向けてそう聞くと少女は
可奈美を見てこう言った。
「貴方らしくないわね可奈美、何かあったの?」
少女がそう聞くと可奈美は先ほどの事を言うとそうねえと少女は可奈美に向けて
こう聞いた。
「貴方は如何したいの?」
『私・・・ですか?」
「そ、貴方自身がどうしたかよ?今貴方はその力に苦悩している。
どうすれば良いのかを・・・殺すべきか放置するべきかってね。」
「私・・・分からないんです!舞衣ちゃんと戦うなんて出来ないし一夏さんみたいに
凄い力何て無くて私にあるのは只の剣術しか・・・其れしかない私に・・・何が・・!」
そう言って可奈美は等々泣き始めるとそうねえと少女は可奈美に向けてこう答えた。
「じゃあこういうのは如何かな?」
「・・・ふぇ?」
「貴方自身がやらなければいけないじゃなくて・・・『やりたい事と成したいことを
一つに纏める』って事ヨ。」
「やりたい事と・・・成したいことを?」
「そ、貴方は何をやりたいの?」
少女は可奈美に向けてそう聞くと可奈美はこう答えた。
「私のやりたい事・・・舞衣ちゃんを・・・仲間を助けたい・・・。」
「じゃあ成さなければならないのは?」
「舞衣ちゃんを止める事・・・ですか?」
「そ、後はどうするべきかはもうあなたは既に持っているわ。後は・・・
貴女次第よ。」
そう言うと可奈美の意識が遠くなるのを感じると少女は可奈美に向けてこう言った。
「其れともう一つヨ・・・好きになった人に対して貴方はもっと甘えなさい、
自分を本当の意味で包んでくれる優しくてソレデ・・・その人といるだけで
心が温かくなるようなそんな大好きを言える人がいたら逃しちゃ駄目よ!」
仮面ライダー ウインバット
見た目は『仮面ライダー龍騎』のナイトの背中に翼が付いている形状
飛行能力を持った新しい形態、主に暗闇の中での偵察を第一としているがために武装は
最低限の腕部兵装『ミニバッドウイング』しかない。