カオス・ストラトス   作:caose

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 第9話の始まりです。


刀使いの巫女Ⅸー1

その日も早朝から可奈美達が特訓している中一夏とマシュは自身の機体の

調整をしていた、何せ今迄簡単な整備しかしていなかったことからこうやって

オーバーホール紛いな解析と整備をしている中一夏に向けてやあとフリーマンが現れて

そう言うと一夏は何だろうと思っているとフリーマンがこう言った。

 「ここ最近は機体にずっと嚙り付いて休みを取っていないだろう?」

 「ええまあ・・・けど何ですか今?」

 そう聞くとフリーマンがこう言った。

 「うむ、実はここら辺では毎年年に2回祭りを行っているのだけれど君も今日は

皆と一緒に楽しまないかい?」

 そう聞くとへえそんなのがと思っているとあれと・・・一夏はフリーマンに対して

こう聞いた。

 「今・・・皆って聞いたけどそれって・・・可奈美さん達も?」

 「そうだよ、其れとだけど君が着ていたあの服は今クリーニングに出してるから・・・

はいこれ。」

 そう言ってフリーマンは一夏に夏祭り用の着物を手渡すとこう続けた。

 「今夜はお祭りのメインイベントがあるから参加してみてねえ。」

 其れじゃあと言って去って行くフリーマンを見て一夏ははあと思いながら・・・

焔天を見た。

 焔天は背面部スラスターが破損していた事から今はフリーマンと恩田によって

修復し始めており更に言えば遠距離兵装で必要な弾丸も補充されており現在は

元通り・・・とは言えなくはないがそれでも何とか戦えるようにはなりそうである。

 そして焔天とホワイト・パラディンを繋げている配線の向こうにアル一体の機体が

そこにあった。

 焔天に近い形状を持つそれは脚部にホイールが装備されており更にシールドも

装備されていた。

 それを見た一夏はさてと思いながら・・・着物の着替えに始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「凄い人だかりだなあ、まだ昼前なのにこんなにいるんだなあ。」

 一夏はそう言いながら周りを見ていると・・・目の前に数人の少女達が

来ているのが見えた。

 「あ、一夏さん!」

 可奈美が一夏を見て近寄って来たが可奈美も着物を着ていた。

 白地の着物は可奈美の純粋な心に会うような見た目であり髪もちゃんと結っていた。

 「おお可奈美さん、皆も着てるんだね。」

 「そうなんです!ええとですがその・・・似合いますか?」

 可奈美がそう聞くと一夏はおおと言ってこう続けた。

 「すげえ似合ってるぜ!」

 「い・・・一夏さんもその・・・似合ってますよ。」

 可奈美はそう言って一夏を褒めていた、今の一夏は藍色の無地の着物であった。

 そして暫くすると灰色の着物を見ているマシュが前に出てこう言った。

 「それでは皆さん・・・今日は一日楽しみましょう。」

 それを聞いて全員が楽しみ始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 可奈美は舞衣と共に金魚すくいをし、マシュは姫和と共に型抜きをしながら時を過ごしエレンと薫は的当てをして楽しみ、可奈美と舞衣はりんご飴を食し薫はエレンと

屋台の食事をして姫和とマシュが片やミント味のバナナチョコ、片や巨大な綿あめを

食している中一夏はぼーっと空を眺めていた。

 シャルバの存在がこの世界で確認され更に20年前に相模湾で起きた惨劇も

自分達の世界から始まった事なら終わらせるのも自分達だと思っていると・・・可奈美が一夏に近づいた。

 「一夏さん、こんな所にいたんですね。」

 「ああ・・・可奈美さん、ちょっと考え事をね。」

 それを聞いてそうですかと可奈美がそう思っていると近くにいた舞衣がこう続けた。

 「何か・・・お困りのようですね。」

 「あはは・・・まあね。」

 「それって・・・この間の話ですか?」

 可奈美がそう聞くとまあなと言って一夏はこう続けた。

 「シャルバは俺達の世界の奴だ、だからあいつをあの時俺があそこで倒して置けば・・もしかしたら可奈美さん達のお母さん達は死んでないんじゃないかと思うと・・・

そのな。」

 それを聞いて可奈美はそんなことありませんと言ってこう続けた。

 「一夏さんが何かしたわけじゃありません!悪いのはシャルバって人だし

一夏さんの機体が悪さしたってそれが一夏さん達が全て悪いとかじゃないんですから!」

 それを聞いて可奈美さんと言うと・・・可奈美は一夏に対してこう言った。

 「私の事・・・可奈美って呼んでくれませんか?」

 「え?」

 「だって一夏さん年上だし私たち其の・・・仲間・・・何ですから!」

 可奈美がそう言うと一夏はありがとうと答えると舞衣はではと言ってこう続けた。

 「そろそろ参りましょう、フリーマンさんが神社にて催しを開かれると

言ってましたので私たちも向かいましょう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3人が神社に向かって行く中マシュ達と共に姫和も姿を見せてくるとやあと

フリーマンが現れたのだ、如何やら迎えに来たのであろう全員に向けてこう言った。

 「それじゃあそろそろ行こうか、今日のメインイベントだからね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 フリーマンと共に神社の踊り台に昇ると既に多くの人々が席に座っており

何をするんだろうと思っていると・・・2人の少女達が姿を見せた。

 「あ、『米村』さんと『小川』さんだ!」

 「あの2人・・・そう言えば特訓でよく見た人たちだな。」

 巫女だったんだなあと言うと可奈美は知ってるんですかと聞くとまあなと一夏は

こう返した。

 「俺の幼馴染も巫女衣装着ていたからな、へえここでもあるんだなあ。」

 「へえ、幼馴染さんって巫女サンなんだ。」

 「まあな、序に剣道道場の娘さんなんだ。」

 「剣道って・・・流派って一体何なんですか!」

 「可奈美・・・お前其ればっかだな。」

 「お前ら何時の間に呼び捨てする仲なんだよ?」

 薫が何やら意地の悪い笑みを浮かべている中・・・祭事が始まった。




 次回はこの祭りの意味。
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