「「シャルバ!?」」
一夏とマシュは互いに目を大きく見開いて驚いているとはいと朱音は2人に向けて
こう続けた。
「姉がそのシャルバと呼ばれる存在と話しているのを聞いていて私は恐怖しました、奴は姉に自身が保有する技術と引き換えに・・・ノロの血液を集めると言った物でした。」
「成程・・・そしてそこで得たのが稼働装甲兵装という訳ですね。」
フリーマンがそう言うとそうですと朱音は全員に向けてこう言った。
「それを私は姫和様、貴方の母上である篝様にこの事を手紙でお伝えしました。」
「!もしかして・・・これなのかしら?」
姫和はそう言って手紙を取り出すとそうですと言ってこう続けた。
「其の後に篝様は死去されましたが・・・その前に舞草を結成しシャルバを相手取る為に我々は準備をしました、そして・・・貴方方が吹雪と共にやってきました。」
朱音は一夏とマシュを見てそう言うと其れを聞いた一夏とマシュはびくりとする中朱音はこう続けた。
「貴方方が恩田さんに齎した吹雪とISの技術データ、そして貴方方が放置した吹雪の機体其の物のお陰でやっとですが・・・1号機が製造ラインに入れました。」
「「1号機?」」
一夏とマシュはそれを聞いて一体何なんだと思っているとフリーマンと恩田が互いにこう言った。
「我々が稼働装甲兵装に対抗するために建造させていた現存する稼働装甲兵装の
対抗機体だよ、技術的な壁が幾つもあり製造に時間が掛かっていたが君達の技術提供・・・まあ我々が勝手に解析していたのだけどね。」
「そのせいで私寝不足なんだよねえ、だけどそのおかげでやっと稼働装甲兵装に
対抗できそうな機体が完成しそうなんだよねえ。」
そう言うと朱音は全員に向けてこう言った。
「ここから我々舞草と姉・・・いえ、その背後にいるシャルバとの戦いが待っています。現在我々が保有する稼働装甲兵装はエレンと薫、そしてもう1機が含まれております。
後1機は現在製造中の機体、皆様・・・どうかお気を付けを。」
それを聞いて全員が散ると・・・ちょっと待ってくださいと朱音は
可奈美と姫和に向けてそう言うと2人は何だろうと思っていると一夏とマシュが
自分達はと聞くとこう返した。
「貴方方は格納庫に、そちらには既に貴方方の機体を整備するために置いておりますがやはり手探りでの整備ですので貴方方がの助力を必要としております。」
ですのでと言うとさあとフリーマンが案内していって・・・立ち去って行った。
「さて、貴方方を残した理由についてですが・・・貴方達が持っている
その御刀についてです。」
「「?」」
2人はそれを聞いて一体何なんだと思っていると朱音は・・・少しだが笑みを浮かべてこう言った。
「貴方達が持っている御刀は嘗て美奈都先輩と篝先輩が持っていた其れなんです。」
「「!」」
「これは恐らく宿命ですね、貴方方に20年前の姉さま達が出来なかった事を
やって欲しいという美奈都先輩と篝先輩の・・・?」
朱音はそう言って・・・2人の御刀である『千鳥』と『小烏丸』がうっすらとだが
赤く光るような感覚を感じて今のはと思っていると可奈美がどうしたんですかと聞くと
朱音は慌てていいえと答えると・・・ではと言って2人を下がらせると朱音は
こう呟いた。
「20年前の姉さま達が出来なかったことか・・・私たちが出来なかったではなく
出来て無かったことを後世の人間に押し付けるなど・・・私たちは
何処迄間違ったのでしょうかね?」
そして朝から可奈美達は訓練を始めた、目的は舞草の面々でもある長船女学園の
彼女達との特訓であった。
これらはいずれ来るであろう親衛隊や紫派との戦いに備えてである、
そしてそこには・・・舞衣も含まれていた。
本来ならば数日間の入院が必要なのだが僅かだがノロと同化していた事から治癒能力が高まった事からこうやってこうやって参加しているのだがどうも体の動きに
齟齬があるのであろうぎこちない様子で戦っていると相手方の生徒がこう言った。
「う~~ん、どうも貴方は指令型の刀使師ね。そう言う人間は高い視野である事を
重要視すると同時に危機回避能力も養ってなければいけないわ。だから今日は・・・
徹底的に扱くから覚悟しなさい。」
「は・・・はい。」
舞衣はそう言って立ち上がろうとするとおおいと・・・向こうから声が聞こえて何だと思っているとそこで目にしたのは・・・一夏であった。
「取りあえずだけど握り飯とレモンの砂糖漬けとかを水と一緒に持って来たぞお。」
一夏がそう言って近くに置くと長船女学園の女生徒の一人がこう言った。
「ようし皆休憩しようかあ!」
そう言って全員が了解~~と言って一夏が置いた食事を食べるとあれと可奈美は
こう聞いた。
「これもしかして・・・一夏さんが作りました?」
そう聞くと多そうだけどと言うと姫和を残した全員が目を大きく見開いて驚いているが可奈美はこう続けた。
「やっぱりだあ!このおにぎりの中身の昆布一夏さんが入れた時の奴に似てたから!」
「まあなあ、俺料理とかやるしそれに俺も剣道しているからやっぱそう言うのを
気にするからそういう配分だったんだ。」
それを聞いてへえそうなんだあと言って食事する可奈美を見てさてとと姫和も
食事を再開するがそんな中長船女学園の生徒達はこう思っていた。
「ははは・・・こんなに美味しくなるだなんて・・・女として悔しいな、」
「じゃあこのレモンの砂糖漬けも・・・何だろうなあ、凄くしょっぱいなあ。」
そう言いながら食事を再開し続けた。
女としての敗北を心に刻んで。
次回は練習後。