「へえ・・・其れが可奈美お姉ちゃんの稼働装甲兵装なんだあ?」
「そうだよ!これが私の稼働装甲兵装・・・『舞草』!」
そう言って可奈美は舞草に装備されている日本刀型コンバットブレード『斬地』で
ペルセウスの双剣を弾かせるとえへへと結芽は剣を持ち直してこう言った。
「アノ時以来だねえ可奈美お姉ちゃん、紫様に剣を向けた十条 姫和を守った時
以来だよねえ。」
「本当だね・・・私、あの時から貴方と戦いたかった!」
「私もだよお姉ちゃん?まあけど・・・一夏お兄ちゃんとも戦って気持ち良かったから
良いし2人共強いからさあ・・・だ・か・ら・・・2人倒して私が強いって所皆に
見せなきゃね!」
そう言いながら結芽と可奈美は剣檄の中互いに実力を出しまくっていた。
そしてその戦いは・・・ネットを通じて日本中に流れていた。
ーーねえねえ見てこれ。
ーー折神親衛隊ってこんなに小さい子なの?!
ーー私知ってる、神童って呼ばれてた子で5歳くらいで刀使師に選ばれたって聞いた。
ーーえ、この子うちの学校じゃん!
ーーけどこの子確か病気で入院していたはず?・・何で??
ーーそれよりも何で親衛隊のあの子と戦ってるあの子マジ強くない!?
ーーあの子・・・美濃関学院で決勝まで行った子だよ!
ーー可奈美ちゃん!?
ーーあれ?もしかして同級生??
ーーああはい!凄い強くてうちでも負けなしの子なんです!!
ーー・・・神童対天才児か・・・こいつは見ものだな。
ーーこれとは違うけどあの男の子・・・凄いカッコイイ!
ーー今それ言う?!まあ確かに・・・イケメンだーー!!
ーーうざ・・・けどあの神童が気に入るって事はあいつも強いって事かな?
ーー『『『『『『『『!』』』』』』』』
「凄い事になってますね。」
「ええ、この戦いで若し折神親衛隊がノロを使えば我々の無実が証明できるという
事でしょうがはてさて・・・うまく行くか如何か?」
朱音とフリーマンは互いにそう言いながらネット越しであるが甲板上である
2人の戦いを見守っていると・・・車がやってくるのが見えた。
「あれは・・・鎌符女学院の紋章が入ってます!」
「となるとあれは・・・折神 紫が関係しているようだね。」
「フリーマンさん!ここから150海里北北西の方角にて米軍海軍の艦隊が!!」
「横須賀だから来れるさ、恐らくは日本防衛とかの大義名分で我々を潰すために
差し向けたのでしょう。マシュさん宜しいですか?」
フリーマンがそう聞くとマシュが通信ではいと聞くとフリーマンはマシュに対して
こう聞いた。
「君の武装で米軍の部隊を相手取れますか?」
そう聞くとマシュはこう答えた。
『そちらの問題はありません!第0世代ISが当時の日本自衛隊と米軍の艦隊相手に
圧勝と聞いていますので。』
「でしたらそちらの方は貴方にお願いします・・・すみませんが宜しく
お願いいたします。」
『分かってます、其れとですが無力化するという事で良いんですね?』
「ああ構わないさ。」
存分にやってくれと言うと分かりましたと答えて通信を切るとフリーマンは
こう言った。
「ミサイル発射菅1番開け!2~4番は待機!!」
「了解!ミサイル発射菅1番開放!!ホワイト・パラディン機体準備良し?!」
「レーダー確認、敵米軍艦隊補足!ターゲットロック!!」
そう言うと同時にミサイル発射菅が開くと・・・マシュは通信室に対してこう言った。
「マシュ・キリエライト!ホワイト・パラディン・・・出撃します!!」
そう言うと同時に機体を起動させて米軍艦隊に向かって行った。
「艦長、敵潜水艦より飛翔体が放たれました。」
「ミサイルか?・・・対空迎撃!ミサイル発射!!打ち落とすぞ!?」
米軍艦隊横須賀基地から来た空母『ホーネット』と戦艦『フレッチャー』級の内
戦艦からミサイルが2機放たれたのだ。
恐らくは撃ち漏らしに備えてであろう間隔を開けた攻撃でレーダーを
監視していると・・・オペレーターが驚いた様子でこう言った。
「ミサイル撃墜されました!」
「何だと!空からミサイルだぞ!?撃ち落すなど・・・まさか噂の稼働装甲兵装か!!飛行能力を手に入れたとでも言うのか!」
「司令官!早急に戦闘機を発進させて様子を見た方が。」
「分かっている!『ライトニングⅡ』を発進させろ!!奴の正体を拝ませてやる?!」
司令官がそう言うと甲板から『ライトニングⅡ』が緊急発進していくと・・・
レーダー班が悲鳴を上げるかのようにこう言った。
「司令官!まもなく本艦と接触ラインです!!」
「もうだと?!速すぎる!未だミサイル撃墜から『ライトニングⅡ』が出て
1分半だぞ!!」
「何かの見間違いでは無いのか!」
副司令官がそう言うがいいえとレーダー班はこう続けた。
「もう間もなく目視で確認できる距離です!」
「誰か双眼鏡!」
司令官がそう言って双眼鏡を持って確認するとそこで目にしたのは・・・
ホワイト・パラディンであったがISを知らない司令官から見てこう呟いた。
「あれは・・・天使なのか?」
そう言うとマシュはホワイト・パラディンを下向きに動かして其の儘・・・
艦尾のスクリュー目がけて攻撃してきたのだ。
『ウワアアアアア嗚呼あああ!』
その衝撃で司令官が椅子から落ちるが命令を出した。
「損害報告!」
「スクリュー破損!これ以上の行動は不可能です!!」
「更にカタパルトの着陸ユニットを破壊!『ライトニングⅡ』を出せません!!」
「糞!着陸ユニットを破壊したら戦闘機は出させても帰還が難しくなる!!」
「司令官!『フレッチャー』級艦隊より緊急通信!」
「今も緊急だぞ!」
「『我、これ以上の行動は不可能!スクリュー損傷!!帰還不可能!?」
「向こうもか・・・仕方ない!駆逐艦と潜水艦隊に通信して我々を拾わせるように
伝えろ!!」
「それでは任務が」
「無理だろ?動けない戦艦など只の的だ、其れとだが飛び出した『ライトニングⅡ』は米軍の基地に戻るように伝えろ。近場程度ならば無事に帰れるはずだ。」
「了解。」
「あれが何であれ・・・我々はとんでもない国を相手取るかもしれないな・・・
航空戦闘機の時代の終わりかも知れんな。」
司令官は最後らへんそう言いながら脱出を始めた。
次回は所戻ります。