「あれが・・・20年前の相模湾大災厄が人災って・・・どういう意味なのよ
フリーマン!」
姫和がそう言いながらフリーマンの胸倉を掴もうとすると・・・エレンがそれを止めると何故止めるのよと大声でそう言ってこう続けた。
「こいつが今行った事が本当ならあの相模湾でどれだけの人が死んだか分かるの!
母さんも!!可奈美の母親も・・・あの時いた多くの人達がどれだけ傷ついているのか
知っているの!?あの事件が無かったら折神 紫がシャルバ何て奴にならなかった!」
そうでしょと言って全員が顔を下にしていた、当時でもどれだけ多くの人達が犠牲になり傷つきどれだけの刀使師が夢を棄てざる負えなかったかを考える中・・・そうだねと
フリーマンは姫和に同意するとこう続けた。
「私はあの時その船に乗っていたんだ、私は興奮したよ。日本政府しか知らず
アメリカ政府はここ最近になってやっとノロの生態を把握しつつあった中軍事利用とはいえノロをまじかで見た時は興奮したよ。そして御刀・・・あれには多くの可能性が
秘められていた、あの金属を解明すればどれだけ多くの未来で幸福な未来があるかを
思い返して年甲斐もなく子供の様にワクワクして・・・あの惨劇が起きた。」
20年前ーー相模湾
当時フリーマンは米軍の科学者として共に米軍の極秘船として表向きで買い取った
貨物船でノロと御刀を載せてアメリカに向かっていた中フリーマンは御刀を抜いて
興奮していた。
この御刀の金属には無限の可能性が宿っている事、そしてそれを解析すれば日本政府は新しい技術提供でアメリカとの関係は深まるだけではなく同盟国との貿易で日本は特需を持ち下向きな経済が生き返る事は間違いないと確信していた。
そしてノロを解析すれば通常兵器でも対抗できる手段が見つかり・・・
自分の息子が結婚した時に子供が戦わずに済むんじゃないかと・・・
普通の子供としての・・・ありふれた一生を送れるかもしれないと考えている中・・・
・・・・・あの悲劇が起きた。
ーーズドン!と言う音が聞こえたと同時に船が揺れたので一体何なんだと
思っていると・・・通信機から声が聞こえた。
『フリーマン大変だ!アンノウンが突如としてノロの格納エリアに侵入・・・
うわ何だこの武器』
「どうした・・・一体何が起きたんだ・・・!」
フリーマンがそう言うと・・・船が突如として傾き始めたのだ、其れを感じた
フリーマンは近くにあった御刀数本を持って外に・・・海に飛び出て最初に見たのは・・
・・・・・巨大な大荒魂とそれを背負った『砲兵』型ノロの姿があり其処から
何体もの・・・『騎兵』型ノロを生み出し始めたのだ。
「何だ・・・あれは!」
フリーマンはそう言いながらその光景と同時に船が相模湾の鎌倉に向かうのを見て
最悪だと思いながらも連絡手段がないことに・・・畜生と思っていた。
「そして数時間後には信号が途絶した我々を探索した米軍の艦隊が私たちを探した際に相模湾大厄災を知り早急に援軍として米軍を出撃すべきだと言ったが・・・
上層部の答えはこれだったよ。」
~~我々米軍は今回の戦いに関与する気は無い。
「それを聞いて私は怒ったよ、元々我々があのノロを運んだからこそあの惨劇が
起きたのに何もしない米軍に・・・そして全てを知って私は・・・あの日から悪夢を
見ない日は無かったよ。20年前はそれでこそ睡眠薬を服用しエレンが生まれた時には
嬉しかったと同時に刀使師にならないように願ったが・・・結果的になった事から
私は後悔しか残らなかった、だからこそ私はあの子が死なないように組織『舞草』を
造り上げS装備を進化させそして朱音さんと共にここ迄になった。舞草を造り上げる際に私は長船女学園の校長である彼女に真実を伝えた・・・怒り狂って泣きながら私に一撃を与えてこう言ったんだ。」
ーー何であの時助けなかったんだ!何で真実をあの時話さなかった!!あたしらがこの20年どんだけの想いで・・・生き残ったって言う苦しさで皆がどんだけ嘆いたか・・・手前らに分かるのかよ!?
「あの時の言葉は今でも私の心に刻まれてね・・・やっとこの後悔を・・・罪を
打ち明けれたよ、後は全てを公の場で伝え私や当時の関係者がその咎を償う為の
行動をしようと思っているよ。」
其れで全てが終わるよと言うと最後にと・・・フリーマンは全員に向けてこう言った。
「私のこの罪の告白に付き合ってくれたことに感謝するよ、元来刀使師とはノロを祓いそして鎮めてこの様な祭りで人々に信仰される事でノロの力を封じ込めるのが
普通なんだ。だからこそ言うよ・・・如何か君達もこの事を忘れないで欲しい・・・
これは私からの願いなんだ。」
フリーマンは全員に向けてそう言って頭を下げる中姫和は・・・唇を強く噛みながら去って行くのを見て可奈美は待ってと言おうとすると・・・
マシュが待ってくださいと言ってこう続けた。
「今は心の整理が必要なんです、そっとしておいてください。」
それを聞いて可奈美はええとと言いながらも・・・姫和を見送るしかなかった。
次回へと続く。