カオス・ストラトス   作:caose

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 第7話ですが1話で終わって第8話に入ります。


刀使いの巫女Ⅶ

「舞草・・・潜水艦まであるとはな。」

 「ええ、其れに機体の整備まで出来るとは一体どれ程の国家や組織が

関与しているのでしょう?」

 一夏とマシュは互いにそう言いながら潜水艦の中を探索していた、回収された後舞衣は

緊急手術として医務室に運び込まれ可奈美は其れを見守るがために待機して姫和は

今薫達と話をしていた。

 そして自分達はISを一端完全整備しないといけないがために本来ならば

機体の傍にいないといけなかったのだがエレンが2人に向けてこう言っていたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 「コノフネニワタシのグランパがノッテマ~ス、ハナシをシタイトイってイタノで

アンナイシタイノデスガヒヨヨンニジジョウヲハナサナイトイケませんから

アトにナリマ~スがシンパイゴムヨウ!ユーたちはオリカミユカリト゚はテキタイカンケイ。オナジテキなので~ス、ナノでカッテニシナイのでシンパイシナイデクダサ~イ。」

 そう言っていたが滅茶苦茶えええと思っていたので取りあえずと言って潜水艦の中を

歩きながら万が一に備えて遠隔展開する準備をしていると・・・目の前の扉が開くと

其処から現れた・・・白に近い金髪の老人が姿を見せたのだ。

 「おや、ユー達が孫の言っていたアンノウンアーマーの使い手ですね。」

 「・・・貴方は?」

 一夏はそう言いながら・・・予め握っていたコウモリフルボトルを持って身構えていると老人は待ちなさいと言ってこう続けた。

 「ユー達は折神 紫と対峙する存在、つまりは私にとっては『ALLY』だよ。」

 「その言葉・・・まさかあのチャットの投降者は貴方が!」

 「その通りだ、私の名前は『リチャード・フリーマン』。嘗てはS装備を手掛けていた今はしがない科学者さ。」

 「・・・『S装備』?」

 一体何なんですかと一夏がそう聞くとふむと言って『リチャード』はこう返した。

 「そうだな、先ずは其処からになるか・・・其処については」

 「グランパ~!ヒヨヨントハナシがオワリマシタカラキテモダイジョウブで~ス。」

 「おお、今行くよ・・・さてと・・・後一人も向かわせないとね。」

 「「?」」

 あと一人と聞いて一夏とマシュ入った誰なんだろうと思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「一夏さん!」

 「よお可奈美さん、舞衣さんの具合はどうなんだ?」

 一夏がそう聞くと可奈美はこう答えた。

 「うん、傷の方は小さかった事と応急処置がうまく行ってたから何とかなるけど

今日一晩は安静だって。」

 「そうか・・・良かったな。」

 「はい・・・!」

 可奈美は一夏に対して笑顔を浮かべて・・・僅かにだが頬を

赤く染めているのを見ておやおやこれはと『リチャード』はエレンに向けてこう言った。

 「お前もああいう人に出会えると良いな。」

 「ソレはマダサキで~ス。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それじゃあ・・・説明しよう。」

 『リチャード』はそう言って一夏達に向けて説明を始めた。

 「まず最初に・・・『S装備』についてだがこれは私が最初に手掛けた対ノロ戦

パワードスーツなんだ。」

 『リチャード』はそう言って明かりを灯すと目の前にあったのは・・・小柄でISに

比べたら貧弱そうに見えるそれであった。

 「これは刀使師達の力を何倍にも引き出しノロを相手取る為の鎧・・・だったのだが

こいつには稼働時間の短さが欠点だったんだ。」

 「稼働時間・・・一体どれくらい何ですか?」

 マシュがそう聞くと『リチャード』はこう答えた。

 「大体10秒がやっとって所だった、何せ写し状態をキープしつつ刀使師の力を

高めるものであったから。」

 「10秒って・・・其れ不味くなかったか?」

 一夏は少し呆れた様子であった、何せたった10秒ッともなれば確実に然も一撃で

討伐する必要があったのだから。

 「それでも当時は無いよりもましだった、私は幾度も稼働時間を延長させようと

試行錯誤を繰り返していたのだがあの時の技術じゃあこれが精一杯だった・・・

そう、20年前の相模湾の大厄災が訪れる時まではね。」

 「「!」」

 可奈美と姫和は其れを聞いてびくりとしていた、今では教科書に載る程の

大事件だったのだから。

 「ソレ迄はノロハバラバラにしてカクショニテシズメルノガイッパンテキデシタガ・・オリカミ ユカリガトウシュニナッテカラハガラリとカワリマシタ~。」

 「今迄はそれぞれ担当の寺社がやっていたのを折神家が一極にしちまったから

ノロのデータは最も溜まりやすかったんだよ。」

 エレンと薫が互いにそう言っているとそう、合理性だねと言って『リチャード』は

こう続けた。

 「その後からだ、稼働装甲兵装が誕生したのが。劇的に伸びた稼働時間に加えて

高い技術力、私はこれに違和感を覚えたのだ。」

 「・・・・あ、あの影。」

 可奈美はそう言って御前試合で姫和が紫を斬ろうとした時に見えたあの影の事を

思いだすとそしてと『リチャード』はこう言った。

 「其れに違和感を覚えていた私はある協力者からの情報を元手に舞草を結成したのだ、この高い技術力が何処から来たのかを考える中・・・君達が現れたのだ。」

 「「!」」

 『リチャード』は一夏とマシュを見て自分達がとそう言うと・・・影の向こうから声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「貴方達が持っている『アイエス』なる物の存在と恩田さんから提供してくれた

『吹雪』がその答えを導きました。」

 『!』

 その声を聴いてエレンと薫と『リチャード』が以外の全員が振り向くと

そこで目にしたのは・・・妙齢の着物を着た女性であった。

 すると女性は全員に向けてこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「お初めまして皆様、私が舞草の創始者にして折神 紫と20年前の真実を知る者・・『折神 朱音』と申します。」




 次回は第8話です。
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