カオス・ストラトス   作:caose

314 / 314
 第10話の始まりです。


刀使いの巫女⑩ー1

 『先ほど、テロにおける武装所持の容疑で長船女学園、美濃関学院に対して警察が

強制捜査に踏み切り更に平城学園に対して警察は警戒網を敷き刀使師の帯刀令を

一時的に凍結』

 「そんな・・・他の学院迄。」

 「これで残ってるのは鎌符と綾小路武芸学舎・・・恐らくはどちらも折神 

紫の息が掛かっている奴らだ。」

 我々とは違ってなと姫和がそう言って周りを見ていた、長船女学園・美濃関学院・

平城学園の面々がいる・・・つまりは残っている2つの学校は紫派だと考えた方が良いなと全員は思っている中糞と米村は潜水艦の壁を殴ってこう言った。

 「我々がテロリストだと!我々が奴の・・・折神 紫・・・いや、シャルバを

何とかするためにこうやって頑張っていたのに・・・何故!」

 そう言うと恐らくと一夏は米村に対してこう答えた。

 「奴は折神家の力を使ってこの国の政治中枢を乗っ取ったんだよ、其れも

時間をかけて。」

 俺達の技術を提供したりしてと言うと・・・成程なと小川が顎に手を付けてこう言った。

 「そっちの技術はこちらからしたら貴重な技術だ、其れを餌に国はあいつに屈した・・・情けないな本当に。」

 そう言って自嘲気味に笑っていると可奈美はこれからどうしようと呟くと・・・

全員が俯いていた、今までのように折神家ではなく最早相手は国家と言っても

仕方ない中で・・・ナニカずるりと世界がズレる様な感じがしたのだ。

 「何・・・これ?」

 可奈美がそう呟く中一夏とマシュがどうしたと聞くがこの現象は・・・日本中の刀使師が感じたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「これは・・・何が起きているのか分かりますか?」

 フリーマンがそう聞くと近くにいた朱音がこう答えた。

 「この感じは・・・あの時と・・・20年前の相模湾の時と同じです。」

 「朱音様・・・つまりは。」

 累が朱音に対してそう聞くと朱音はええと言ってこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「大荒魂・・・シャルバが何かをやろうとする気配です。」

 朱音の言葉にフリーマンは通信機を使って可奈美達を呼んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「今のって一体・・・何なんですか?」

 可奈美がそう聞くと朱音は当時の事を思いだした。

 「私は20年前にこれを感じました、恐らくは隠世とこちらの世界との間にずれが

引き起って其れが大荒魂が生まれるきっかけとなりました。」

 「そしてシャルバは20年の時を経て今回行動を起こした、我々の行動を制限し

この国の主要機関を掌握して最後には我々舞草を事実上行動不能に追い詰めたのだ。最早折神 紫に立ち向かうための力など我々には無いに等しい。」

 フリーマンはそう言って今後の事を考えていた、現状取れる行動は2つ。

 ①此の儘舞草を一時的に解散して機会を見計らって再起を捗る。

 ②国外逃亡、国外に出て米国政府にこれ迄培った技術を代償に匿って貰う。

 「この2つが今我々に課せられた選択肢だ、先ず①が最も現実的だ。何せ我々が

隠れ家にしたあの村は衛星や地図データから見ても特定するのには難しい場所だ、

あそこを見つけれると言う事は我々舞草の中に折神家のスパイが

紛れ込んでいるという可能性が高い。ならば舞草を一度解体して機会を見て

立て直すと言った考えが理想的だね。」

 「だが手を拱いていれば折神家の影響力は更に強く成って最悪この国は折神 紫・・・いや、シャルバと言う奴の支配下になってしまうぞ。」

 それを聞いてその通りだと言ってもう一つの②についてを説明するが其れは・・・

悪手だとフリーマンはそう言ってこう続けた。

 「米国にこれらを渡せば短期間で量産と構築が可能だろうが間違いなく

他国の戦場で使用されるだろうね、そして内容次第では・・・国家間での

パワーバランスが狂いかねん。今日本の技術が漏洩されれば20年前の事件が出て

ロシア・中国が日本に対して好条件での待遇で交渉するはずだ。」

 そうなれば世界は再び争いの渦に巻き込まれるだろうなと言って全員がじゃあ

どうすればと思っていると・・・朱音は全員に対してこう言った。

 「第3の道があります。」

 「・・・其れって一体何なんだ?」

 薫がそう聞くと朱音はこう答えた。

 「・・・私が折神家の全て、そして20年前に起きた事を日本中に伝えると共に

我々舞草こそが正しい事を世論に証明させるのです。」

  『!』

 それを聞いて全員が目を大きく見開いていた、そんな事をすればアメリカや

日本だけでは済まない状態になってしまうと言う中朱音はこう続けた。

 「そしてそれをネットワークで通信して我々の居場所を折神家の親衛隊に

ばらさせます。」

 『!』

 それをしたら最悪舞草は崩壊するとフリーマンはそう言った、現在舞草のトップは

朱音でありもし朱音に何かあれば舞草はお終いですぞと言うと・・・一夏は

其れじゃあと言ってこう続けた。

 「俺のこいつは・・・使えますか?」

 一夏がそう言ってビルドフォンを机に置くとああそれと可奈美がそう言うと

こう続けた。

 「それって色んなネットワーク経由するから私たちの居場所だってばれるリスクが

減りますよね!」

 「ああ、こいつでネットワークを繋げて朱音さんの演説を流してソシテ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・折神親衛隊を誘い込ませます。」




 次回はその意味。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。