カオス・ストラトス   作:caose

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 今回は戦闘ではなく政治関係です。


刀使いの巫女⑪-Ⅷ

あちこちで熾烈なる戦いが繰り広げていた、変貌する稼働装甲兵装に一夏やマシュのISの存在がネットにて明らかになり今やネットは大騒動であったが其れは・・・政府でも大事となっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 日本

 「な・・・何だこれは・・・!」

 首相がその戦いの様子を見てそう呟く中副官の一人が慌ててこう言った。

 「大変です首相!先ほどフリーマン氏捕縛の為に向かった米軍艦隊が航行不能に

陥っていると報告が!!」

 「何だと!艦隊がって一体どうやってだ!!」

 向こうにも艦隊でもあるのかと言うと其れがと・・・副官は其れがと言って

こう続けた。

 「単機・・・ダソウデス。」

 「・・・・・は?」

 お前何言ってんのと思っていると副官は更にこう続けた。

 「艦隊の後方にて監視していた海上保安庁の船からの報告でして如何やら・・・飛行する稼働装甲兵装がおりましてソレデ・・・。」

 「ふざけているのか!稼働装甲兵装が空を飛ぶ!?そんな事あり得んだろ!!

稼働装甲兵装が空を飛ぶことが出来るだなんて聞いたことが無いぞ!」

 「し・・・然し本当なのです!今その映像が海上自衛隊の解析班に届けられておりまして内容次第ではその・・・刀使師だけではなく自衛隊も出張る事となり得ます。」

 「無理だろ・・・米軍艦隊を単機で倒せれる程の兵器を持っているんだろ?海上自衛隊で対応は無理だろう。」

 首相はそう言って項垂れていた、無理もない、何せ自衛隊は今迄戦闘らしい

戦闘などそんなにやったことが無いからいざ戦闘となって対応が出来るのか

疑問点しか残らないのだ。

 すると首相の電話機が鳴ったので今度は誰だよと思っていると出てきたのは・・・

防衛省の大臣であった。

 まだ40代と若いがその実直さに加えて将来性から選ばれた彼が電話するとこう言った。

 『首相!先ほど私の方に報告が入りまして早急に部隊を編成するように

進言がありまして私も早急に許可を求めて貰おうとこうして電話をした次第です!!

自衛隊の各隊は既に配置済みで内容次第では出動が可能となっております!?』

 それを聞いて首相は内心うわあと思っていた、もし自衛隊が出動とする事態ともなれば各国が黙っているはずがない。

 米軍艦隊を迎撃した飛翔する?事が出来る稼働装甲兵装の存在が明らかになれば米軍は今度は本気で・・・確実に本土から部隊を派遣するだろうし

中国やロシア、北朝鮮、韓国、台湾などに至っては飛翔する機体・・・戦闘機よりも

小型で然も武装次第では重爆撃機並の武装を装備する事が可能ともなれば間違いなく

都市は壊滅打撃を迎えるだろう。

 「最悪は・・・核を使われる事だけは避けなければ。」

 そう言うと首相は外務省とも連絡を取って調を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アメリカ

 「何だと!派遣艦隊が壊滅!!」

 「艦隊は壊滅なれど船員全員に死傷者はいないとの報告だそうです、既に船員は

ボートで脱出し潜水艦隊が回収。現在は浮上警戒しつつ横浜の基地に

帰投中だそうです。」

 「一体・・・何が起きたと言うのだ?」

 「其れが何も・・・只分かった事と言えば敵は・・・飛翔する機械を纏った

人間の少女だと言う事ですが・・・。」

 「・・・・は?」

 お前何言ってんだと日本の首相と同じような目つきをしていていると副官は更に

こう続けた。

 「既にデータは衛星経由で戦略研究所にて徹底的に調べておりますがもしそれが

本当だとするなら・・・間違いなく米軍の日本に対する対応が様変わりするだろうと

睨んでいた。

 人間サイズの刀使師が使っている稼働装甲兵装が飛翔する事に成功したとするなら既に戦争は三次元の・・・最早お伽噺やアニメの世界ではなくなったのだと言う事だ、早急に解析して対応策又は・・・懐柔してこちら側の戦力にさせれば兵士は航空部隊や

パラシュート無しで部隊を展開して海兵隊や陸上部隊の手助けが可能となるだろう。

 「若し他国・・・EUだけなら未だしも中国やロシア、北朝鮮がコレヲ手に入れようと

躍起になるだろうと考えた大統領はこう言った。

 「早急に日本に対して国際レベルでの緊急会談を要請しろ!私と彼との一対一での

話し合いが出来るように調整するんだ!!うまく行けばアメリカだけではなく

同盟国全体がこの権益を持って敵国関連とのパワーバランスを崩して優位に

立てれる!?」

 「然し大統領!彼らは我々との政府関連での暗黙の了解であった相模湾大災害の真実を公にしました!!最早我が国と日本が今後も同盟関係をキープできるか如何か」

 「もしここで破談になって日本が中国やロシアに飛翔する稼働装甲兵装の技術の一端を提供されてみろ?其の後始末はわが国民と兵士たちの血で支払われるぞ?」

 大統領がそう言うとスーツの上着を体に羽織ってこう言った。

 「後のセッティングを任せる、他国よりも先にわが国が手に入れなければ世界の

パワーバランスがひっくり返る!」

 そう言って出て行くのを見て副官は慌ててスケジュール調整を始めた。

 そしてそれは・・・中国やロシアでもそうであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「成程・・・でしたらこちらも慎重に事を進めなければいけません。」

 「ああ、アメリカがこれを手に入れれば我が国の防衛技術を仕切り直す必要が

出てくるからな。」

 互いにそう言うと・・・中国とロシアは互いにこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「万が一に備えて海上と衛星監視網を厳重にすべきだな。」

 「そして何よりも・・・我々の目的のために。」

 そう言って互いに今後を考えていた。




 次回も戦闘です。
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