「あ・・・があ・・・!」
突如として結芽は自身の体に何か違和感が・・・内側から侵食されるような感覚を感じて苦しみながら突っ伏すと可奈美が大丈夫!?と言いながら近寄ろうとした瞬間に
結芽の体から・・・赤黒いまるで・・・ノロの様な感じが可奈美の体に響くかのように
辺り一帯を覆うのを感じた。
ーーえ、何此の映像!合成かCG!?
ーーいや、如何やらこれは本物の映像だよ。合成とかじゃこんな画像は出せない。
ーーじゃあ何よこれ!
ーー私・・・これ知ってる。
ーーえ・・・何??教えて!?
ーーあれは・・・ノロだ。
「まさか・・・想像とは違うまでも折神親衛隊がノロを使っていることが分かった事は間違いなく我々の目的がクリアされたのと変わらないな。」
「ええ・・・ですが・・・何故ノロの体液を人間の体内に。」
朱音がそう呟くと恐らくとフリーマンは仮定を説明した。
「あれが折神親衛隊にとっての通過儀礼だと思いますね。」
「通過儀礼・・・ですか?」
「そう、恐らくはノロの力に打ち勝つことが折神親衛隊に入れる絶対条件だと
考えるんだ。其れにより折神 紫・・・いや、シャルバが自らを守るのに都合が
良かったのだろうね。」
要は踏み絵みたいだねと言ったが朱音は本当にそうなのかと思っていた。
踏み絵と言うのは理解できるが本当にそれだけ・・・刀使師としての誇りを棄てて迄
ノロと言う人類と相対する存在を受け入れるのかと思っていたがレーダー班か
報告があった。
「フリーマンさん!マシュさんが帰投!!アメリカ艦隊は既に反対側に
引き返しました!?」
「そうか、ならば・・・上の皆の支援に向かう様に伝えて下さい。この戦闘は
一分一秒が勝負の分かれ目だ。」
「了解!」
レーダー班がそう答えて2人は甲板上での戦闘を見ていた。
「アノトキノヨウニハイキマセンヨーー!」
エレンはそう言ってアキレスの大槍を使うが夜見は其れをレイピアを使って
躱すかのように攻撃を往なすが今度は薫の月光丸が保有する
スラスター内蔵式日本刀で出力を上げながら夜見に対して叩きつけようとしていた。
「チェストーー。」
何か間の抜けたかのような感じであったが薫は其の儘叩きつけようとして夜見は
あっさりとそれを避けてこう言った。
「貴方の攻撃は単調です、避けるのは簡単ですが・・・。」
そう言っていると横から大槍で貫こうとするエレンの格闘ジュも併せ持つ
独自戦術でレイピアを使って往なしながらこう言った。
「貴方の鎗術は厄介ですね、拳と蹴りも加わりますから往なすのに時間が要ります。」
「デシタラソノママデテイってホシイデ~~ス!」
エレンの言葉に対して夜見はこう答えた。
「其れは出来ない相談ですね、貴方達を倒し彼が保有する力を紫様は
欲しております。」
「イッチ―ハアナタタチニはワタシマセン!」
「手前らにヒーローは渡せねえな。」
「ねー!ねー!」
それを聞いてでしたら倒しますと言って・・・互いの武器がガチ合った。
「まさか貴方が私のお相手だとは。」
「私じゃ不服って事かしら?」
姫和は目の前にいる寿々花に対してそう聞くと寿々花はこう答えた。
「そうね、私のお相手はマシュさんですの。あの方の戦いで私あれから
研究しましてね・・・勝ちたいと思って折角色々持って来たのに無駄に
なりそうですわ。」
寿々花はそう言って曲刀を持つとへえそうなのと姫和は寿々花に対してこう言った。
「じゃあ・・・私が貴方を倒してしまえばそもそもの無駄って事よね?」
姫和はそう言って御刀を抜くとあらそうと寿々花はその言葉に対して・・・
ヘッドギアの中でジトリと睨みつけてこう言った。
「あらそう・・・私は丁度良かったわ、マシュさんと言うメインディッシュの前の
前菜をさくっと食べて差し上げるわ。」
そう言うと互いに・・・戦闘が始まった。
「君達が僕の相手と言った処か・・・コッチガ外れくじだったかな。」
「何だと!」
「私たちが外れだと言うのか!」
米村と小川が互いにそう言う中真希はこう続けた。
「当たり前だ、君達と僕とじゃ格が違う。あそこにいる織斑一夏と交代であの沙耶香と言ったかな?そっちと交代させろ。まあ・・・君達だとあれにも勝てないだろうがな。」
そう言うとほおそうかと米村はハンターが持っているスナイパーライフルを構えると
小川も銃剣を構えてこう言った。
「勝てないかどうかは確かめたらどうだ?お前達みたいにノロに魂を売り渡した
外道よりかは良い戦いが出来るだろうな!」
それを聞くと成程なと真希は2人に対してこう言った。
「なら君達を全員戦闘不能にさせて・・・あっちに移らせる!」
真希はそう言ってメイスを構えて其の儘・・・戦闘に入った。
そしてこちらでは・・・決着がつこうとしていた。
「この人・・・強い!」
「悪いけど俺は負けるわけにはいかないからな・・・ここで倒させて貰うぞ!」
一夏はそう言いながら沙耶香に対して拳と蹴りの2重の戦いで追い込むと
このままじゃと思ったと同時に・・・一夏の焔天のクローが沙耶香の腹部に命中した。
「が・・・あああああああああああああ!」
「結芽ちゃん!」
可奈美がそう言って結芽に近寄ろうとすると・・・結芽は仮面を外してこう言った。
「お前は邪魔だクソノロが!あたしを支配できると思ったら大間違いなんだ
出てくるな!」
そう言ったと同時に結芽は自らの蟀谷に剣の柄を叩きつけて・・・黒いオーラが
消えて行ったのだ。
まだまだ続くよ。